魔笛
魔笛
The Magic Flute
Die Zauberflote
監督:ケネス・ブラナー
出演:ジョゼフ・カイザー:タミーノ
エイミー・カーソン:パミーナ
ベン・デイヴィス:パパゲーノ
シルヴィア・モイ:パパゲーナ
リューボフ・ペトロヴァ:夜の女王
ルネ・パーペ:ザラストロ
トム・ランドル:モノスタトス
テゥタ・コッコ:第一の侍女
ルイーズ・カリナン:第二の侍女
キム=マリー・ウッドハウス:第三の侍女
脚本:エマヌエル・シカネーダー
スティーヴン・フライ
作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
指揮:ジェームズ・コンロン
演奏:ヨーロッパ室内管弦楽団
2006年 英国
これは魔笛のオペラ映画。 最寄りの映画館に掛かったのを見て来た。 (出演者欄が矢鱈と沢山だけれど、魔笛の主要な配役をあげるとこうなるわけですな)
実は、この日は風邪気味でちと辛かった。 それに、心なしか、夕べのが残っている気もするし。 そうは言っても、この機会を逃すと、もうしばらくは見られないかも知れないので、押して映画館まで出向いたという次第。
オペラ映画だからして、音楽は全てモーツァルトその人のスコアから。 但し、台詞も歌詞も英語による。
舞台を古代エジプトから、第一次世界大戦を思わせる、二大陣営の相対する塹壕戦の真っ只中に持って来た。 タミーノとパパゲーノは兵隊であり、三人の侍女は従軍看護婦である。 更に、ザラストロと夜の女王はそれぞれが両軍の指導者と言う設定。 ここでのザラストロは、民衆の好きリーダーとして描かれるのが印象的。 この演出が、フリーメイソンとどう関わりがあるのか、それともないのか、私には判らない。
CG使いまくりの、凝りに凝りまくった演出だけれど、こちとらの体調の悪さが災いしたか、途中ちと退屈してしまった。 残念至極。
ジェームズ・コンロン指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団による演奏は、颯爽としたなかに繊細さを併せ持つ、21世紀のオペラ映画に相応しい現代的なモーツァルトを表現。 これで低弦をもっと効かせてくれていれば尚好かったけれど、あるいは映画館の音響バランスがイマイチだったのかもしれない。
キャストでは特に女声陣が、夜の女王、三人の侍女、タミーナの順で素晴らしかった。
せっかくのオペラ映画、それも「魔笛」だというのに、今ひとつすぐれない体調のお陰で、充分に愉しむことが出来なかったのが残念である。 この映画は、そのうちに、DVDなどでじっくりと鑑賞し直したいところ。

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