亀戸梅屋敷寄席(6月5日)
令和六年六月五日(金)
偶々お休みの取れた金曜日。
生憎お天気とはなりませんでした。
どんより曇って、もう6月だってのに心なしかちと肌寒い。
こんな時は寄席見物でもするに限ります。(^ァ^)
落語、どっかでやってないかな?
なんて、調べるとすぐに見つかりました。
それも、我が家からそう遠くない亀戸梅屋敷寄席です。
しかも、この日のトリは(私も、昨年真打昇進を見届けた)三遊亭百生師匠と来てるじゃありませんか。(^ァ^)
こいつは聞き逃すワケにゆきませんね!
早速亀戸へと直行した私です。
▽▲▽▲▽▲
さて、会場入りすると(予想に違わず)お客さんの入りはイマイチ。(>_<)
私を入れても七~八人ってところでしょうか?
ものの見事に "つ離れ" しております。orz
そうは言っても、少しも手を抜かないのが寄席ってところ。
お客の数と出演する芸人さんの数があんまり変わらなくって、客席に座るこちらの方が、なんだか気拙いんですが。(笑)
でも、そんなお客の入りの悪ささえも(自虐を交えた)笑いに換えて、その日の高座を造ってゆく噺家さん。
やっぱりライブって凄いモンです。
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前座:三遊亭げんき 「やかん」
以前から注目していたげんき君。
噺の巧みさはそのままに、しばらく見ない間にグッと落ち着きを見せています。
ホント、「男子三日会わざれば刮目して見よ」ですよ。(@o@)
げんき君の開口一番は「やかん」でした。
途中差し挟まれる戦国時代の合戦を描写する場面で、講談調で述べる長~い言い立てがあるんですけれど、そこのところが熱演でヨカッタ!
こういうの、頑張って稽古したんでしょうね。
若い力とパッションを感じて(落語の内容とはまったく別のところで)グッときちまいました。w
以前聞いた「一目上がり」も良かったけれど、この日の「やかん」は言い立ての場面など技巧的な側面があって、本人の噺家としての成長と共に、ネタのハードルを上げて来たかの感があります。
三遊亭鳳月 「お見立て」
以前聞いた折り(二年前、三月の亀戸梅屋敷寄席)は、それほど良い印象を受けなかったんですけれど、この日はとっても良かった!
かつてはスマート過ぎて薄味に感じたのが、今回は演技がオーバー気味というか、前へ前へとガンガン意欲的に出て来るのがスゴク良いんですね。
ちょいと貫禄がつきましたか?(^^)
三遊亭楽之介 「三年目」
ご年配の師匠でした。
マクラから、客席を巧みにほぐして(って、相変わらず "つ離れ" はしていないんですが(^^;)ゆきます。
"三年目" って、亡くなった先妻がお化けになって亭主の前に現れる場面があるんですけれど、ちょっとした声音・仕草でもって、若くして亡くなった先妻を(その想いまで)表現してみせるんですね。
サスガの演技で感心させられました。
三遊亭朝橘 「子ほめ」
ここで中堅の師匠。
エネルギッシュで(お若いだけあって)ガンガン出て来るタイプ。
ウレシイねぇ。(^^)
こうなると、先程の楽之介師匠との対比が際立って愉しいモンです。
立派なガタイの朝橘が演じる、主人公の松っちゃん(与太郎みたいな立ち位置)のとぼけた表現が可愛くって可笑しかったです。(笑)
三遊亭好太郎 「ちりとてちん」
本来、この日のトリは三遊亭百生師匠だったんですけれど、それが急遽変更になったとのこと。
えぇ~?! 私、百生師匠目当てに来たんですけれど。(>_<)
まぁ、しょーがない。 寄席では間々ある事ですし。
そこへ、ピンチヒッターとして高座に上がったのが三遊亭好太郎師匠でした。
全体的にシュッとした印象の、私とそう歳の変わらぬ師匠。
「ちりとてちん」について、私は "ちりとてちん" を振舞われることになるトラさんの表現が、"諸事嫌味ばかり言ってる皮肉屋" なのか、"知ったかぶり" なのかで、噺家によって二分されるって印象を持っています。
で、好太郎師匠のは終始ライトな方と。
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この日の亀戸梅屋敷寄席。
出演の皆さん、いずれも個性的で愉しかったです。







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