October 09, 2020

すみだ北斎美術館

 
 
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お正月があって、夏があって、それから秋にも。 大相撲の本場所中ともなれば相撲ファンで賑わう国技館、そして両国駅ですが。
そこから、やや離れたところ。 と言って、駅からそのままトコトコ歩いてゆける辺りにあるのが、この「すみだ北斎美術館」です。

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その名が示す通り、葛飾北斎の遺した作品を中心として展示しているんですけれど、その建物のデザインがなかなか個性的でした!

ワタクシ、この建物の存在については、ずっと以前から気付いておりまして、すぐ傍を走るJR総武線の車窓越しに眺める度、その思い切りの良い、シャープなデザインに感心していました。
けれど、これが葛飾北斎の為の美術館とは(つい最近まで)知らずに居ました。

いわゆる「江戸趣味」とは対極にあるような、銀一色で窓とか見当たらない、シンプルな(一昔前の「近未来的」な)デザインと、浮世絵の巨匠とが結びつかなかったんです。

決して大きな美術館ではありませんけれど、地元墨田区の運営ですし、扱う対象も、葛飾北斎とその周辺に絞ってあるわけで、丁度手ごろな大きさにまとめたと言えるのかも。
建物のコンパクトなサイズからは、余分なものをそぎ落とした小粋さ。 そして、山椒は小粒でもぴりりと辛い (^ァ^) 的な小気味良さを感じます。

        ▽▲▽▲▽▲

そんな「すみだ北斎美術館」。
これまで総武線の車窓から眺めるばかりであったのが、平日に休みが取れたのを良い機会に、ふらり訪れてみました。

なにせ(あんまり話題に上る機会も無い)比較的コンパクトな美術館ですし。 その上テーマが北斎ひとりに絞られていまして、まして、この日はウィークデー。
館内はガラガラなんじゃないの? って、なんとなく予想していたんですけれど、あにはからんや、そこそこの人出がありました。 サスガ巨匠! 葛飾北斎。

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この美術館。 区の施設だけあってか、巨匠・葛飾北斎を記念する/讃える役割も果たしているようです。

ロビーには、地元の小学生が見学した折りの感想文なんかも展示されていまして、教育目的に活用されている様子。

そもそも北斎は現在の墨田区で生まれて、そしてそのまま、生涯の殆どを区内で過ごしたのだそうで。
ならば、郷土の偉人、大先達ってわけですね。 そりゃ、子供たちにしっかり教えておかねばってことになるワケだ。(^ァ^)
 
 
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 ※ この日は曇りがち。 ではあったんですけれど、美術館の外壁の銀色に、曇り空がオドロオドロしくもマッチしていました。(笑) 

  
生憎とこちとら、浮世絵や葛飾北斎について、ほとんど知識がありません。orz
それでも「神奈川沖浪裏」とか「甲州石班澤(かじかざわ)」など、「富嶽三十六景」の錦絵はワタシでも知っていた。
シロウト的に、こういう著名な作品が掛かっていると安心します。(笑)

それから、これは版画の良いところで、オリジナルプリント(当時の初刷りとかに)にこだわらなければ、状態の良好なのを選りすぐって展示出来るんですね。(^ァ^)

名高い「北斎漫画」は、小冊子化された複製が展示されていましたけれど、その点数が豊富(過ぎ (^^ゞ)で、かえって見切れなかったくらい。 これは、いつか機会をつくって、ゆっくり見てみたいですね。
 
 

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December 29, 2019

荷風の散歩道

 
 
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作家・永井荷風が京成八幡駅のすぐ傍(千葉県市川市)に居を定めたのは昭和三十二年のこと。 以来、亡くなるまでを、この地の住人として暮らしたわけです。

そんなことを、先日訪れた「永井荷風と谷崎潤一郎展」(市川市文学ミュージアム)で知り得た(今更ですけれど (^^ゞ )私。
文豪の足跡を訪ねて、京成八幡駅の付近へと行ってみることにしました。
なに、京成本線の二駅先。 自転車を漕いで、ちょっと遠出するくらいの距離です。

八幡までは単純そのものなコースですし、荷風の住居があったと思しき地域も、簡単に(いささか拍子抜けするくらい、呆気なく (^^ゞ )見つけることが出来ました。

荷風の暮らしたのは駅の北側。
このあたり、住宅が密集しています。
が、現在建っているのは(サスガに)新しい建物ばかりで、文豪の暮らした当時の雰囲気は、最早ありません。

荷風の住居。 あるいはその跡を示すような案内板とかも立ってはおらず。 しかし、近所の商店街に沿って「荷風の散歩道」なる旗が、ずらり下がっていました。(^ァ^)

永井荷風、京成線の走り過ぎる音(すぐ傍ですし)など聞きながら、「断腸亭日乗」を書き綴ったんでしょうか。
この商店街も、日々歩いたことでしょうね。
晩年の荷風が贔屓にしたという「大黒家」(いつもカツ丼を頼んだのだそうな)の場所も確認出来ました。
生憎と、近年閉店してしまった由。 その味、確かめること能わず。 此のこと心残りなり。

 
 

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December 21, 2019

永井荷風と谷崎潤一郎展

 
 
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永井荷風と谷崎潤一郎展

 
  2019年度市川市文学ミュージアム企画展

   荷風生誕140年 没後60年を記念して
 


    会場:市川市文学ミュージアム
    期間:2019/11/2 ~ 2020/1/19
 
 
お隣の市川市で、上記の企画展が催されていました。
荷風とも谷崎とも縁遠い私で、確かそれぞれの著作を一冊ずつ程度しか読んでいない筈なんですが。(記憶も、最早曖昧です (^^ゞ )

両文豪の自筆原稿、手紙とか日記(荷風の「断腸亭日乗」のごく一部)などなど、いろいろと展示してあったんですけれど、これが(あんまり達筆過ぎて (^^ゞ )中々読めない。orz
サラサラっと草書で書かれた手紙なんかが読めないのはともかく、原稿や日記までも歯が立たない。
だって、戦後の作品ですよ。 もうちょっとイケるかと想って掛かったら全然でした。(特に荷風!)

        ▽▲▽▲▽▲

驚いたのは、荷風が一時期、市川市内に暮らしていたということ。
京成八幡駅から、そう遠くない辺り・・・・って、私が通勤で日々通過している路線からも近いじゃないですか! 晩年あの辺りに転居して、亡くなるまで住み続けた由。
意外や文学に縁のある当地でした。(^ァ^)

その荷風と、同時代の作家として親交のあったのが谷崎。
と言うわけで、今回の「永井荷風と谷崎潤一郎展」の開催と相成ったようです。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、荷風と言えば、ヒョロリとした体躯、スーツに帽子、そして(いかにも度の強そうな)眼鏡を掛けた姿を想い出されますけれど、あの丸メガネが展示してあったのはヨカッタ。(^ァ^)
この企画展での最大の収穫は、永井荷風の丸眼鏡を見れたって事です。(笑)

小規模で、割合にアッサリとした展示でしたので、すぐに見終わっちゃいました。
 
 

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June 15, 2019

市川市動植物園

 
 
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平日の一日、偶さか代休を取ることが出来まして、市川市動植物園に行ってきました。

ここは、先日ご紹介したバラ園や長田谷津のすぐ傍に位置します。

定番の大型動物(ゾウとかライオンとか)こそ居ませんけれど、その分、こじんまりとした展示。 平日ということで空いており、ゆっくりと見て廻ることが出来ました。

ニホンザルを集めたサル山とか、鳥類を集めた巨大なバードケージなどもありましたけれど、現在のこの動物園のウリはレッサーパンダでしょうね。
 
 
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時々立ち上がって、周辺の監視を怠らないwミーアキャット。
この他、いそいそと忙しない(落ち着きのないw)コツメカワウソも可愛かったです。


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ボリビアリスザルのケージ。
小型のサル類、この他にもいろいろと居ました。

こうして地方の動物園を訪れて、小さな展示をひとつひとつ見て廻るのも、またイイものと思いました。(^ァ^)
 
 

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December 01, 2016

演劇:ホイップアーウィルの鳴く時

 
 
劇団 蚊帳の海一座 第25回公演
 
 
 ホイップアーウィルの鳴く時
 
 
  日時:2016年11月26日(土) 18:30
           27日(日) 13:00、16:00
 
  場所:菊田公民館
 
 
午前中、谷津コミュニティセンターを訪れた折に、上記公演のポスターが目に留まりました。
会場の菊田公民館と言えば、確か京成津田沼駅の辺り。 拙宅からならば、徒歩で通う事の出来る位置にあります。
夕刻からの公演ならば、今から出掛けて丁度良い按配でしょう。 見知らぬ劇団ではありますけれど、地元の劇団のようで、俄然興味の湧きはじめた私。
一旦我が家へと戻りまして、それから(いそいそと)京成谷津駅方面へと向かいました。

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初めて訪れた菊田公民館のホール。 こじんまりとした内部は、小さな舞台とアリーナ(?)状の客席とから構成されていました。
会場へと入ってみれば、お見事!満員御礼ですよ。

ベンチ式の座席は、一見して既にお客さんで埋まっているようですけれど、そこに更にスペースを造って、未だ席の定まらないお客さんを詰め込んでいくわけです。
こうなると客席のお互いが詰め合い、寄せ合わねば始まらないわけで、自然(ホールの客席のように)廻りに無関心(?)ではいられなくなりますよね。
僅かな空きスペースを詰めていって、そこに、どうにか一人分の空間を造ってゆく。
客席が、文字通りの鮨詰め状態となる、こういう形式は初めてで、私としては中々面白かったです。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、劇のストーリーの方ですけれど、これが、かな~り難解でした。 ボンヤリ観ていたもんだから、すっかり置いてかれちゃいましたよ。
判る奴だけ付いて来いってコトなんですかね。 でも、こういうスタンス、嫌いじゃありません。

客席を埋めたその殆どが常連さんたちとして、これだけ難解なストーリーを提示して、尚かつ満員御礼を保っていると言う事実。 素直にスゴイと想いました。

ドラマは幾つもの小さなエピソードから成っています。 最初それらは互いに無関係かと想えたのですけれど・・・・

・「幸運」と言うキーワード。
・抽象的な世界に棲んで「幸運」を身籠る産婦たち。
・「幸運」の訪れを、ただひたすらに待つ人々。
・旅の男が隠し持つ荷物の中身は?
・若夫婦は好奇心が旺盛。
・慎ましく暮らす家族の居た、その住まいは・・・・
・楽団を結成する労働者たちは、やがて賑々しく演奏をはじめる。
 
演劇ド素人の私が言うのもナンですけれど、舞台のクオリティはとても高いです。
個々のストーリー、その脈絡が掴み難くとも、芝居がハイレベルなので面白い。 なにより説得力があって、そこに誘われるように、見入ってしまいます。

それぞれが抽象的であったり、また現実的であったりと、雑多に見えたエピソード(?)たちですけれど、それぞれの繋がりが暗示される中盤以降から、俄然面白くなって来ました。

ワケが判んないよと匙を投げたりせずに、頑張って(笑)ここまでお話しに喰らいついて来て、やっぱりヨカッタ。 そう想わせられましたね。 私、既にして、一座の術中に嵌まっていたと想われます。

これが自宅でDVDや動画でも観ているのであれば、再生を一旦中断して、コチラの態勢を立て直す(考えたり、関連情報を検索してみたり)ところです。
が、舞台ではそうもゆかず。 舞台が真剣勝負の場ってことを、微塵も考えず、観劇に臨んだ結果ですなぁ。

斯くも難解なお芝居でしたけれど、ラストは唄で締めくくって、お陰で満足度がとても高かったです。
これぞ音楽の力。(ベースが素敵でした)

        ▽▲▽▲▽▲

我が地元でハイブロウな演劇が催されていることを知った一夜でした。

ちなみに表題の「ホイップアーウィル」と言うのは、ヨタカのことなのだそうで。

機会があれば、また観に行きたいと想っています。
 
 

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April 18, 2012

春愁 (駄文)

 
 
暫く更新を滞らせておりました。
 
先日(3月25日)所属オケの定期演奏会を済ませてからこっち、どうにも意気が揚がりません。
職場でも、どうにもクッダラナイ失敗を連発するし。 はぁ。
虚脱感? それもあるし、欲がなくなっちゃってる、とでも言うのか。 中々積極的に出れないんですね。
今年は、夏を目安として心機一転を図るってのが年頭からの目論見ですけれど、果たしてこんなことで上手くコトを運べるのかしら。
 
このところずんずん暖かくなって来ていて、カラダが戸惑ってるってことは確かにあると想う。
我ながら、気温の変化についてはおっそろしく順応性に乏しいんです。(毎年のことですけれど)
 
気が弛んで、よろず後手に廻ってる状態ってのは、快適とは言えないワケですが。
でも今は、このポカポカした陽気の中で感じるカルーイ憂いってのを、ちょっと愉しんでいたりします。(現金な奴)

ともあれ、休める時はしっかり休む。
自宅での時間は、牛乳飲んで、それから沢山眠るよう心掛けてます。(赤んぼかよって感じですけれど)
 
今、所在無くネットを彷徨っていたら、能村登四郎の句
 
 
    春愁の中なる思ひ出し笑ひ
 
 
というのを見付けまして。 読み返しては独り悦に入ってます。
俳句、イイねぇ。
 
駄文でありました。
 
 

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May 29, 2010

谷津バラ園

 
 
やっとこ風邪から開放されたようなので、晴れ間を見つけて近所の谷津バラ園に行ってきました。
時あたかも五月の半ば。
薔薇も丁度見頃を迎えている筈ですからね。 この機会を逃しては一大事(昨年見逃してますし)!というわけです。
 
   
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習志野市内、野鳥の飛来地として有名な谷津干潟に隣接する谷津バラ園。
最寄り駅は京成谷津駅なのですけれど、例によって私はJR津田沼駅方面から歩いて向かいました。

700種、7,000株のバラが咲き競う園内は、一望するとなかなか壮観な眺めです。
中には高名な品種、銘花、珍品などもあるんでしょうけれど、花にまったく疎い私としては、植えてあるものを順に観て周るのみです。
驚くほど多彩な品種それぞれの違いや、花壇のレイアウトの妙を眺めつつ、バラ園の回廊を歩けば、それだけでも充分に愉しめますから。
 
 
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但し、ごく至近距離から見てみると、生憎あまり綺麗なもの、状態の好いバラの花ばかりとは言えないですね。
花弁の付き具合や樹の姿勢など、いちいち完全無欠を所望するのは野暮かもしれませんけれど、これならばむしろ、我がご近所にも何軒かある、自宅の庭でひとつひとつ大切に栽培されているバラの方が・・・・・
ここは一度に沢山の花々、数々の品種を咲かせるゴージャスさを愛でるべきなんでしょうね。

帰り掛けには名物のバラ・ソフトクリームを食し(去年のカタキ討ちです!)て、満足して帰路に着きました。
 
 
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October 08, 2009

五輪逃がして台風一過

 
 
台風18号。 各地で被害が出ているようですね。
当地でも、昨夜来の豪雨に続いて、今日午前中はものすごい強風でした。
皆様お住まいの地域は大事ありませんでしたか? お見舞い申し上げます。

         ▽▲▽▲▽▲

さてさて、東京都が名乗りを上げていた2016年夏のオリンピック招致レースですけれど、先日の国際オリンピック委員会(IOC)総会でリオデジャネイロに決まりました。 南米では初となる五輪開催です。

結局のところ空振りに終わった二度目の東京五輪については、その招致運動を通じて、賛否いろいろと取沙汰されてきましたね。 私は今回の結果は、これはこれで好かったのではないかと考えています。
そして南米初の五輪。 これこそは、快挙といって好いのではないかと想うのです。

テレビで見た、招致の決定した瞬間のリオ市民の歓喜、その盛り上がりは正直ウラヤマシかったですね。
あのパッション! やはり、本来五輪は成長拡大のピークを疾う打っている国での開催よりも、まだまだこれから主要先進国に伍して・・・・という気概ある国での開催が望ましいと想います。

それは、アジアでの開催に限ってみても、1964年の東京/1988年のソウル/2008年の北京と、各々が成長発展している時期にハマっていますから。 だから今度はブラジルで、ということでイイと想う。 だから東京の出番ではないですよ、ここは。

リオデジャネイロも社会基盤、治安の問題とか聞き及びますけれど、それは五輪という国を挙げてのビッグイヴェントを迎える内、一気に変わってゆくことが期待できるもの。 五輪開催には、そういう変革の勢いを期待したいと想うのです。 (もちろん、善いことばかりではなしに、弊害も必ず伴うことでしょう。 ですから、清濁併せ呑まねばならないのですけれど)

ともあれ、2016年には南米ブラジルの文化を前面に押し出したオリンピックを見せてくれることでしょう。 初の南米五輪に、大いに期待したいと想います。
 
 

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August 29, 2009

お台場 ガンダム (1/1スケール)

 
  
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この夏話題の、お台場のガンダムを見てきました。
というか、見下ろされて来ました。 なにしろアニメの設定通り身長約18m、縮尺率1/1のリアルサイズ・機動戦士ガンダム立像ですからね。

この夏、ガンダムが大地に立ったのはお台場の潮風公園。
会期は2009年7月11日~8月末の期間限定です。
いずれは他所へと移設されるのかもしれませんけれど、海辺の公園に立ち、そして自然光に照らされる彼を見ることの出来るのは今しかないかもしれない、と思い至ったら是非とも見ておきたくなったのです。

不肖、お台場は始めてでアクセスも覚束なかったのですけれど、ここは(自分にとって)判りやすく、JRで一旦新橋駅まで出、そして「ゆりかもめ」を利用して新橋駅から最寄りの台場駅まで往く事に。
「ゆりかもめ」には初めて乗りましたけれど、海を臨みつつ走る実に気分の好い路線でした。
台場駅周辺は、予想通りなかなかの人出。

今に続く一連のガンダム・シリーズの祖、「機動戦士ガンダム」の世に出たのが1979年。 つまり今年で30年目になるんですね。
私もテレビでこの初代ガンダムの、少なくとも何話かは見ている筈ですけれど、もはや、ほとんど覚えていません。
ともあれ、歴代のモビルスーツの中から、あえて初代ガンダムを選んでくれたのが嬉しいよなあ。

台場駅で「ゆりかもめ」を降り、人の流れに沿ってそのまま潮風公園へと歩いてゆくと、やがて木立の間から見えてきました。 RX-78-2 MOBILE SUIT GUNDAM の勇姿。
 
 
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「あれが連邦のモビルスーツか!」
 
 
いやはや驚きました!
スゴイとは聴いていましたけれど、360度どこから見ても、本当に細かい部分まで、呆れるほど精緻に、リアルに造りこんであります。 我々は、30年目にして遂にガンダムそのものと出会うことが出来ました!

ガンダムらしさを特長付ける四角い腕や胴部分の他、ふくらはぎの丸みなども好い感じに再現されています。
両手足とそれから手首など微妙にひねりの効いたポーズがついているのも、ガンダムに躍動感を与えて効果的です。
そして、全身至る所に取られたメンテナンス用のハッチや注意書き(英文)の数々。 1/1サイズともなると、オリジナルのアニメでは描き切れなかった細部まで表現されて「ホンモノっぽさ」を盛り上げます。
 
 
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ガンダムの身長18mというのは、現実のジェット戦闘機と丁度同じくらいですね。 航空自衛隊のF-4EJやF-15Jが約19m。 こうして見上げると、その巨大感に圧倒されますけれど、「乗り物」としてみれば案外と妥当なサイズなのかもしれません。
でも、二本脚で立っている分、目立つよなあ。 戦場ではそこいら中から狙い撃ちされちゃいそうです。
 
 
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このお台場ガンダム。 素晴らしい出来ではありますが、やはりどこまでも立像なのであります。
各部に仕込んであるギミックや電飾などあるものの、あくまで1/1のフィギュア(!)であって、飾っておく以外、特に何かの役にも立つってモンでもない。
でも、それをここまで真剣に、完璧に造り上げてしまった、ある種バカバカしさ(!?)・・・・それって、なんて素敵なコトなんでしょうって想いましたよ。
これは愛、それも数多のファン、製作サイドの想いが実体化した30年目の奇跡です。
 
 
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October 24, 2008

セイタカアワダチソウ

 
 
我が家の近所を走るJR総武線の線路際に、セイタカアワダチソウの群落がほんのりとした黄色い花を咲かせている。
穏やかな秋の日差しを浴びてゆったりと揺れる姿など、季節を感じさせられてなかなか好いものである。

けれど言うまでもなく、これは我が国本来の植物ではない。 北米原産で、戦後になって川原や空き地、そして線路際などに多く見掛けるようになったもの。
こういう帰化植物とか外来種というと、圧倒的な繁殖力でフィールドを席巻し在来種を駆逐し去る、侵略者的なイメージがあるけれど、このセイタカアワダチソウもまたご他聞に漏れず、生育圏の競合するススキなどを追い出したりしているようである。

先日、新潟へ日帰り出張した折も、道路沿いにセイタカアワダチソウの花の絶えることが無かったし、みいさんのブログ「ふくろうの三十一文字」でも先日の記事で紹介されていて、この花は最早日本の各地に広がっているのが判る。

ところでそんな「セイタカアワダチソウ」。 文芸の世界では一体どんなポジションにいるのか。 例えば季語になっているのか。 セイタカアワダチソウ/背高泡立草を詠み込んだ句というものを目にした覚えが無かったので、ネットで検索してみたら、無いではないけれど、まだまだ少ないようである。
セイタカアワダチソウを詠んで人口に膾炙した、代表句と呼べるようなものを寡聞にして知らない。
だったら、まだまだこれからの分野なんだ。 いわばニッチ市場。 これからの季語として結構狙い目かもね、などと思うのである。
 
  

    こととひは背高泡立草越し

 
 
    したたかなセイタカアワダチサウ斬る

 
 
    逆光に泡立草のほつれ髪
 
 
                            もとよし
 
 

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