冬の蚊
冬の蝶、冬の蜂なんていうのが季題にあったと想うけれど、そうではなくて蚊なのである。
それが、ここ数日前から、急に湧き始めたものか、我が家の中に後からあとから進入して来る。
夏場の蚊と比べて、運動性は格段に劣るものの、なかなか果敢にアタックして来る奴らで、気のつかないうちに、あちこち随分と喰われてしまった。
それに、周囲を無遠慮に飛びまわって、接近してくる羽音が耳障りでタマラナイ。
とうとう、三月というのにに蚊取り線香を炊く羽目になった。 全くもって、季節外れも甚だしい。
そもそも夏でもないのに何故蚊が出るのか? もともと蚊の多い(例えば、以前の住まいに比べて)我が家とはいえ。
不審に想い、ネットで検索してみたら、チカイエカと言う種が、最近都市部で増えているとのこと。
こいつらは、冬季にも休眠せず、ちょっとした水場さえあれば、年中どこでも繁殖するというから、我が家の闖入者もこれかもしれない。
それにしても、蚊といえば夏の虫とばかり思っていた。 通年営業するタイプがいたなんてまるで知らなくて、吃驚仰天なのである。
人口の密集した地域ならば、冬場といえども気温は比較的暖かであろうし、各家庭からの排水なども豊富の筈。 繁殖に必要な条件は十分に揃っているわけである。
きっと、我が家の近所、建物の片隅に出来た水溜りやら側溝など、容易には目に付かない場所に、ボウフラの大量発生地があるんじゃあないだろうか。 でも、そうだとすると抜本的な蚊対策は立て難いよなあ。 これからは、年中無休で蚊取り器のお世話にならなきゃならんのか。
因みに、現在、我が家でこれだけ蚊がみられるというのに、近所のイオン津田沼ショッピングセンターでは、蚊取り関連の商品は、未だ売りに出してはいない。

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