July 18, 2009
JR津田沼駅を北口に出たら、北東方向へと向かう広い路をまっすぐに(右手にパルコ津田沼店を見つつ)往きます。
「九十九ラーメン」や「なりたけ」、「好」などの人気ラーメン店があるエリアを越えて更に歩を進めると、やがて道路の左手に小さな一戸建てが見えてきる筈。
以前、この建物には「島津庵」というお蕎麦屋さんが入っていたのでした。
お店は立ち喰い風で簡易椅子有りという、まあ、駅の構内などによくありそうなタイプです。
但し、駅の近くにあるというでなし、また人通りの多い立地というわけでもありません。(クルマの交通量は多いんですけれど) 地の利には恵まれない「島津庵」です。
それでもお蕎麦が結構美味しくて、またあまり混雑することがないし、なにより価格がとても廉いのが気に入って、私は善く利用してきたものです。
メニューには「ラーそば」なる、これは蕎麦の麺にラーメンのスープを組み合わせた独自のメニューもあったりします。 でも、「島津庵」での私のお気に入りはカレーライス。
普通、スタンド蕎麦のカレーといえば、ワタシ的に辛味不足で、喰ってガックリ来ることが少なくないものですけれど、ここのはしっかりと辛い。 そして美味しい。
また従業員らしき女性が好い人で、大盛りを頼んでルーが残り僅かと見るや、追加投入を申し出てくれたり、盛り蕎麦をこれも大盛りで頼むと、途中で出汁が足らなくならないか気を使ってくれたりするのです。
こういう配慮、お店の気風は素直に嬉しいものですよね。
すっかり気に入ってしまい、昨年の夏など、特に足繁く通ったものでした。
▽▲▽▲▽▲
そんなお気に入りのお蕎麦屋さんとも、なんとなく足の遠のいていた昨年の秋、気がつけば我が「島津庵」は姿を消していました。
同じ場所には、建物はそのままに内外装を入れ替えて、標題通り「響。」という つけ麺専門店 が出来ていたのです。 (枕が随分と長くなりましたね。 ここらからが本題です)
お気に入りの店の突然の撤退はちょっとばかりショックだったものの、気を取り直して「響。」入ってみました。
「響。」のつけ麺。 美味しかったですよ。 なかなかヤリますぜ。
そして如何にもの、今時の本格ラーメン(つけ麺)専門店らしい、お洒落な盛り付けスタイルや、お店の内外装。
でも、そこのところを素直に喜ぶことのできない私がいました。
巷にある本格ラーメン店などと比べて、どこか素人くささがついて廻っている・・・・そんな印象を振り払うことが出来ず、これはどこかチグハグではないの?、などと想うのです。
元々の「島津庵」が持ち味にしていた、のんびりまったりとしたアットホームさを、あっさりと切り捨てた本格派(?)への転向・・・・けれど、それが徹底し切れているというわけでは決してない、ある種脇の甘さに、いささか違和感を感じるんですよね。
その素人くささは、かつての「島津庵」にあっては美質であった要素、他店にはない魅力であったのですけれど、しかし盛り付けスタイルや内外装を一新して、本格ラーメン(つけ麺)店として位置づけようとしている風の「響。」ではなあ。
「つけめん専門店 響。」。 価格設定も強気だし、残念ながら、私にとって「島津庵」の替りにはならないな、と切なく想いました。
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June 27, 2009
某講習を受けるため、キッコーマン野田工場を訪れました。
そう、お醤油でお馴染みの、亀甲に萬の字のあのキッコーマンです。
工場は同じ千葉県ながら、拙宅からは少々遠い野田市にあります。
野田と言えば、江戸の昔から醤油の産地として名を馳せていますよね・・・・って、それを私が知ったのは、CDで聴いた古今亭志ん生の落語のお陰だったりするのですけれど。(ついでに、お醤油を「したぢ」と呼ぶことがあることも)
野田工場は東武野田線・野田市駅のすぐ傍に位置します。
広い敷地に建てられた歴史ある醤油生産プラント。 近代的な設備の隣では、かなり旧いものと想われる設備が未だ現役で使われていたりします。
モダンとレトロが交錯する施設群に、俄然興味を掻き立てられました。 ええ、ここでも工場萌えです。
講習会場に充てられたのは、そんな工場の敷地内に建つ、これまたとても旧い木造の二階屋。
これは、一体いつ頃の建築なんでしょう? 昔懐かしい小学校の木造校舎を小振りにしたような、レトロ感覚溢れる建物でした。
今となっては決して便利とは言えないし、また手も掛かるであろう、こういう建物をよくぞ残してくれた、というか未だ現役で使い続けてくれていることよ。 素晴らしいです、キッコーマン!
木製の窓枠(そう、アルミサッシじゃあないのです)、ペンキが剥げかけて滑りの良くない窓をガラガラガラッと開けるなんて、一体何十年ぶりのことだろう。
教室(?!)内を歩く度に、そこかしこの床板が軋んで鳴る、キシキシという音さえなんだか愛おしい。
この愛すべき建物に癒されたお陰かもしれません。 講習は適度に寛ろいだ、なかなかイイ雰囲気の中で進められました。
そして講習のメーンエベントは、工場内にある、今正に稼働している工場内施設の見学。 興味深かった・・・・というよりも、ずばりストレートに言うなれば、すっごく面白かったです。
全ての過程を終えての帰り際、お土産にキッコーマンの卓上醤油を貰っちゃいました。 ありがたく使わせて貰います。
キッコーマン。 すっかりファンになりましたよ。
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May 08, 2009
未曾有の不景気なれど、皮肉にも例年になく長い休みが取れちゃう今年の黄金週間。
この状況下では、連休を喜んでばかりもいられず、ここはなるべくお金を使わずに過ごすこと・・・・・この長い休みを如何にセーブして乗り切るかが、自分なりのテーマってことになっちゃってます。
そんな身辺ですけれど、まあ、ひとつくらいはレジャーを愉しもうじゃありませんかってワケで、またぞろ(?!)前回、そして前々回のメンバーを中心に集まり、行って来たのはサッポロビールの千葉工場。
ビールの製造工程を見学して、更に併設の千葉ビール園で飲み放題&ジンギスカンの食べ放題を楽しもうというコースです。
「遊んでばつかりぢやないか!」という声が聴こえてきそうですけれど。
サッポロビール千葉工場のあるのは船橋市の湾岸部、京葉埠頭。
不肖、地元にこれほど大規模なビール工場があるとは、まったく知りませんでした。
JR津田沼駅前から専用の送迎バスが出ていまして、これに乗り合わせて、いざビール工場へと直行。 あっという間に到着です。 着いてみれば、家から思いっきり近場なのでした。
なにしろ海はすぐ目の前です。 折りからの五月晴れに、風も爽やか。 周囲に椰子の樹が植えてあるロケーションも愉しくて、気分も一気に開放的になろうというもの。
イベントの前半はサッポロビール千葉工場の中を見学。 休日と言えどもビールの生産ラインは稼働中です。 みんなビールを愛してるんだ!
案内係りのお姉さんにピッタリと付いて廻る一同。
原料の仕込みから醗酵、そして出荷までと、ビール造りの一通りに渡って、見学コースは実に上手く造り込まれています。
ビール園目当てに来ているだけに、工場の方にはそれほど関心を持っていなかった(おい)私なんですけれど、見て廻る内に、品質管理とオートメーションを高度に突き詰め、大量生産を実現している巨大プラントのカッコ好さ魅せられてゆきました。 えゝ、工場萌えってえ奴ですね。
見学コースのお終いは、いよ待ってましたの試飲タイム。
今見て来た工場で造ったばかりのヱビスビールを飲ませて貰いました。
サーバーからグラスへと、とても丁寧にサーブしてもらったヱビスの旨さは、掛け値なしに感動モンです。
ここでは二杯頂いたんですけれど、あの咽喉越しを想い出すに付け、せめてもう一杯お替りしておけば、なんて、今ごろになって(意地汚くも)悔やんでいます。
さて、後半は併設のサッポロビール千葉ビール園へ移動して、んだ飲み放題&ジンギスカンの食べ放題コースです。
ビール園は総ガラス張りで開放的な造り。 その窓からは海、そして次第に陽の沈んでゆくのが一望出切る仕掛けです。
飲み放題、食べ放題に間違いはありませんでしたけれど、我々がジンギスカンに不慣れということもあって、ジンギスカンというよりは羊の焼肉みたいになってしまった。 あちゃ。
でも、これはこれで美味しかったですよ。 呑み、喰い、喋りを充分に愉しみました。
只、備え付けのタレは、ちょいとばかり不評でしたね。 私はそこに塩コショウして、味にメリハリを付けて頂いてみました。
帰りも送迎バスで、JR津田沼駅前まで送ってもらいました。
酔った身体に、夜風が気持ち好い~。
見学コースに「萌え」たし、試飲のヱビスは絶品だったし。 そして、正当なジンギスカンとはちょっと違ったかもですけれど、飲み放題&食べ放題も愉しかったし、その上費用も納得の価格で、とても好かったです。
気心の知れたメンバーが集って、近場で十二分に愉しむことの出来たことに大満足の一同でした。
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April 30, 2009
「ラーメンショップ かいざん」はJR津田沼駅から見るとずっと西側、中野木交差点の付近にあるラーメン屋さん。 駅からのアクセスとしては、隣のJR東船橋から向かった方が早いんではないかと思われます。
いずれにしても、駅近くにはないんですけれど、にも関わらずここも行列店です。
一見どこにでもありそうな、ごくごくフツーのラーメン屋さんの構えなんですけれどねえ。 とにかく、いつその前を通っても、お客さんの絶えるのを見たことがありません。
このロケーションにして、これほどの混雑振り。 そのワケを、確かめてみたくなるじゃありませんか。
偶々の通りすがりにカウンターに隙間を見つけて、好機到来とばかり、すかさず入ってみました。
背油の浮いたスープは豚骨醤油。 適度に濃厚で、旨みがずっと後を引きます。 麺もコシがあって美味也。 ヴォリュームも充分だし。
これは、只事ならぬクオリティではないですか。
トッピングはかなりシンプルなんですけれど、基本のスープと麺がこれだけ充実していると、いささかも不足を感じさせられませんね。
幾分風雪に晒された感のある店の雰囲気も、好きだなあ。 活気があって手際の好い厨房。 接客も爽やかで好感が持てます。
人気のワケを、見届けることのできた気がしました。
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March 31, 2009
ラーメン無限大 津田沼店 はJR津田沼駅から程近いところにある人気ラーメン店。 ここもお客さんが絶えません。
駅の北口を出たらばすぐさま左折。 そのまま線路沿い、東京方面にどんどん歩いてゆくと、やがて線路側に面した陽当りのよい店舗が現れます。
通りに面してずらりと並べてある椅子に待ちのお客が何人座っているかで、その時々の混雑振りが判るという寸法です。 客層としては、大学から近いせいなのか、若い人が多いですね。
肝心のラーメンは、首都圏で人気の「二郎」に似たタイプです。
甘みのあるスープに背油が浮かぶ。 麺は極太にして歯応え十分で、水分をあまり含まないのか、ごつごつとした食感は、好みが別れるところでしょうけれど、私はとても好きなのです。
注文時に野菜の増量を頼むと、丼の容積を上回りそうなほどの大量の野菜が載せられ円錐形を形作った状態で供される。 結構スゴイことになりますよ。 ずいぶんと喰いでがあって、流石の私でもしんどかった。
少食の方ならば、上にのった野菜だけで(麺にたどり着く前に)お腹いっぱいになっちゃうかもしれませんね。 ともあれ、美味しいから完食。 (麺の増量を頼まないでホントに良かったよ)
これまでに、もう5~6回は通っているでしょうか。 如何にもの若者向きラーメンなんですけれど、偶にチャレンジしたくなってしまうんだな。
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October 29, 2008
津田沼のラーメン屋さんシリーズ。 今回はいよいよ必勝軒をご紹介の番となった。
ここは津田沼を代表するラーメン店、というより、文句なしに県下きっての人気店であります。
JR津田沼駅を北口に出、千葉工業大学横のマロニエ通りをまっすぐに進むとやがてこの必勝軒が現れる。 あまり目立たない構えだけれど、決して尽きることのない行列(それも長~い)ですぐにそれと判ることになっている。
そう、この店は行列がつき物。 今度ばかりは、並ばずに入るのはまず不可能なのである。 已むなく日頃のポリシーをまげ、行列の末尾に着いた。
待つこと暫し。 ようやくありついたラーメンは・・・・手打ちの麺はプリプリッとして食感好く、スープは素晴らしく濃厚(表面にみるみる皮膜が出来てゆくのだ)で旨みに満ちて、他店のラーメンをことごとく圧倒する。 思いっ切りヘヴィーで、そのパワーに押し切られてしまいそうな気分になってしまった。 この内容ならば、行列に並ばねば喰えないというのも納得、と思いますね、サスガに。
一方トッピングは、こりゃあなんかの間違いですか? なんて言ってみたくなるくらいに寂しい。 チャーシュウなど、とても上質なんだけれどね。
まぁ、トッピングに然程拘らない方針の自分からすれば、ここはスープと麺に集中すれば好いわけで、これで好いや、とも思うのだけれど。
とまれ、全体的なクオリティーの高さから、県下きっての評判店の位置をキープしていることを納得させられる内容である。
ところで、この評判店はまた、キヨホーヘンのとても多い店でもある。
その濃厚な味わいへの真摯な批判というのもあるだろうけれど、やはり人気から来る期待、そしてその期待に僅かでも外れた時の反発の強さというのがあると思う。
またサービス面では、妙に明るく積極的な接客方針が、かえってこの店の初心者にとってハードルを高くしてしまう結果となることも、ないではない思う。 一見さんが運悪く店の流儀(ローカルルールとでもいうか)に外れる所作をみせれば、カウンター居並ぶ常連客らから「これだから素人は・・・・」視線の十字砲火に晒らされる羽目ともなるし。
地元にあるナンバーワン店。 ならば常日頃通うか、常連さんに連なるかっていうと、然ニ非ズ、そういう気にはならない。 ズボラな自分としては、いつでも思いついたときにふらっと入れる気軽な店が好い。 そういうのが自分向きだよな、などとと思うのである。
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October 12, 2008
JR津田沼駅を北口に出て「にぎわい横丁」へ向かう途上。 ついこの間まで、駅前でおそらく唯一の回転寿司屋が出ていた跡にラーメン屋が出店していたのを見つけて、ふらふらっと入ってしまった。 その名も「裏我馬らーめん」。
未だ開店二日目ということらしく、店頭に飾られた花輪も初々しい。
以前ご紹介した京成新津田沼駅の近くの「我馬らーめん」に対して、こっちは裏ですよ、裏我馬。
でも、裏っていうんで期待してしまったどこかアヤシイようなところは、今のところ確認出来ていない。
初回なんで、基本と思われる醤油ラーメンを食した。 表(?!)の「我馬らーめん」を喰ったのは大分以前で、もう記憶が薄れているのだけれど、あれから背油を取った感じの一杯であった。
その他に、裏独自のメニューみたいなのもあったようなので、そちらがとっても気になる。
店内はカウンターのみだけれど、本家「我馬らーめん」の窮屈なカウンター席に比べて、ゆったりと座れるのがありがたい。 私は、なにしろ狭い場所を苦手としていて、寿司詰め状態に置かれると、イイから早く喰えハヤク・・・・と急かされるような強迫観念が付いて廻るんだよね。
美味しいものは、やはりリラックスした雰囲気で頂きたいもの。
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October 09, 2008
麻婆豆腐の女房
~「赤坂 四川飯店」物語~
吉永みち子著
2000年 光文社
我が国の食文化に数々の中華料理、中でも麻婆豆腐を紹介したことで知られる中華料理人、陳建民さんと洋子夫人の一代記であります。
中国は四川省に生まれた建民さんは、早くに父親をなくす貧しい生い立ちのなか、やがて料理人の道を歩み始める。 早くから頭角を現すも、生来の放浪癖もあって、職場の不当な悪条件やケンカ、また経営者に騙されるなど、なにかことある度に、職場を次々と渡り歩いていった。
四川省から上海へ出、さらに台湾から香港を経て、とうとう東京へと辿り着いたのが1952年のこと。
その建民さんと東京で知りあい結婚した洋子さんもまた、苦労の絶えない生い立ちの人であった。
また、国際結婚など珍しかった頃であり、洋子夫人の実家(いささか複雑な)から歓迎はされなかったという。
それにしてもこの時代にあって、国籍、民族、言葉や文化の相違からくる無数の障壁の一々に堂々と立ち向かい、常に正面突破してゆく洋子さんの力強さ、包容力、そしてなにより明るさには、読んでいて只もうひたすら圧倒されてしまう。
まさに、この人あっての「中華料理の神様」陳建民であり、四川飯店であったのだと言えるであろう。
前進あるのみの素晴らしく前向きな性格、ざっくばらんで誰とも直ぐに打ち解ける、明るく屈託のない人柄の洋子さんは、放浪癖の一向に治まらぬ建民さんを巧みに(時に強引に)操縦し、遂に「四川飯店」を興し東京の地に根を下ろさせる。
建民さんはやがて「麻婆豆腐」に代表される四川料理を日本風にアレンジして広く紹介する他、当時始まったばかりのNHKの料理番組では講師を務め全国的な人気をはくした。(私、生憎とこの番組は未見であります)
建民さんにとって洋子さんはなんだったのか、二人はどんな夫婦であったのか。 それは、本書のあとがきに記された、お二人のご子息であり後の「料理の鉄人」陳建一さんの言葉に集約されていると思うので、お終いに引用させて頂きます。
「母あっての親父だったと思いますよ。 もし母と出会ってなかったら、結婚していなかったら、陳建民の成功はなかったとはっきり言える。 それを親父はよくわかってたから。 ママは神様がくれた宝物ですっていうのが、親父の口癖だったものね」
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August 01, 2008
JR津田沼駅を北口に出たらすぐ左折して、そのまましばらく歩けば「にぎわい横丁」が見えて来る。
たっぷりの道幅があるし、日当たり/風通しも良好なので、横丁を名乗られてもあまりしっくりこないのだけれど。
とまれ駅前にはつきものの、夜毎瞬くネオン関係の店はこの通りに特に集中しているのである。 言わば、津田沼の歓楽街ってところですな。 津田沼駅前と言うのは、ことこういう点についてはマコトに判り易いことになっているわけだ。
その代わりに、ほの暗い迷路のような裏通りを歩きつないで辿り着く、行き付けの古びて小さなお店・・・・・みたいなことは、この界隈ではまずありえない。 ある意味、面白くもなんともない街の造りになっちまってる、とも言える。
▽▲▽▲▽▲
さて、その「にぎわい横丁」に唯一つあるラーメン屋さんがここ、「ちりめん亭」
ラーメン激戦区津田滑にあって、決して人気店とは言えず、その前を通る度に空席ばかりが目立つ気がするのだが。
私が入った時も、他にお客はゼロで、店員さんがカウンター席に腰掛けて煙草を吸っていた。
店内の薄暗い照明にジャズ系のBGMは好もしいのだけれど、店全体になんだかダレた空気が漂う。
これは、入る店を間違えたかナと一瞬焦ったけれど、気を取り直して、季節メニューらしき酸辣湯麺を注文。
やがて運ばれてきた丼には、トマトやレタスなどが乗っていて彩り鮮やか。
味の方は、なんかチェーン店ぽい(って好く判らないけれど)感じですね。 ちっとも酸でも辣でもなかったけれど、まあ、それなりに満足する。
しかし、ここから歩いてすぐの処には「なりたけ」や「九十九」、少し脚を延ばせば「好」があるんだよね。 今後、「ちりめん亭」を再訪することは、多分ないと想う。
このお店、「にぎわい横丁」で飲んだ後の、締めのラーメンとして活用されたりしているのであろうか。 夜間、この前を通ったことがないので、想像に過ぎないのだけれど。
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June 12, 2008
仕事関係ですっかりドガチャカしているので、ラーメン根多でも買いてちょいとばかし現実逃避をば。
▽▲▽▲▽▲
麺屋空海 津田沼パルコ店
JR津田沼駅の北口側、津田沼パルコA館6階のレストラン街にあるラーメン屋さん、「空海」。
そのロケーションは抜群で、南側に大きく取られた窓からは、津田沼駅周辺を一望のもとに出来る。
私がこれまでに訪れた津田沼のラーメン店、その何処よりも圧倒的にオシャレ。
私が訪れた時は、ランチタイムを外していたためか、偶々他にお客はなく、好い塩梅に窓側の席へと座れた。お陰で、自分が日々乗り降りに使っているJR津田沼駅とその周りの景観を眺めることが出来た。
ゆったりと流れるBGMはジャズ系。 接客はあくまで上品。 流っ石、パルコに入ってるだけのことはありますね。
家族や友人とのお洒落なランチに、あるいはデートコースに、などと言った使われ方を想定しているんではないだろうか。
さてと、ラーメンのことも記しておかねばならない。
ラーメンには塩、醤油とあって、塩ラーメンが自慢らしいのでそちらを所望。
運ばれてきた塩ラーメンのスープは、まあ水準か。 麺も普通。 一方チャーシュウは、なかなか上出来かな。
総じて、どこにも突出したところがない。 強いインパクトを残さないのだけれど、チェーン店(本店は渋谷にあるそうな)ということ、そしてパルコの客層を考慮すれば、これは打倒な持って行き方かもしれない。
それにしても、ラーメンの内容に比して、値段設定が少々お高いのではないか。
でもまあ、場所代も込みとすれば、これは妥当なところなのかもしれない、と思いました。
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May 25, 2008
JR総武線津田沼駅の北口側、新京成線新津田沼駅に隣接するショッピングセンター、イオン津田沼店。
その一階にあるフードコートは、いつ訪れてもなかなかの盛況ぶりで、休日など、ランチタイムでなくても家族連れで絶えず混雑する。
競争も激しいようで、私が当地に越して来てからでも既に2軒が撤退、すき家とリンガーハットに交代している。
そんな、いろんな店舗が軒を並べている中で頑張るラーメン屋さんがここ、麺工房さのや イオン津田沼店。
ラーメンは醤油、塩、味噌、豚骨と揃う中で、私が頼んだのは醤油ラーメン。
まあ、極々フツーの味です。
とてもさっぱりとしたスープ。 でも、ちと物足らない。
決してマズいと言うわけではないのだけれど、あ~あ一食シクジッタかもしれんなぁ、ってそんなトホホ感が残るんだよね。
一方、ぶりっとした麺は美味しいし、煮卵も好かった。
学生の頃好んで喰っていた、学食のラーメンをふと想い出す。
とりたてて大きな不満はないんだけれど、でも内容に比して値段がイイので、これならば同じフロアにある「熊本ラーメン黒龍」で喰った方がずっと賢明かな、と想いました。
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May 13, 2008
津田沼駅の北口側、習志野五中の近くにあるラーメン屋さん。 「東京とんこつ 恵比寿 一代」。
そこそこに交通量のある広い道路に面してはいるけれど、駅前の繁華街からは随分と外れた地域にある分、ラーメン激戦区津田沼にあっても、目立たない存在かもしれない。
カウンターのみで横に長い造りの店内。
表の通りからは、大きく取られた窓を通して店内の様子が窺え、独り客でも入って来易い造りになっている。
スープはあっさりすっきり目のトンコツ。 一方麺は、ぷりぷりした食感が私好みのタイプだ。
厚めに切られた、しかい脂身少な目のチャーシューが絶品で、これは是非ぜひ、もっともっと食べたいゾと思わせる。
とは言え、これでチャーシュー麺をオーダーすると、自分にはボリュームがあり過ぎるんだよね。 なんとも悩ましい処であります。
この「一代」、津田沼にある他のラーメン専門店に比べると、総じてインパクトに欠けるのは否めない。
けれど、その店内には、駅前の繁華街ならば在り得ない、住宅街に店を構える小さなラーメン屋さんならではの、のんびりまったりとした空気が流れている。
▽▲▽▲▽▲
たとえば日曜日の、午後も二時を廻ったあたり。
お昼のピークも過ぎて、もはやお客さんも二三名を残すのみの閑居な店内。
何処でも好い、カウンターの空いている席に着いて、ゆっくりとメニューに目を通してみるとしよう。
あゝ、静かだねえ。
カウンターの向こうからは、寡黙な店主夫婦が黙々と立ち働らく、その微かな物音だけが伝わって来る。
どこか店の奥から、ヒクーク流れて来る、ラジオのプロ野球中継。
そして時折、外の通りを往き過ぎるクルマの音。
安普請でいささか草臥れた(失礼!)店舗ながら、それがまた実に好い按配にタソガレた雰囲気を醸していて、カウンターに座る自分の気持ちが、じんわりと和んでゆくのを感じる。
この空気感は、他ではなかなか得難いもの。
こういう趣を愉しむことの出来る人に、こっそりとお薦めしたいラーメン屋さんです。
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April 06, 2008
福一。 正しくは「手打らーめん福一 津田沼店」と言う。
以前、酸辣湯麺でご紹介した店がここです。
所在はあの「なりたけ」の直ぐ傍、道路を挟んだ向かい側に位置する。
昼夜行列の絶えることがない「なりたけ」に対して、こちらは何時入ろうと、余裕で席に着くことが出来る。 まあ、ラーメン専門店ではないし、麺類がメインとはいえ各種中華料理の店だからして、おのずと客層も異なるわけだけれど。
なかなか広めのホールは、いつも気風の好いおばちゃんが仕切っている。
中央には大きなU字型のカウンターがあり、その周りをテーブル席が取り囲む形。 独り客には入りやすいレイアウトと言える。
豊富なメニューの中から、ここに来れば、私はやはり酸辣湯麺。 かなりの確立でこれを注文する。 でも、他のメニューも結構イケます。 どれも、基本的にサッパリとした味で、まずハズレはない。 麺の量は、普通のお店に比べて大目かな。
禁煙席がなく、しかも客席の喫煙率が高いので、私にとって、何時も居心地が好いとは言えない。 そこだけが残念。
当地にある他の有名ラーメン専門店に比べ、然程のインパクトはないかわりに、何時でも安心して入れる店と言える。
身近にあって、年中無休で深夜まで営業してくれているというのもありがたい。
なんのかの言って、利用する機会が多いのです。
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March 05, 2008
私が津田沼の地に来て初めて入った店がココ、「SLつけ麺」。
津田沼駅の直ぐ傍、千葉工大を目の前にした位置にあるからして、大学生を主なターゲットにしているのかと思うのだけれど、勤め人、グループなど客層は結構多彩。
そもそも店名についているSLとは? ・・・・Steam Locomotive のこと? JR津田沼駅前にあるから? その昔、蒸気機関車が走っていたそうだし。 あるいは、店主が鉄っちゃんとか?
とまれ、店名の由来は不明なのである。
さて肝心のお味は。 昔からずーっとコレでやってますって感じの、フツーの中華、ラーメン屋のそれ。
メニューには麺類からご飯ものまで中華一通りが揃っている。
店名につけ麺を名乗るだけあって、モチロンつけ麺もある。 都内によくある「つけめん大王」とか、イメージして頂けると、かなり近いかもしれない。
でも、ここに来て私が注文するのはほとんどの場合タンメン。
大盛りをオーダーした覚えはないハズだが、普通サイズを超えたボリュームのタンメンがドン!と出て来る。
もう、これまでに何度も食べているけれど、大ぶりの丼がホカホカと盛大に湯気を立てているのが結構なド迫力で、見るたび、いつも一瞬仰け反ってしまう。
丼に盛られたたっぷりの野菜は、スープ面から円錐状に盛り上がって独立峰を形成している。
霊峰富士の如く、なだらかな稜線を持つコニーデは、頂上から崩す気にならず、まずは裾野の辺りから喰い始めるのだけれど、食べれど食べれど、なかなか減らなくて、いつか、タンメンと格闘しているような気分になって来る。 ようやく征服したころには、お腹一杯になって満足まんぞく。
店内は十分に広いのだけれど、テーブルのレイアウトがイマイチと言う気がする。 また、店内の喫煙率が高くて、混んでいる時の居心地はあんまりよろしくない。
しかし、なんと言っても駅の傍だし、腹ペコで帰宅する途上など、ここで腹ごしらえしていくって使い方が出来るのが好い。 深夜まで営業していてくれる、頼もしい存在である。
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February 11, 2008
タイのお酒と言えばこれ、メコンウィスキー。
近所のイオン津田沼店で安売りしていたのを、コワイものみたさについ買ってしまった。
ネットでその悪名(!)については聴き及んでいたけれど、未だ味わったことがなかったのである。
なんでも、あっちに滞在した人が、お酒と言えばシンハービールの他はこれくらいしか手に入らなくて、閉口したそうな。 あまり、日本人の口に合う飲みものではないらしい。
タイでは至ってポピュラーというこのお酒。 主原料は米で、それを蒸留した後にカラメルで色付けしてある。 だから、見た目は普通に琥珀色だし、ウィスキーを名乗ってはいるけれど、でもスコッチとかバーボンなどとは全く系統を異にするもの。
スクリューキャップがすごく柔らかくて、まともに開けることが出来ず、また一度開封すると、もうちゃんとは閉められない。 この辺からして、そこらのサケとは違っていて、ある意味楽しいゾ。
グラスに注ぐとセメダインのような臭いがツンと来た。 そして、口に含むと少うし薬臭く、妙な甘さがついて廻る。 甲類焼酎の思いっきり安っぽくクセのあるやつに、カラメルを加えて甘い風味とウィスキーぽい色をつけたってところだろうか。 如何にもの安酒って感じで、やり過ぎれば二日酔いは必定。
でも、私はそう嫌いではないよ、この味わい。 タイらしく仏像デザインのラベルを肴に、ちびりちびりと味わえば、なかなかに興趣がある。
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January 22, 2008
侘び住まいを出て四十九歩、きっかり歩いたところにコーラの自動販売機がアル。
この界隈ではそこにしかないドクターペッパーの350ml缶を、私は時々買うことがあるのだ。
ドクターペッパー。 好きな人っていますか?
ん、ゐない? さうですか、やはりね。
売っているトコを滅多に見ないことから、世間ではまるで人気がないんじゃあないかと想っているけれど。 でも、私は結構好きなんですよ。 コーラとはまた異なる、独特のクセのある風味に惹かれて、偶にコンビニや自動販売機でドクターペッパーを見つけると、嬉しくなってつい買ってしまう。
なんでも十九世紀には既にあったという、コカコーラよりも古い飲み物なんだそうで、でもコークの陰に隠れてひっそりと花咲く月見草です。 そんな、トラディショナルでかつマイナーというポジションが、また自分好みなのかもしれない。
コーラもどきの飲み物としてはもうひとつ、ドクターペッパーと似たような味だったと微かに記憶しているチェリー・コークがあるけれど、こちらは、もう随分と長い間飲んでいないなあ。
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January 16, 2008
我馬らーめん 津田沼店
JR津田沼駅と京成新津田沼駅と。 二つの駅を路線図で見れば、隣接しているようだけれど、実はちょいとばかり離れている。 例えばJR津田沼駅から京成新津田沼駅へと向かう場合、津田沼駅北口を出たら、津田沼パルコの前をカクンと右折。 そのまましばらくの間テクテク歩かねばならない。 案内板などは見当たらないけれど、路は真っ直ぐだし、イトーヨーカ堂を目印にすればまず迷う心配は無い。
そのJR津田沼駅から京成新津田沼駅に向かう途上にあって、結構目立っているラーメン屋さんがここ、我馬らーめん。 なにしろ立地が好いやね。 如何にも本格っぽい店の構えだし。 結構繁盛している。
店名を冠した、その名も「我馬らーめん」は、醤油系のスープに背油を乗っけた格好。 なかなか美味しい・・・・・けれどスープが少し薄目に感じられて、ワタシ的にはちと物足りないな。 一方、チャーシューはとろけるように柔らかくて美味しい。
店内はかなり狭いです。 10人も入れば一杯になってしまう。 中央にU字型のカウンター席があって、その外縁部にお客が座る形。 各席の間は無駄なく詰まっていて、しかも席のすぐ後ろには壁。つまり、空きスペースのあまり無いレイアウトなんである。 その上、繁盛しているお陰で、間段なしにお客が出入りする。
こちとら、狭い処に収まるのがもの凄く苦手な性質と来ているから、この体勢は結構ツライものがある。 あんまり落ち着かないので、そそくさと喰い終えて、さっさと退散。
美味しいことは美味しいけれど、これで「ここはスゴイ、また来るべし」とか想わなくなっているのは流石津田沼、ラーメン激戦区の故か。
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December 15, 2007
北海道ラーメン好旭川。
当地では珍しい、塩味をメインにしているラーメン屋さんであります。 「好」はKOOと読むのだそうな。
「問はず語り」では既に「九十九」、「なりたけ」という、どちらも我が家の近辺にあって行列の絶えない人気ラーメン店をご紹介した。 それが、この「好」の場合は、いつ入ろうと、すぐさま席に着くことが出来る。
前出の二店との人気の差は、味わいの違いよりも、立地によるところが大きいのではないか。 好みの問題には違いないけれど、私はこれらご近所ラーメン三名店の中では、この「好」が一番美味いと想っている。 とまれかくまれ、ゆけば待たされずに座れる、というのは、気の向いたときにふらりと立ち寄ることの多い、地元のファンにとっては頼もしい限り。
店内はカウンターのみだけれど、ゆったりとしたレイアウトで落ち着く。 隅っこに点けっぱなしの小さなテレビ。 彩色された壁には、魚介類や赤穂の天塩など、素材を選び抜いた旨の文句が踊る。
さて、「好」のウリである塩ラーメンだけれど、これは、私にとっての塩ラーメンの常識、概念とは随分と異なる。 なにしろ塩味の澄んだスープ、ではない。 おそらくは様々な食材、エキスを投入し、試行錯誤を重ね尽くしたであろう濃厚さで、なんとも複雑な味わいを湛えるしろものなのだ。 この店には、もう何度も通っているけれど、食べる度に、脳内分析結果が違い、したがってその感想も変わる。 よって、まだまだ落ち着いた感想が書けそうもない。
メインになる塩の他に、醤油と味噌もあり。 麺は、通常の他に太麺も用意されています。 私は普段あまり食べないつけ麺も、ここのはとても旨いと想った。
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September 27, 2007
帰宅の途上、あんまりお腹がすいてしまって、ふらりと立ち寄ったのが、イオン津田沼ショッピングセンター1階にあるフードコート。 ここは外食系のいろんな店が軒を連ねていて、こんな時には、とにかくありがたい存在である。 この日私が入ったのは、熊本ラーメン黒龍と言う店。
いつもならば、お客さんの絶えない人気店なのだけれど、なにしろもう十分過ぎるくらい時間が遅いせいなのか、この時は私が唯独りの客である。
熊本ラーメンって、好く判らないのだけれど、大雑把に豚骨ラーメンの一つと理解して好いのかと想う。
丼は意外に小ぶり。 麺は細くて、ほとんどカールしない。 こういうのが熊本スタイルなんでしょうか。
お好みで、茹で具合を指定することが出来る。 私は大概の場合、麺は硬目を好むけれど、こと黒龍の場合は、ノーマルの茹で加減が一番合っているみたい。(忘備録として記すものなり)
味は・・・・・なかなか旨かったです。 スープの濃い目なのがワタシ好み。 具が豊富で、どれもなかなか美味しいのにも感心した。 そういえば、私は豚骨とはあんまり相性がヨロシクない筈なのだけれど、ココのは十分愉しめる。
さて、麺をあらかた平らげた段階で、スープも具も、まだまだ残っているではないか。
さあ、こうなると替え玉が欲しくなる。 なにしろ麺が若干少なめだったし、スープは濃い目。 さらに具も美味しかったしで、まぁ、必然的にそういうことになるよね。
なんか、店側にしてやられたり、と言う気がしないでもないけれど。 バラ銭をカウンターにパチリと置いて、「替え玉!」と声を掛ける。 ほんの少し豊かな気分になる一時。
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September 01, 2007
昨夜、シベリアを買った。
なんだか急に甘いものが欲しくなって、仕事の帰りに好く立ち寄るスーパーで求めたのだ。
シベリアは、薄く切った二枚のカステラの間に羊羹を挟んで、丁度サンドイッチのような具合にしたもの。(羊羹の替わりに、餡子を使うこともあるらしい)
カステラも羊羹も、然程高級なものを使っているわけではないけれど、そう悪かない味ですよ。 お茶請けに持って来いかな。 ナンか甘いもン喰いてぇ、と言う欲求が、たちどころに充足されたのは言うまでもない。
明治の昔からあったお菓子らしい。
和洋の素材を合わせるところから、なんだかアンパンを連想させるけれど、お菓子としてアンパン程の隆盛をみなかったのは、カステラに羊羹と言う、各々高級感を伴うモノを素材とした故ではないだろうか。
それにしても気になるのは、「シベリア」と言うネーミングのこと。
カステラと羊羹を合わせたものが、一体全体どうした理由でシベリアになっちまうのか。 明治の頃にシベリアから我が国へ渡来したお菓子、というわけでは、もちろんない。 その謂れについて諸説あるようだけれど、どれも定説には至っていないようである。
個人的には、なんとなくハイカラなイメージを狙ってみましたって感じでシベリア。 つまり、大した意味合いはないんじゃあないかと思っている。 そこで仏蘭西や伊太利でなく、まして露西亜でもない、西比利亜と名乗るあたりが一捻りであろうか。 新宿の中村屋がロシアパンを売り出したのが、やはり明治の後期だと言うから、あるいはそれに便乗してと言うことはないのかな。
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August 12, 2007
BAR レモン・ハート 第23巻
古谷三敏 ファミリー企画
2007年
コンビニで「BAR レモン・ハート」の新刊コミックを見掛けて、思わず買い込んでしまった。
とあるバーを舞台にした、お酒にまつわる粋なお話しの数々。 薀蓄マスターに、常連の松ちゃんとメガネさん。
このマンガ。 第一話の発表以来、もう二十年も続いているとのこと。
現在23巻。 話数にすれば306話になる、とは言っても、二十年掛けてのことだから、まあ、割合にノンビリとしたペースでここまでやって来たわけだ。
スタートの頃に造ったお酒ならば、もう20年もののヴィンテージ。 円熟も極まったと言う辺りか。
古谷三敏の絵は、相変わらずシンプルこの上なく、しかし説得力は十分。 実に旨い絵と思う。 背景にスクリーントーンをほとんど使わないのも特徴で、それが独特のほのぼのとした空気感を醸し出している。 ただ、このスタイルだと、バーと言う空間に特有のほの暗さまでは表現しづいんだけれどね。
今回収録の13話。 どれも面白いけれど、ロックグラスにクラッシュドアイスを詰めたところにスコッチを注ぐ、スコッチ・ミストの登場する第300話が特にお気に入りかな。
バランタインのスコッチ・ミストに感じ入った老獣医師が、その翌日に再びレモンを訪れて、今度はマスターお薦めのスコッチを試せば、その味わいに若き日々、イギリス留学時代の切ない想い出が蘇る。
お酒を愛するお客と店との、阿吽の呼吸が愉しい一篇。
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July 16, 2007
正しくは、「こってりらーめん なりたけ」と称するラーメン屋さん。 その津田沼本店がここ。 九十九ラーメンと同様、我が家から程遠くない場所にあって、行列の絶えない店である。
例によって、行列に加わるのをよしとしないタチなものだから、味を試すチャンスが中々無かったのだけれど、滅多にない、行列の途切れる瞬間を捕まえて、ようやく入店を果たした。 カウンターのみの店内。 客層は、九十九ラーメンよりも少うし若いかな。
醤油ラーメンを注文。 やがて出て来た丼は、小雪の舞い散った跡のように、一面に背油が浮かんでいる。 豚骨ベース醤油味のスープは、控えめなコクが、背油の甘みと相まって美味しかった。
ただ、油の量がなにしろスゴイので、その分薄味に感じてしまって、濃い味嗜好の私には、ちょいと物足りない気もする。
これだけ油っこいと、好き嫌いは大きく分かれるのではないかと思う。 客層が若いのも、この油分の多さ故と頷ける。 と言うか、中高年はあんまり食べちゃイケマセンな。
こんなに油でギトギトして、体に好いワケないよな、なんてアタマの片隅で考えつつ、結局のところスープが尽きるまで愉しんでしまった。 今まさに、オノレの身にとって好ましからざるモノを摂取しているのだという、背徳感もまた味わいのうちである。(そう言えば、九十九ラーメンを食した時は、丼鉢の底が現れる前に試合放棄しちまったんだな)
この店にはまた入るかも、いや、きっと行くであろうけれど、体のことを考えて、喰い過ぎぬよう自戒自重しとこうと思います。 ハイ。
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May 16, 2007
行列というやつが、とにかくニガ手である。
たとえその先に、なにか好いモノが待っているとしても、ずらり並んだ行列につかねば得られない、という条件があったなら、大概はノーサンキュー。 縁がなかったのね、と言うことにしてまう。
行列の出来る・・・・と来て連想するのは、やはりラーメン屋だけれど。
それが、我が家からそう遠くない場所にもある。 行列のお店は「九十九とんこつラーメン津田沼店」。(酸辣湯麺 の記事でご紹介のとは別の店)
私は好く、その店のある通りを歩く機会があるのだけれど、とにかく、時間に関わらずいつも、必ずといって過言ではないくらい、店の前に行列が出来ている。 きっと、大人気店なんでしょうね。 ラーメン系のサイトでも、紹介されているのを度々目にするし。
さて、いくら行列嫌いの私とはいえ、こうしょっちゅう見せ付けられると、好奇心が湧いて来るではないか。 一体全体、どんな味なんだろうって。
とは言え、行列の尻尾につくのは、やはりゴメンこうむりたいところ。 が、そこは地元民の強みで、何度も前を歩くうち、偶さか行列の途切れる瞬間にぶちあたることがあるのだ。
すわ、好機到来! とばかり、早速入ってみましたね。
ここは迷わず、基本の「九十九ラーメン」を注文。 ちょっとワクワクしながら食べ始める。 白濁してミルキーな豚骨スープは意外にスッキリとして、ほのかに甘みもある、これが行列を呼ぶ味というものか。
但し、このラーメンの風味。 いささか焦点がぼやけた感じが付きまとって、自分的に好く判らなかったんですね。 なぜだか、体の中の何処かが、このスープを拒んでいるような気がする。 結局のところこの味に、一体どうして絶え間のない行列が出来るのか、とうとう理解出来なかったのである。 豚骨とは、相性が悪いのかな。 自分には、やはり東京風のシンプルな醤油ラーメンが一番合っているのかもしれない。
でも、流石は行列が絶えないだけあって、活気に満ちた店内は、なかなかに雰囲気がヨロシイ。 店の前を通り掛って、行列の途切れている折など、またぞろ入ってみて、その味に再度チャレンジ、と言うことになるかもしれない。
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April 28, 2007
昨年の冬、某所で初めて食した酸辣湯(スワンラータン)の味がどうにも忘れられないでいる。
名前からしてそれと判るように、これは中華料理に属するスープもの。 お酢と胡椒を思いっきり効かせた、酸味と辛味の強烈なスープに、豆腐や椎茸、筍にとき卵なんかが入って、とろみをつけてある。
初めて飲んだ時は、その酸っぱ辛さに吃驚したけれど、元々刺激の強い味が好きなこともあって、たちまち気に入るところとなった。 冬の夜など、飲めばほこほこと体が芯から温まって来るのだ。 あゝ、また食いたくなって来た。
我が家からそう遠くないところのラーメン屋さん。 そのメニューに酸辣湯麺、つまり酸辣湯に麺をのっけたやつがあるのを知ったのは、引越し後暫くしてからのこと。 爾来、度々食している。
味わいは、某所のものに比べれば、いささかぼやけた印象ながら、酸っぱ辛さは紛れもない酸辣湯の味わい。 津田沼の街のラーメン屋さんも、なかなかヤルのである。
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April 08, 2007
少し前のことになるけれど、自分の職場が引越しをした。
今度の場所は千代田区である。
引越しをしてしばらくの内は、通勤の所要時間が読めないし、路に迷いそうになるしで、色々と戸惑うこともあったけれど、それも今ではすっかり慣れた。
以前に職場のあった地域では、近所にお弁当屋さんの屋台が集結する一角があって、お昼時ともなれば、そこで昼飯を仕入れて来ることが出来、とても便利だったのが、今度の場所には、そういった弁当屋の溜まり場がない。 そこで、このところ職場のお昼休みは「外食」に出掛けることが多くなっている。
この職場の付近には、どういうわけかインド料理屋が何件もある。 好奇心に駆られて何軒かに入ってみた。 その内の一軒が殊に気に入って、爾来週に一度はインドカレーを食しているから、もはや、日本風のカレーよりも印度スタイルの方により馴染んでしまったかもしれない。
外飯した後は、運動不足が気になることもあって、少しばかり回り道をしてから職場に戻ることにしている。 運動量的に、それほど大した違いはないかもしれないけれど。 まっすぐに職場へと帰るより、こうする方が、気持ちにも余裕が出来るのじゃないかと想っている。
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March 31, 2007
今日は本当のホントウに久々のお休みだった。
気がついてみれば、2月最後の日曜日からこっち、休日と言うものがなく、ずっと仕事に出ずっぱりで来た。 流石に疲れが溜まってしまって、取り分けここ一週間ばかりはかなりキツかったのである。
ようやく休みのとれた今日は、お昼過ぎに所要で近所に出掛けた以外、終日眠りこけていた気がする。
約一ヶ月に及んだ連投で疲れを取る暇のない中。 近所のジャスコで買い求めたウィスキーがジム・ビーム・ライ。 毎晩、眠る前に少うしずつ飲んでました。
ジム・ビームと言えばアメリカ産のバーボンだけれど、こちらは同じブランドのライ・ウィスキー。 ライはライ麦。 「ライ麦畑でつかまえて」(The Catcher in the Rye)のライ。 無論穀物の一種な訳だけれど、日本ではあまり馴染みがないのではないかと思う。
ジム・ビームのライはバーボンよりも味わい濃く、より個性的。 私が好んで飲んできたジャック・ダニエル(こちらはテネシー・ウィスキー)に比べると、余程あっさりとしているけれど。 ジャックも好いが、こちらの方もなかなか旨いと想う。
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December 03, 2006
近所のスーパーで買って来た糠漬がバカに美味かった。
ラベルもなにも貼っていない、只の透明なビニール袋に、ナス、キューリ、ニンジンを切らずに一本ずつ入れてある。 おそらくは食品メーカーの流通品でない、きっとスーパーの惣菜部かなにかで独自に漬け込んだのじゃないかと想われる。
どうせ化学的、工業的な加工品じゃないんだし、こんな売り方の方が手作り感覚が伝わって好いと想う。 なんたって漬物なんだからサ。
スーパーでは、また出来合いの糠床を売っていて、こういうのを見せられると、自分でも糠漬を造ってみたくなって困ってしまう。
家で糠漬なんてやっても、どうせ面倒を見切れないのが判っているけれど、でも、ちょっとで好いから、それこそ実験的にでも試してみたいと言う気持ちがあるのである。
そう言えば私の母親は、如何にもこういうことを楽しんでやりそうなタイプだったけれど、生家の台所で糠床を見たことは終ぞない。 だから、と言うんではないけれど、私は糠床についてはなんにも知らない。
ネットで調べてみると、糠漬の道もまた奥が深そうで、ウッカリ手を突っ込んだら大変、と言う気がする。
夏場なんか、一体どうやって乗り切るんだろう。 自在に管理出来るくらいになったら、白いご飯に我が家のお香々さえあれば、他になんにも要りませんっ!てな境地になるんだろうね。
糠漬の古くなったのを刻み、生姜と合わせたものを覚弥の香々と呼ぶそうだけれど、私は未だ味わったことが無い。 あまり、市販されていないものなのかもしれない。
これが、落語の中に時々出て来る。 つまり、与太郎や八つぁん、熊さんらが日常的に食すレベルの庶民的な食べ物と言うことだけれど、また、それだけに好奇心をそそられる。 これなど、家に糠床があれば、それこそ手軽に試すことが出来るだろうになあ、なんて想ってしまう。
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November 21, 2006
夏の終わり頃まで、ナイトキャップは芋焼酎と決めていた。 一日の終わりに、水で割ったのを少しだけ(か?)飲んで、とろとろにリラックスした気分のまま眠りにつくのが、日課のようになっていた。
そんな夜の儀式(?)を、このところすっかり止めてしまっている。 べつに一念発起してとか、まして禁酒を誓った訳でもなんでもなくて、単に、カラダがアルコールを欲しがらなくなっているのだ。
もしかしたら、自分でも気のつかない内に、体質が変化しているのかもしれない。 アルコールの摂取量とそのための出費が減って、この方が身体にも財布にも好いや、なんて、喜んでいいものか、どうか。 もしかしたら、なにかヤバイことが身体の中で起きてやしないか、ちょっとだけ、気にならないでもない。
それが昨夜は、魔が差したとでもいうべきか、久方ぶりに、酒瓶に手を出しちまった。 それも、焼酎ではない。 もっと強いサケが欲しくて、バーボン。
半年も前に買い求めてあったジャックダニエルをストレートで。 ほんの少しを口に含んだら、それでお終い。 お休みなさい。
この程度で満足出来てしまうのは、お酒に弱くなったと言うのもあるかもしれないけれど、量をあおる一方であった昔とは、また違う味わい方を覚え始めているってことなのかもしれない。
ネットでジャックダニエルについて調べてみて、このサケ、正しくは、バーボンではなくテネシー・ウィスキーと呼ぶべきものと知った。
確かに、製造元はバーボンの本場ケンタッキー州ではなく、お隣のテネシー州にあるそうで、また、その製法もバーボンとはいささか異なるようだけれど。
いや、それよりも、なによりも、熱い郷土意識と(両州については米国南部に位置するとか、「テネシーワルツ」や「マイオールドケンタッキーホーム」くらいしか思い浮かばぬ私が言うのもナンですけれど)、造り出す酒へのコダワリから、ケンタッキーの連中が造るバーボンとは一味違う、これはテネシー・ウィスキーなんだよ、とでも言いたいのではないだろうか。 そんな心意気も、また味わいのうちだ。
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October 15, 2006
辛い人生なんてまっぴらゴメンだけれど、食べ物の方は辛いもの好き。 激辛党員である。
先日、七味唐辛子を切らしてしまって、スーパーで買い求めたのが八幡屋礒五郎である。 いつもならば、ハウスとかエスビーとかの、とにかく手に入れやすい七味唐辛子を、銘柄もろくに見極めずに買い物籠に放り込んでいるのだけれど、今回はちょっと気分を変えて、こちらを選んでみた。
八幡屋礒五郎は、私も名前だけは知っている、信州善光寺御高札前に店舗を構える老舗の七味唐辛子屋さん。 お値段はチョイ高め。 今日、初めて味わってみたのだけれど、山椒の香りの際立つ風味が好いし、なにより、容赦なく辛いのが嬉しい。 実は、これまで使っていたメジャー・ブランドの七味唐辛子は、その辛さを物足りなく感じていたのだ。 そこへいくと、この八幡屋礒五郎は、舌先にパチンッと来る感じがあって小気好い。 それを小さなブリキの缶に収めた古風なデザインも良し。
私はこの七味唐辛子の辛さに満足しているけれども、八幡屋礒五郎のサイトを覗いてみると、これは、同社の辛さランク的には中辛に位置するとのことで、つまり、まだこの上の辛さがあると言うのだ。 それで、いつか、その大辛にランクされると言う一味唐辛子も試してやれって気になっている。
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July 10, 2006
夏は素麺である。
炎天燃ゆるが如き・・・・暑さとなるには未だ間があるけれど、こちとら雰囲気だけはすっかり真夏モードになってしまっている。
そこで、昼食には素麺を食することにした。 折りしも近所のスーパーでは、素麺が特売の山を成しているではないか。 薬味にはもちろんのこと、茗荷を欠かすことは出来ぬ。 この夏初めての素麺は甚だ美味であった。
ところで、素麺と好く似た食べ物に冷麦がある。 我が家は、両親が関西出身であったこともあり、もう完璧なまでの素麺文化圏であった。なにしろ大人になるまで冷麦を食したことがない。 と言うよりも、その存在を知らなかったくらいだからして。
この、素麺と冷麦の関係がどうにも気になってネットで調べてみたら、概ね関西圏は素麺、関東圏では冷麦を食する習慣があるということらしい。 因みにこの両者の違いはと言えば、麺の太さだけなのだそうで、即ち、日本農林規格により、麺の直径が1.3mm未満は素麺。直径1.3mm以上~1.7mm未満を冷や麦。 1.7mm以上はうどんと分類されるのだそうである。 ちょっと拍子抜けしてしまうくらい、単純にして明快なのである。
私は子供の頃からずっと、素麺って奴は細いものほど高級品なんじゃあないかってイメージを抱いていたんだけれど、これはこちらの勝手な思い込みだったようである。 なるほど麺の直径は、直ちに食感に繋がる訳だからね。 細けりゃ好いなんて単純なものではない訳だ。 なかには私とは逆に、素麺なんて食べたことが無い。 「夏は冷麦」と心得ている方も居られるであろうし。
素麺について、単純にその細さだけを価値と心得ていた私は、なんとまあ浅はかであったのかと、言わざるを得ない。
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July 05, 2006
仕事帰りに夕飯の買い物。 もう結構遅い時間なのに、随分と買い物客が多いねえ。 ま、かく言う自分もその一人な訳だけれど。
ふと茗荷を見掛けて、すかさず豆腐と一緒にカゴに放り込む。 夏の味覚だもんね。
ワンパックに「茗荷の子」が3つ入って99円也。 これって高いのか安いのかさっぱり判らないけれど、ともあれお手軽に求められるのは有り難い、ありがたい。
我が家の食卓に着いて、刻んだ茗荷を冷奴に散らしたのを食すと、これがもう堪らなく美味であった。 暫しの間、我を忘れて貪り喰らう。
茗荷とくれば必ず付いて廻るのが、これを食べると物忘れしやすくなるって言い伝え。 これって、もしかして本当ですか? ひょっとして明日あたり、なにか大切なことを・・・・・ でもね、もともとが忘れっぽく出来ている私なので、ホントとかどうか確かめようが無いんだな。 これが。
そう言や、落語に「茗荷宿」なんてぇ噺もある。
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April 02, 2006
昨日、近所の菓子屋で五家宝を買い求めた。
埼玉は熊谷の銘菓として知られるこのお菓子が川崎市内でフツーに買えるとはね。 何時の間にか全国区に踊り出たのか・・・・どうかは知らない。
五家宝は餅米を一旦餅にしてから、再び米粒大に砕いて煎ったお菓子。 それを棒状に固めた後、五センチほどに切り揃えて、黄粉で味を付けてある。 なかなか美味なり。 生憎と甘くし過ぎで、一度にそう幾つもは頂けないけれどね。
棒に固めてから短く切るのは、飴から来ている発想だろうけれど、見た目からは、むしろ海苔巻を連想してしまうな。
黄粉のシンプルな味わいに、砕いた餅米を固めた、そのモチモチツブツブ感がよく合う、これは食感を愉しむお菓子。
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November 14, 2005
今住んでいる処に付いて自慢できることを列挙してみようか。
・JRの駅まで、かなり近い。(徒歩3分)
・歩いて行ける距離に川崎市民ミュージアムがある。
・多摩川の土手などへも歩いて行ける。
・あとは・・・・・家の近所、それも歩いて直ぐの辺りに、気に入りの蕎麦屋があるって言うことだろうか。
此処はガイドブックに載っているような名店ではないてけれど、自分にとって、まずは理想的な蕎麦を喰わせるのだ。 住宅街の只中の、一体どうしてこんな所にという感じの、全く目立たない場所に店を構えていて、それだけに穴場感を漂わす。 私見では、美味いラーメン屋を捜すよりも、美味い蕎麦屋にブチ当たる方が数等倍至難ではないかと想うのである。 これだけ質の好い蕎麦ならば、営業時間が限られているのも納得がいくね。 客あしらいが、なんかこう妙に無愛想・・・・これはとうに慣れたよ。 禁煙席の無いのが玉に瑕か。
時間が合えば毎日でも行きたいけれど、どう頑張っても週に一度行くのがやっとだ。 週に一度のお楽しみ。 そこがまた、好いのかもしれない。
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August 20, 2005
バルカローレさんのブログから調味料バトンを頂いて来ました。
少し前にはミュージカル・バトンが流行りましたけれど、それに影響されたのかどうか、他にもいろんなバトンが出て来たようで、面白いもんですね。
この調味料バトンもそのひとつ。 自分の、日頃の食生活の貧しさと来たら、とても人前に晒せるようなものではありませんけれど、ともあれ、もとよしの調味料事情に付いて、ここに書き記してみることにします。
【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか?薬味は含みません。
・目玉焼き・納豆・冷奴・餃子・カレーライス・ナポリタン・ピザ
・生キャベツ・トマト・サラダ・カキフライ・メンチカツ・コロッケ
・天ぷら・とんかつ・ご飯(おかず無しの時)
<もとよしの回答>
目玉焼き:ごくフツーに塩と胡椒で頂きます。
納豆:添付のタレと洋辛子。
冷奴:お醤油に、夏場はおろし生姜があれば上出来。
餃子:お酢どばどば+醤油ひと注し+ラー油八滴
カレーライス:コイツ、辛味が足りねェ!と感じたらタバスコを投入します。
ナポリタン:タバスコの雨降らせます。
ピザ:タバスコのシャワーでどうだ!
生キャベツ:何でもアリ。
トマト:かけず。
サラダ:ドレッシング。 和洋中から選べるならば和風を所望。
カキフライ:基本はウスターソース。 タルタルソースなど添えてあれば感涙もの。
メンチカツ:普段あまり食べないですけれど、きっとマヨネーズでしょう。
コロッケ:まよ。
天ぷら:普通に天つゆですな。でも、子供の頃はお塩ふって食べてましたっけ。
とんかつ:これはもう、お醤油+洋からし以外あり得ませんです。
ご飯(おかず無しの時):ゆかり。
【Q2】周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?
お味噌汁にデフォルトで七味唐辛子を入れますけど、同席の方から意外な顔をされることも。
【Q3】それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?
先日、鰹の叩きにマヨを試したんですけれど・・・もとよし的にはアンマッチでした。
【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか?
どなたか、興味があれば持ってって下さ~い。
と言う訳で、調味料バトンでした。 食がテーマだけに、その自分の個性やら、地域性が出ているような、そうでもないような・・・まぁ、それなりに自分らしさは現われている気がします。 ハイ。
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February 09, 2005
金平糖を買ってみた。 理由は、特に無い。 駅の近くのお菓子屋さんにあったのを、なんとはなしに買い求めたのだ。
金平糖と来れば、何と言っても色とりどりで体全体に角を生やしたあのデザインだろう。 普段は買う事の無かった金平糖を突然手に取ってしまったのは、急に食べたくなったとか言うよりも、あの色や形を愛でてみたかったのかもしれない。 袋一杯に詰められた金平糖は、どれもみな儚げで、可愛いらしい。
金平糖の製法と言うのが、また大変のようで、原料の入ったを釜をぐるぐる廻しながら、そこにグラニュー糖の溶液を少しずつ注ぎ足してゆく。 こうしている内に角が少しずつ、少しずつ成長してゆくのだそうで、この間職人は片時も眼を離す事が出来ない。 完成するまでに2週間もかかると言う。 実にデリケートなお菓子なのだ。
金平糖の味に付いては、一体どんなだったかをすっかり忘れてしまっていた。 なにしろ、最後に食べたのは何時の頃だったかさえ思い出せないでいる。 口に含むよりも前に、見て、掌に乗せて転がしてみるだけで、そこはかとなく満ち足り始めている自分に気が付く。 金平糖は、人を黙らせるお菓子かもしれない。
通じぬと知りなほ放つ怒りもある金平糖が角持つやうに (昨年詠んだ歌から)
金平糖を食べた。 ほぼ、砂糖そのままの味だった。
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