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February 28, 2021

印内八坂神社の大椿

 
 
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拙宅のご近所に鎮座します八坂神社。
境内の大きな椿が今年も咲きました。
 
 
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あちこち支柱に支えられて立っている、堂々の老木ですけれど、まだまだ頑張る。(笑)
  
 
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今日も好いお天気。
明るい陽射しに椿が映えます。
 
 

 

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February 27, 2021

辞書を買う

  
 
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仕事帰りにふらりとブックオフ(BOOK OFF)に立ち寄ったら、辞書を置いてある棚が眼に止まり(これまでにないこと)ました。
ブックオフともなると国語辞典をはじめ、いろんな辞書(の古本)が沢山置いてあるモンなんですねぇ。

ともあれ、元々は学生サンが学習用に揃えたのを(まぁ、買い求めたのは親御さんでしょうけれど(笑))卒業してもう要らないってんで、ブックオフ行きとなったってところでしょうか?
いずれも、汚れ・書き込み・線・折り目など一切なく、状態は良好のようです。 つまり、あんまり使った跡が無い。(笑)

まぁ、他の本と同様、要らなくなった書籍の有効利用なんですから、大いに結構なことではあります。

        ▽▲▽▲▽▲

ところで、最近何冊か英語(学習)関連の本を読んでいるワタクシ。
ここらで英和辞典でもって気になっています。(この俺が英和辞典って、ダイジョーブなのか? ^_^; )

無論、今時英単語を調べるくらい、即座にネット検索出来る時代なワケなんですけれど。
それでも、そろそろ紙の英和辞典を一冊って感じになって来ている。
試験があるワケじゃあなし、仕事に使うワケでもなし。
これってもう、完全に道楽ですね。^_^;

さて、ブックオフで売られていた中古の英和辞典をいろいろと見比べてみて、コレに決めました。


  三省堂 「エースクラウン英和辞典」(初版)
              2009年(第一刷)

ってヤツ。
なにしろ廉かったし。(笑)

この英和辞典、既に第3版(2019年)が出版されているのに対し、こちらは十年以上も前の初版ですからね。 しかも古本!
その分、中古価格も下がったんでしょう。
新品同様の英和辞典を、ワンコイン(!)で買うことが出来ました。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

それにしても、今時の英和辞典ってスゴイですねぇ。(@_@)
私なんかの知らない内に、長足の進歩を遂げていました。

至るところに創意工夫の跡があって、自分の頃の辞書と比べ、もう隔世の感がありますよ。
判りやすく、使いやすく、至れり尽くせり。 なによりフレンドリー。w
ホント、驚かされました。^_^;

中でもこの「エースクラウン英和辞典」の場合、とりわけ初学者用に特化されているらしく、どこまでも徹底的に判り易く、手取り脚取り的に懇切丁寧。
言葉で足りないところは、図例で示すなどイメージで訴え掛けます。

        ▽▲▽▲▽▲

そして、なによりオレにとってウレシイのは活字が(他の、どの英和辞典と見比べても)並外れて大きいということ。(^ァ^)
老眼の身にとって、このことは超重要なんでアリマスよ!

いえもう、この一事の前にあっては、見出し語数や解説の過多、図例の有無なんかは、もはやど~でも好いってくらいです。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

それにしても、このオレ σ(^^) が英和辞典を手にするのって、一体何十年ぶりのことでしょう?(笑)
自分の記憶の中にある辞書の姿と、今のとを比べて、その間の(劇的なまでの!)変化にビックリ! もう、感動すらしています。^_^;

まぁ、こういうモノって毎年沢山(それこそ、中学一年生の数だけ)売れるんでしょうし、各社間の競争も激しそうですけれど。

各社の英和辞典、それぞれに好く出来ているんですけれど、私はやっぱり三省堂の「エースクラウン英和辞典」(現在は第3版を刊行中)を支持したいですねぇ。
判りやすいし、活字がデカイし。w

        ▽▲▽▲▽▲

でも、この英和辞典、肝心の(主たるターゲットの)中高生にはウケないかもしれないなぁ。
なんて、私は要らぬ心配をしています。

イラストや図解を多用した判りやすい内容は、背伸びしたい盛りの中高生らにはウケが悪いと想うんだよね。(^^ゞ

(他の英和辞典と比べて随分と)デカイ活字もそうで、こんなの若い子等にとっては(カッコ悪いだけで ^_^;)メリットとは感じないんじゃないでしょうか?

        ▽▲▽▲▽▲

ともあれ、この英和辞典。
私としては大満足の買い物で、ブックオフで購入して以来、毎日(それこそ一日も欠かさず)愛用しています。

  あ~あ、中高生の頃に、このくらいの勢いで辞書を引いてれば、俺だってもっと・・・・

とかボヤきながら。(笑)
 
   

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February 21, 2021

映画:風が強く吹いている

  
 
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風が強く吹いている
Feel the Wind
 
 
監督、脚本:大森寿美男
原作:三浦しをん 「風が強く吹いている」(2006年)
音楽:千住明
出演:小出恵介(10区 ハイジ)
   林遣都 ( 9区 カケル)
   森廉  ( 6区 ユキ)
   中村優一( 1区 王子)
   内野謙太( 8区 キング)
   ダンテ・カーヴァー
       ( 2区 ムサ)
   橋本淳 ( 5区 神童)
   川村陽介( 7区 ニコチャン)
   斉藤慶太( 3区 ジョータ)
   斉藤祥太( 4区 ジョージ)



            2009年   松竹


 
今年、2021年の箱根駅伝ではマサカの大逆転劇が演じられましたね。
一月二日の往路は、有望視されていた青山学院大学がマサカの失速を来たす一方で、創価大学が大健闘。
三日の復路では、その創価を追い上げる駒澤大学が10区に至って劇的な逆転。 そして優勝。

私は、二日の往路こそお終いまで観ていましたけれど、三日の復路は(忙しくって)完全に見逃しました。(地域のお仕事あれこれに追われて、すっかり忘れていたんです orz)
一番イイところ、それも滅多に無いような(それこそ十年に一度レベルの)名場面を見逃してしまったわけですね。 ホント、馬鹿な見方したよなぁ。^_^;
        ▽▲▽▲▽▲

※ 寛政大学の新一年生、カケルは(ワケあって)重度の金欠。
独りで(内気で不器用な性格もあいまって)困り果てているところを、四年生のハイジに声を掛けられ、オンボロ学生下宿「竹青荘」に連れて来られます。

あちこち老朽化が酷いものの、居心地好く、学生がなにをやっても怒られない(床を踏み抜いても w、煙突みたいに煙草吸っても (>_<)、床が抜けそうになる程漫画を持ち込んでも ^_^;)、しかも栄養満点の賄い付きという好条件のアオタケ(竹青荘のことを、住人たちはこう呼びます)に住まいも定まり、これでカケルも一安心です。(^ァ^)
しかし、世の中タダより高いものは無いワケで・・・・(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

そのアオタケの住人らは、いずれもクセのある、そして健康この上ない九人の男子学生。
皆、部/サークル活動などとは縁もなく、それぞれに学生生活をエンジョイしていました。

先住の八人の学生らに、新入りのハイジを引き合わせて、これで十人になったと(何故か ^_^;)妙に嬉しそうなハイジ。

アオタケってのは(学生下宿と言うのは世を欺く仮の姿で)実は寛政大学陸上部の合宿所だったのです。(爆)

カケルは高校時代(とある事件で挫折するまでは)陸上部で長距離に取り組み、将来を嘱望されたランナーでした。
ハイジがカケルをアオタケへと誘ったのは、その人並外れた、驚異的な脚力を見込んでのことです。

それにしても、若い奴らが10人集まっての下宿暮らしなんて、そりゃもう愉しいに決まってますよ。(笑)
その夜、アオタケの一室で催されたカケルの歓迎会の席上で、ハイジは立ち上がり、そしてこう宣言しました。


  「オレたち十人で箱根を目指す!」


        ▽▲▽▲▽▲

それにしても、三浦しをん の原作「風が強く吹いている」(2006年)。
あの、箱根駅伝がテーマのスポ根・・・・と言うより、いっそファンタジーと言って好いくらいの、大胆な展開をみせたお話しを、よくぞここまで忠実にドラマ化してくれたもんです。

なにしろ登場人物が大勢(寛政大学の陸上部員だけでも十名)に渡りますし、主要キャストのひとりひとりに異なる個性を発揮させ、またそれぞれの見せ場もありまして、これは実写映画として構成する上で、さぞかし難しかったのでは? なんて、いろいろと想っちゃいます。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

箱根駅伝に出ようだなんて、はじめは冗談としか取れなかったアオタケの面々ですが。
しかしハイジは本気でした。 そして、それを実現させる為の精緻な計画も立案済みです。
でも、カケルにだけは判っていました。 それが、実際はどんなに険しく困難な道かってことが。

        ▽▲▽▲▽▲

箱根駅伝をテーマとする映画だけあって、ランニングのシーンは見事(いささかも手を抜かず)に撮られています。
中でもカケル役・林遣都の走る姿のキレイな事といったら!
これだけでも、この映画を見る価値があると想う。
小出恵介演じるチームのリーダー・ハイジも好かったし。

それまで走ることにはまるで関心の無かった(カケル、ハイジを除いた)面々が、やがて、ハイジの巧みなリード/指導を得てどんどん(そこは、皆若いですし (^ァ^))変わってゆきます。
ランナーとして、短期間の内に飛躍的な成長を遂げる彼らでした。

そして予選会に勝ち抜き、遂に箱根駅伝への出場権を獲得する寛政大学陸上部!

        ▽▲▽▲▽▲

そして映画の後半は、まるまる箱根駅伝のシーンで占められます。 こりゃ、大変なモンですよ。(笑)

それにしても、よくぞ我が国でこれだけの規模の映画を撮ったよナァ?! なんて、ワタシャひたすら感心しました。w

中でも、駅伝のコースを俯瞰してゆくシーンなど、沿道で応援する観客として大勢のモブを投入。 よくこれだけ集められたモンです。 流石は駅伝の国、日本。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

長距離走の経験など皆無のシロウト集団(カケル・ハイジを除いて)が、箱根駅伝に出場するってぇ?! (@_@)

これって無論、スポ根漫画でしかありえないようなトンデモ展開、ファンタジーです。
これがアニメならば、まだしも上手くゆくカナって気もしますけれど、でもこれは実写映画。 そこにはそれ相応の、確かな説得力が要求されます。

ではこの、現実ではありえないお話しに、如何にして説得力を持たせるか?
この映画は、”走りのシーンに拘ること” でその難題を実現させました。

若い十人の役者たちは、とにかく走ります。 走って走って走りまくって、ランナーに成り切ります。

        ▽▲▽▲▽▲

そして、駅伝シーンは特にリアルに徹しました。

なにしろ、映画を見る我々(の多く)は、毎年正月にテレビで箱根駅伝を観戦しており、こと駅伝に関しては眼が肥えていますからね。(笑)
ちょっとしたアラでもあろうもんなら、たちまち見付けてしまいます。

寛政大学の十人はもとより、他大学の陸上部員、大会の関係者、更には取材の車両、そして、なんといってもコース沿いを埋め尽くす観衆まで、実際の箱根と同様です。

こうして、お正月の(テレビで見る)駅伝中継と寸分違わぬものにすることで、映画の説得力が際立ちます。
 
 

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伝統の箱根駅伝。
新参 & 弱小・寛政大学陸上部の奮戦振りを通じて(テレビ中継などでは観られない)その舞台裏の様子も垣間見え来て、なかなか興味深かったです。

なにしろ部員が十名しかいない寛政大学です。
ランナーのサポートをするメンバーが絶対的に足りません。

なので、往路を走り終えた選手は、即座に移動して今度は自分がサポートに回らねばなりませんでした。
正月二日の箱根に向かう初詣客に混じって、電車移動する陸上部員たち。(笑)
経験・人材・ノウハウ・お金・時間。 なにもかもが圧倒的に不足しており、ギリギリのところで戦わねばならない寛政大学。
学生たちの行動の細かな描写が、そのまま緊迫感につながります。

        ▽▲▽▲▽▲

体力不足からチームのブレーキとなりがちの王子。
彼を描くパートが意外と(!)良かったですね。

趣味の漫画ならば、一日中でも読んでいたい彼です。
でも、走るのは好きじゃなかった。(>_<)
それでも、キツイ練習に耐えてここまでやって来た王子。

彼って(我々のような)一般人の代表ですね。
学生の頃やらされ、苦しかった長距離を思い起こさせる(作品中での)役割だったんだってことに、今頃になって気が付きました。(こんなこと、原作を読んだ際には想いもしませんでしたけれど ^_^;)

        ▽▲▽▲▽▲

でも、バカな双子(ジョータ、ジョージ)のブレーキ描写 w。 アレはまったく不要だと想うんだよね。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲
  
カケル(林遣都)。
この映画は(陸上部の他のランナーもそうだけれど)とりわけカケルの疾駆する姿が素晴らしく綺麗で、ひたすら見とれてました。

なんたって、その走るフォームの美しいこと!
彼が天才長距離ランナーって設定も、なるほど、これならばピッタリ来ます。
筋肉は嘘をつかないですね。(^ァ^)
 
        ▽▲▽▲▽▲
  
そしてハイジ(小出恵介)。
高校時代は陸上部のエースだったが、ワケあって引退した男。
そして今、不可能を実現させた男。

終始一貫して熱く、しかし怒らず・威張らず・嫌味なく。
シロウト集団を巧みに指導して、ついに箱根へ連れてゆくという、極めて頼もしいキャラです。
絶妙な按配で態度がデカイ(笑)ってのも好いね。

但し、レース終盤での大ブレーキ(寛政大、なにかとブレーキの多いチームです ^_^;)はちょっとね。(>_<)
ゴール目前で(観ているコッチまで)気が急いている場面だけに、ジレッタクなって共感する余裕も無くなっちゃった。orz

(ここに限らず)ブレーキ場面(?)に関しては、あるいは原作を無視しても好かったのでは? ^_^; なんて想いました。
 
  
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人気の無い土手道を、独り黙々と走る青年の姿。

そんな、走ることの原点から、緊迫した駅伝シーンまで。
華やかな場面ばかりと限らず、地道に努力する姿までをしっかりと描いていたのが好かったです。

箱根駅伝を真正面から描いたこの映画。
(まぁ、拙いところもあったけれど ^_^;)総じてとっても好かったです。
これから箱根駅伝の中継を見るたび、彼らのことをも思い出す事でしょう。(^ァ^)
 
 

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February 17, 2021

令和三年の健康診断

 
 
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健康診断で、幕張新都心にあります某クリニックへと(またまた)行って参りました。

早目に行くべく家を出たんですけれど、私の乗り込んだ南北線が、折りからの強風による運行遅延にぶつかっちゃいました。(>_<)
まぁ、海岸沿いを往くJR南北線ですからね。(強風にはことの他モロイ路線です)
空はピカーンと好く晴れてるんですけれど、とにかく風が強い。
先日の大雨といい、このところ天候不順ですねぇ。
デカイ余震もありましたし。

さてと、やっとJRの幕張に着いたと想ったら、ここでも予想通り w の強風でした。
まぁ、普段から強い風にさらされている新都心ではあるんですけれど。
それが今日は一際激しく吹きつけて来ます。

        ▽▲▽▲▽▲

幕張にあります新都心。
海沿いの明るく開けた土地に、高層ビルの林立する近未来的な都市空間。

でも、そこは強風の通り道でもあるんですね。
私なんて(ここへと来るのは)年に一度のことですけれど、毎日通勤で新都心に通ってる人は大変だろうナァ。 なんて、想いながらいつもの(もはやお馴染みの)クリニックへと向かいました。

        ▽▲▽▲▽▲

これはコロナ対策なんでしょうけれど、ここのクリニックの職員の皆さん。 全員がゴーグルを着用してました。(笑)
そして、雰囲気的に(ある意味)ラフになりましたね。(笑)
なんか、だんだんと・・・・ビミョーに、余裕が無くなって来ていると言うか。w

まぁ、おしまいの問診とか(これまでに無かった位)随分と丁寧にやって頂きましたので、不満は全く無いんですけれど。

        ▽▲▽▲▽▲

帰りも強風は続いていまして、南北線は未だに遅延気味でした。
こりゃ、西船橋駅(拙宅の最寄り駅)に帰るまでに、また何度も停まりそう。

そう想った私は、一旦バスで(より内陸側を走る)総武線の幕張駅へと移動し、そこから西船橋駅へと向かうことにしました。
内陸の路線ならば、強風による遅延もないハズですし。(^ァ^)

停車場で待つことしばし。
やって来たのは(当地では珍しい)連接バスです。
なんか、トクした気分。(^ァ^)
 
 

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February 14, 2021

映画:ゴジラ対メカゴジラ

 
 
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ゴジラ対メカゴジラ
Godzilla vs the Cosmic Monster
哥吉拉對機械哥吉拉
 
 
監督:福田純 (本編)
   中野昭慶(特撮)
音楽:佐藤勝
主題歌:「ミヤラビの祈り」
      ベルベラ・リーン(鄭秀英)
出演:大門正明
   田島令子
   岸田森
   平田昭彦
   小泉博
   睦五郎
   草野大悟
 
 
 
    1974年  東宝
 
 
 
昭和と共に歩んで来たこのシリーズも第十四作目。
そしてまた、この映画はゴジラ誕生二十周年を記念する一本でもあります。

戦後、沖縄が日本に返還されたのが1972年(昭和四十七年)。
沖縄海洋博(沖縄国際海洋博覧会)の開催が1975年(昭和五十年)のこと。
沖縄県が一際注目を浴びた時代でした。

そして海洋博の前年、1974年(昭和四十九年)に公開されたのが、この「ゴジラ対メカゴジラ」です。

        ▽▲▽▲▽▲

※ 映画は海洋博を間近に控えた沖縄本島が舞台。
その会場建設現場近くの玉泉洞(実在する鍾乳洞)から見付かった奇妙な(地球のものではない)金属片から、お話しは始まります。


が、これがどうにも無理/無駄の多いストーリーでしてねぇ。(^^ゞ
ワタクシ、もうちょっと脚本を整理してから撮影に入った方がヨカッタんじゃないの? なんて想っちゃいました。(笑)

登場人物もしかりで、元々が極少ないキャストで廻している映画だけれど、それでも、まだまだ無理/無駄が散見されます。
こちらも、もう少々刈り込んだ方が・・・・^_^;

        ▽▲▽▲▽▲

そんなキャスト陣ですけれど、主人公役には(ここ何作かのゴジラ映画と同様に)若手を積極起用。
その一方で、脇役に平田昭彦・小泉博・佐原健など、東宝特撮映画に欠かせぬ(毎度お馴染みの (^ァ^))ベテラン陣を復活させています。

彼らが帰って来た。 それだけで、なんかウレシイ俺です。(^ァ^)
そこに岸田森も加わって、こりゃ中々の座組みじゃないですか!

今回、ヒロインを務めますは田島令子。
説得力ある語り口/声音が印象的でした。
声優としても活躍されていたのだそうで、ナルホドの美声です。

そして(宇宙から来た)悪の首魁役に睦五郎。
数々のドラマで悪役を演じて来た他、この方も声優として洋画の吹き替え(デビッド・ジャンセンなどの)をされていたそうで。
それも納得の、渋く魅力的なボイスでした。

この他、草野大悟も昭和の邦画でよく見掛ける顔です。
この映画のキャスティング、ホント愉しいなぁ。(^ァ^)

音楽は佐藤勝。
明るくエネルギッシュな(如何にも昭和って調子の)テーマと、それとは対照的に悠然とした沖縄風の音楽もあって。 とにかく気が利いてます。w

        ▽▲▽▲▽▲

映画の中で東京~那覇間を往復するジェット旅客機の他、本土と沖縄を結ぶフェリー航路も紹介され、さながら沖縄観光案内の感があります。(笑)

旅客機やフェリー船内、本土と沖縄での、アクション/スパイ映画を髣髴とさせるスリリングな展開。w
いや、生憎とこれが雰囲気だけ、髣髴とさせるのみに留まってるんですけれど。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

さて、この映画がデビューとなります、ご存知メカゴジラ!

そもそもゴジラと言えば、もう最強の怪獣。 天下無敵なワケです。
そこで、どの怪獣でも倒せないんだったら、いっそゴジラとそっくり同じ力を持つロボットを作って、これと戦わせれば良いじゃないかって発想が現れました。
お~! なんて素ン晴らしいプロットでしょう。(笑)

この映画の公開後も、同じプロットの下(敵に味方にと、立場を替えつつ)次々とメカゴジラものが造られたのもナットクです。

その一方、ゴジラの側からみれば(図らずも)もう一人の自分と対峙し、決闘することになるわけです。
これって、ドラマとして極めて魅力的なカタチと想うわけなんですけれど。^_^;

でも、そんな場面で当然(!)描いておかねばならない要素。
自分と生き写し(まぁ、相手は機械なんですけど(爆))のナニモノかと相対してしまった折りの逡巡。
(自身と)同じ姿を持つ者と対峙させられ、決闘しなければならない運命への戸惑いなどが、この映画では決して描かれません。
私としてはココが不満。^_^;

だって、自分自身と瓜二つ(って言い切るには、いささか無理がありますけれど (^^ゞ)のメカを相手に闘うんですよ?!
それに、如何に怪獣って言っても、これまでの映画で数々の頭脳プレー/したたかな戦術を我々に見せてきたゴジラ。 決しておバカさんじゃないんです。w

この期に及んで特段(怪獣的に w)動じるでもなく、迷わずメカゴジラ相手の怪獣プロレスに興じるってのはどうなのよ?(>_<)
なんて、ちと残念に想いました。

ともあれ、このテーマ(孤高の怪獣と、そのコピーとの対峙)は、これ以降のメカゴジラ作品へと持ち越されます。

        ▽▲▽▲▽▲

そんなメカゴジラ。
アタマから身体から、そして両手両足まで、もう全身に飛び道具を仕込んでいるという剣呑極まりないヤツでした。

「ゴジラ対ガイガン」の時のガイガンは、恐ろしげな(やたらと派手な)刃物を身につけていましたけれど、こちらメカゴジラは光線やミサイルなんかの飛び道具が主体です。

こういった、特撮映画における光線/ミサイルの乱れ撃ち w。
この後、映画における光学/特撮技術の進化とともに(回を重ねる毎に)どんどん派手に、そして豪華絢爛に w なってゆきます。

その極彩色がスクリーンに映えて、これはこれで見事! とっても綺麗なんだけれど、でも、私としては肉弾戦、格闘の方が好きだなぁ。

        ▽▲▽▲▽▲

古代琉球王朝、アズミ王族に伝わる守り神キングシーサー。
沖縄の伝統的家屋の屋根や門扉に飾られている、あのシーサー像を怪獣化したものなのだそうで。
本作ではこれの登場がひとつのクライマックスになります。
本土復帰直後の沖縄が舞台ってことで、実にイイところを突いてきたモンと想います。

また、この守り神に託して、ウチナンチューの本土に対する複雑な感情にもチラッと触れています。


古老:「・・・・本土にゴジラが現れたぞ!
    ゴジラを倒せるものはキングシーサーだけじゃ。
    が、その謎は誰にも解けるものか!
    ゴジラよ!
    アズミ王族を滅ぼそうとしたヤマトンチユーを、
    儂に代わってやっつけろ!
    ゴジラよ!」


ちなみに本作、沖縄で大怪獣がどんなに暴れまくろうと、自衛隊はおろか米軍も一向に迎撃に現れないんですけれど、これも沖縄返還直後って事情をいろいろと配慮した結果らしいですね。

        ▽▲▽▲▽▲

伝説の怪獣キングシーサーを現代に蘇らせようとする主人公らと、そうはさせじと暗躍する宇宙人との攻防が、映画序盤~中盤のテーマになります。

そして遂に、やっとのこと(主人公ら、頑張りました w )で覚醒するキングシーサー!
地元沖縄の守り神として矢鱈と(必要以上に w)もったいぶって現れます。(笑)
そして(ゴジラと共闘して)メカゴジラ相手に死闘を繰り広げるんですけれど。 でも、イザ登場してみたら、それほどは(期待したほどは)強くなかったですね。^_^;
対メカゴジラ戦の決定打とまでは至らなかった。orz

この、実はそれほど強くもありませんでした w って展開。
キングシーサーはあくまで沖縄の守り神。 すなわち、専守防衛に徹した怪獣(笑)って考えたら、沖縄のフクザツな立ち位置を象徴しているかのよう思えて来ました。
ワタクシ、今やこの(決して強くはない ^_^;)怪獣を応援してやりたい気持ちになっています。w

例えば、キングシーサー = 沖縄として、ゴジラ = 日本、そしてメカゴジラ = 米軍なんて具合に考えたら・・・・(@_@)

        ▽▲▽▲▽▲

この映画の宇宙人って、猿みたいな格好をして現れます。 宇宙猿人。 
って言うか、これはもう、どう見てもおサルさんでしょう。w

当時、米SF映画の名作「猿の惑星」が、1968年の公開ながら未だ人気を保っており、その後(70年・71年・72年・73年と)次々に続編が公開された時期でした。(翌75年にはテレビドラマ版も放送されています)

日本でも丁度テレビで「猿の軍団」(1974年)ってSF特撮ドラマをやっていたし、特撮ヒーローもので「宇宙猿人ゴリ」(1971年)ってのがありました。

時代の空気を敏感に感じ取って、流行を巧みに取り入れてゆくゴジラ映画です。

        ▽▲▽▲▽▲

なにしろ内容が盛り沢山過ぎ(!)て、イマイチまとまらないとはいえ、この後連綿と続くことになるメカゴジラ映画(?!)の、これが嚆矢となる本作。

明るくエネルギッシュな昭和テイストに、沖縄風味もたっぷりで、なかなか愉しい一本でした。
 
 

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February 11, 2021

宝成寺

 
 
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拙宅の近所、中山競馬場から西船橋駅へと向かう道筋(いわゆるオケラ街道)沿いに鎮座する宝成寺。
案内板に拠ると、なんでも江戸時代初期にこの地を治めていた栗原藩・成瀬家の菩提寺として創建されたんだそうな。

        ▽▲▽▲▽▲

我が家から駅までの途上にある関係で、私は朝(夏ならば夕方も)このオケラ街道ルートを通る度、宝成寺の姿を眺めながら駅へと向かいます。

門前にポツンと佇立する大樹。

私はこの樹が好きでしてねぇ。(^ァ^)
だって、スゴク絵になるじゃないですか。

なんだか、この木の下で時代劇の一シーンでも撮れそうな。w
いつも前を通る度、感心して見上げています。
 
 

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February 02, 2021

読書:日本人の英語力

  
 
日本人の英語力
 
 
 
   マーシャ・クラッカワー 著
 
 
       2009年   小学館
 
 
 
第1章 日本人にふさわしい英語とは

  ・聖心女子大学で学んだ女性たちの英語
  ・聖心の伝統の英語教育


第2章 そのひと言でわかる!? あなたの本当の英語力

  ・相手を尊重する気持ちを示す「呼びかけの言葉」
  ・「スラング = 本場の英語」という誤解
  ・ネットで変わる言葉 Internetese な英語とは
  ・コミュニケーションの潤滑油を上手に使う


第3章 「通じればOK」のその先へ

  ・ハートが伝わる英語の話し方
  ・このひと言が言えれば、会話はうまく進む
  ・英文が書ければ英語は話せる
  ・ペラペラと流暢に話すより、意義のある発言を
 
 
 
 
凝りもせず、またまた英語関連の本です。(笑)

著者のマーシャ・クラッカワーと言えば、その昔NHKの英語教育番組で講師をされていた方。
その他、民放のFMにも出ていましたね。(それも、確か普通のトーク番組だったような)
現在は母校、聖心女子大学に奉職されているそうな。

        ▽▲▽▲▽▲

本書の第一章は、その聖心女子大学。
英語教育者マーシャ・クラッカワーを生んだ母校の教育方針、創立当時からの伝統、英語教育、各方面で活躍するOGの紹介などに充てられています。

なんだか、聖心女子大学の入学案内みたいになってますけど。(笑)
でも、これこそマーシャ・クラッカワー教授を語る上で欠かせないもの。

そこには、かつてメディア(テレビやFMなど)に出演していた姿、華やいだイメージからは想像し難い、謹厳な教育者としての姿がありました。

        ▽▲▽▲▽▲

英語圏。 ことにアメリカって言えば「ハ~イ、モトヨシ (^ァ^) 」とか気さくに(タメ口で)声を掛け合ってるイメージがあるじゃないですか。
ところがクラッカワー先生、相手に対してみだりにファーストネームで声を掛けるべからずと仰います。

俺なんて「え~?!」って驚くわけですけど。(笑)
でも、先生によれば、そういうのはちゃんとした大人のやることではないんだって。
例えば、学生が先生に向かってファーストネームで呼び掛けるのは高校までなんだとか。

例えば聖心に入学した学生が、キャンパスで著者に「ハ~イ、マーシャ」なんて呼び掛けるのは持っての外。(>_<)
そういうのは、卒業してから。 一己の社会人として自立してからになさい! ってワケ。

事ほど左様に、本書は我々の持っている英語の常識を次々に突き崩してくれます。

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昨今の、殊更に肩肘張らない、フランクに過ぎる英会話の流行や、ネットの世界でのみ通用するような英俗語の氾濫に警鐘を鳴らす先生。

まずはキチンとした英語を身につけて欲しい。 全てはそれから、というのが、マーシャ・クラッカワー流のようです。

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さて、外国語の講師って言うと、発音をウルサク指摘する人の多い印象があるんですけれど。
クラッカワー先生。 (日本人の発音にありがちな)カタカナ英語にはそれほど抵抗はないそうで。

むしろ語る内容の方にコダワリがあるようです。
つまり、語るほどの内容を持たない ^_^; まんま、英語の発音だけ、ソレっぽくなっても・・・・ですって。w

なるほどね。
確かに、カタカナ英語で(難しいことを ^_^;)語るインテリって(一周回って)かえってカッコイイです。

懐かしい名前にひかれて手に取ってみれば、意外や刺激の多い一冊でした。
 
 

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