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January 04, 2021

映画:ロッキー

 
  
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ロッキー
Rocky
 
 
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:シルヴェスター・スタローン
音楽:ビル・コンティ
出演:シルヴェスター・スタローン(ロッキー)
   タリア・シャイア     (エイドリアン)
   バート・ヤング      (ポーリー)
   バージェス・メレディス  (ミッキー)
   カール・ウェザース    (アポロ)
 
 
      1976年    アメリカ
 
 
映画「ロッキー」が日本で公開されたのは昭和五十二年( 1977年)のこと。
オレ? もちろん観にいきましたよ~。 静岡の映画館でした。

当時、高2。 また随分と多感な時期に鑑賞したモンです。(^ァ^)
思えばあの時初めて、映画館で大きな感動を味わうってことを体験したんですよね。

今回は、あの時以来の再見。
四十数年ぶりですよ。(オッソロシイことに w)

        ▽▲▽▲▽▲

もう土蔵かってくらいに薄暗い、しかし熱狂と怒号の飛び交う場末のボクシング場から、この物語りは始まります。
リング上でボコボコの殴り合いを演じているのがロッキー(シルヴェスター・スタローン)。
そこそこ強いが、目立つ戦績も無い三流のボクサーです。

そのファイトマネーはおっそろしく安く、とてもじゃないけれど、ボクシングだけでは喰っていけません。
で、試合の無い時は借金の取立て屋などやってしのいでいる毎日。
地元ギャングのボスに(コワイものなしのこの男が)膝を屈して(貧乏人が貧乏人から、金を取り立てる (>_<))仕事を貰っています。

そんな男ですけれど、細かいことは気に掛けない(まぁ、表立ってはネ (^^ゞ)ざっかけない性格で、この界隈の(社会の底辺に棲む)住人やアウトローなんかの間では、妙な人気があります。

彼が目下気になっているのがエイドリアン(タリア・シャイア)の存在です。
悪友ポーリー(バート・ヤング)の妹で(兄とは対照的に)おっそろしく無口でうつむき加減の女。(今風に言えばコミュ障ですね (^^ゞ)

妹の行く末を心配するポーリーの口添えもあって、なんとか(この二人らしく不器用に w)お付き合いが始まります。 ヤッタね、ロッキー。(^ァ^)

でも、仕事の方は相変わらず不安定な無名ボクサー兼取立て屋だし、飽きっぽいポーリーは今の仕事(精肉業)を止めて、地元ギャングの子分に転職したがるしで、ホントに困ったもんです。(>_<)

そんなある日、ロッキーの元に思い掛けないオファーが!
底辺ボクサーの彼から見れば雲の上の人。 チャンピオンのアポロ・クリード(カール・ウェザース)から、世界ヘビー級タイトルマッチに挑戦しないかと誘われるのですが・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

久々に見返してみて、やっぱり良い映画でした。(当たり前の感想ですけれど w)

無名の三流ボクサーが、突然チャンピオンと戦うことになり(大健闘して)一躍時の人に!
っていうシンデレラ・ストーリーは、実際の俳優シルヴェスター・スタローンの境遇(無名の俳優から、これ一本でスターに)と重なって、公開当時にそのことが大きな話題になりましたよね。(だんだんと、思い出してきました w)
  
 
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でも今回、この歳になって見直してみて、初めて気がついたことも幾つかあります。

このお話し、ロッキーひとりのみならず、その廻りの人々も含んだ群像激になっていました。
つまり、ロッキー周辺の(貧しく無名な)人々と、アポロの周囲に群がるセレブ達を、ハッキリ対比して描いているんですね。

エイドリアンは、このままでは適齢期を逃そうかというコミュ症の女。

そのエイドリアンの兄にしてロッキーの悪友ポーリーは、もう徹底したダメ男。(^^ゞ でも、ロッキーはそんなポーリーを見捨はしない。

元チャンプの老トレーナー、ミッキーは自らの過去の栄光とルサンチマンに囚われ、一旦はロッキーをも見放した男。

意外なところで男気を発揮して見せる、地元ギャングのボス。

街の住民。

そして街角にたむろする不良少年/少女たち、などなど。

中でも、ロッキーが不良(に墜ちかけた)少女の世話を焼くシーンは、今回改めて見直して、あれって少女を諭している態で、実はダメな自分自身に向けて語って(叱咤激励して)いるのだと判りました。(今頃かよ (^^ゞ) まぁ、歳取って気付くことだってあります。(笑)

エイドリアン(タリア・シャイア)が、全然アメリカ映画のヒロインらしくないんですね。
(だからこそ、ラストシーンで見る者を深く感動させるんですが)
よくぞ、あういうネガティブなキャラを造ったモンです。 って、そこにも驚いた。(今頃になって w)

その他、生卵とか最後の「エイドリア~ン!」とか、どれも記憶に残っていたまんまでした。
なんか、ウレシイ。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

あの頃、ロッキーの特訓シーンに感化されて(そこは男子高校生のことで w)自分でも(見よう見真似の)トレーニングを始めた友人が居ましたっけ。(笑)

何十年かを経て見直してもなお、あのラストは感動しますね。
けだし、名作中の名作です。
 
 

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Comments

遅ればせながら
あけましてい目出とうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
この映画は当時大変な話題作で好評でしたね。なのに私は観ていません。ボクシングなので男性が好む映画だろうと。。。
貴方様の解説を読んでいるうちなんだか観たくなりました。今度テレビで上映されたらぜひ観たいものです。

Posted by: おキヨ | January 06, 2021 02:53 PM

>おキヨさん

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

「ロッキー」を観たことが無いというのは、あの名画を初めて見た折りの感動を、これから味わえる訳で、世の多くの「ロッキー」ファンからしたらウラヤマシイ限りではないでしょうか?(笑)

この映画、本来がボクシング映画ですけれど、夢や恋愛、人生を語る場面もあって、女性ファンも多いようです。
機会がありましたら是非!(^ァ^)

Posted by: もとよし | January 07, 2021 06:12 AM

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