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January 15, 2021

映画:わんわん物語

  
 
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わんわん物語
Lady and the Tramp
 
 
監督:ウィルフレッド・ジャクソン
   ハミルトン・ラスク
   クライド・ジェロニミ
音楽:オリヴァー・ウォーレス
主題歌:「ベラ・ノッテ」  Bella Notte
    「ララルー」  La La Lu
 
 
 
        1955年   米国・ディズニー
 
 
 
米国・第45代大統領ドナルド・トランプの任期が、間もなく終わろうとしています。
だからってワケでもないんですれど(笑)、ディズニー往年の名作漫画映画「わんわん物語」(Lady and the Tramp)です。

実は私、この世にも有名なディズニー作品を、子供の頃とうとう一度も見ていなくてですね。
雑誌とか絵本や何かで、幾つかカット画を目にしたことがあるくらい。

なのでこの作品、ワタクシの中では長らく ”犬が二匹仲良くスパゲッティを食べる (^ε^) ” ディズニーの漫画映画として認識していました。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

深窓の令嬢が風来坊と出会い、恋と冒険が始まる。
ありがちなお話しを、ワンコの世界に置き換えた本作。
とっても判りやすい設定がグーですね。(^ァ^)

可愛いいキャラクター(なんたってディズニーです!)と、もう素ン晴らしく綺麗な背景。(@_@)
なにより、緻密に造り込まれた動画、その自然な動きに圧倒されます!
今風に言えば、”ぬるぬる動く” ってやつ。(笑)
手間隙を惜しまず描かれた、手書きアニメの贅沢さを満喫しました。

それから音楽。 この映画は何より音楽が素敵なんですよね!
隅々まで生き生きとしていて、本当にお見事。
なにより、画面とオーケストラの奏でる音楽とが絶妙にシンクロしているのに驚かされます。

しかも、歌はどれもこれも名曲揃い! 本当に愉しかったです。
甘く切ない「ベラ・ノッテ」や、優し~~~い「ララルー」とか、もう聴いていて蕩けそうになるよ。 (映画を見たことが無かった私も、昔から、これら主題歌だけは聞き知っていましたし)

ホント、見事な出来映えの漫画映画です。
50年代黄金期のディズニー映画って、やっぱ凄ぇや。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

レディは血統書付きのコッカー・スパニエル。
お屋敷で何不自由なく育てられたお嬢様です。

一方、雑種のトランプは天涯孤独の野良犬でした。
決まったねぐらを持たず、餌にありつけるかどうかは己の才覚次第。^_^;
でも、その日暮らしの生き方に何ひとつ不満はありませんし、野良犬としての処世術にもたけています。
保健所の捕獲員を煙に巻くなんてお手の物だし、犬同士のケンカ(ドッグファイト!)は無敵。
愛嬌のふり撒きぶりも抜け目無く(笑)街の食堂の店主らは、残らずイイお友達です。
  

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世間知らずのお嬢さま、レディ。

ある日、お屋敷で散々な目に遭ってしまい、外に出て独り途方に暮れているところをトランプに助けられます。

それから、二匹はデート。(^ァ^)
この漫画映画で、最も美しい時間です。
ホントこのシーン、いつまでも見ていたくなるよ。

野良犬トランプの説く、人間に飼われない生き方。
自由の素晴らしさ、そして冒険の日々・・・・
街の夜景に(ウットリと (^^))見入りながら、その話しに聴き入るレディ。

なんなら、ここから二匹が旅に出る。
それこそ恋と冒険のストーリーが始まっても、少しもおかしくは無いところですけれど。(笑)

ですがトランプ君、あっさりとレディさんの(やっぱりお屋敷が良いんだって ^_^;)主張に同調しちゃうんですよね。orz

君と一緒なら、人間どもに飼われてやるのも良いかナってかぁ? (@_@)

このシーン、見ているこちら(大人になっちまったオレ σ^_^;)が、ちょっと気拙くなる瞬間ではありました。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

さてさて、世慣れないレディが野犬捕獲員に捕まってしまい、保健所の捕獲犬用ケージに放り込まれる辺りから、お話しは一転してシビアな方向に。(^^ゞ

そこには、レディと同様、捕獲員に捕らわれてしまった野良犬たちが居ました。
犬たちは皆、気の好い愉快な連中ばかり。
それぞれを紹介する下りは、とっても愉しいんですけれど・・・・
やがて、このケージの中の犬はいずれ処分される運命にあることが示唆されます。(-_-;)

でも、レディの首輪には、かつて飼い主のくれた鑑札(犬界のステータスです! (^ァ^) )がぶら下がっていました。

登場する犬たち一匹一匹が個性的で、お話しにグッと奥行きが出たとも言えますけれど。
それにしても、過酷に過ぎる犬たちの運命。(>_<)
とはいえ、このテーマをあんまり膨らましちゃったら、小さなお友達にとって、難し過ぎる映画になってしまいそうですね。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

冒険の末、晴れて結ばれるレディとトランプ。
トランプも、レディと共にお屋敷に飼われることになって大団円です。
好かった、好かった。(^ァ^)

いやいや、ちょっと待ってよ!(-_-メ)
メンドクサイ大人になっちまった視聴者(オレ σ^_^; のことです)からすると、このラスト。
つまり、お屋敷の飼い犬に納まっちまって(しかも室内飼い w)満足気なトランプの姿って、流石に気まずいものがあるんですが。^_^;

まァ細かいところまで突っ込むなってところでしょうか。 漫画映画だしネ。(^^ゞ

それにつけてもこの映画の音楽、何度聴いても本当に素晴らしいです。(^ァ^)
  
    

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Comments

ディズニー映画の楽しさは、技術はさておいて今も昔も変わらないでしょうね。
私が白雪姫を観たのは小学校6年、まだ戦後6年ぐらいですよ。我々小学生が2列に並んで映画館の前にワクワクしながら並んだのを今でも思い出します。
もうアメリカからこんな楽しいものが届いたんですね。映画は幼心にもカルチャーショックを受けました。
何て素晴らしい・・・と思ってから70数年は経ったでしょうか!(^^)!アニメも進歩したでしょうね。

Posted by: おキヨ | January 17, 2021 03:34 PM

>おキヨさん

「白雪姫」も「わんわん物語」と同様、私は見逃しています。^_^;
おキヨさんは、全盛期ディズニーの名作漫画映画を(ほぼ)リアルタイムでご覧になりましたか! もの凄く羨ましいです!

そんな老舗のディズニーも、最近は(時代の空気を汲み取って)今風のアニメ(!)映画を造っているようですね。
そちらの方も、気になるところです。

Posted by: もとよし | January 17, 2021 07:10 PM

こんにちは~

 ワンワン物語、観てみたい^^。
キャラクターがかわいい♡
でも最後は、お嬢様レディと一緒に冒険の旅に出てほしいな^^。そんなこと思いました。

Posted by: みい | January 19, 2021 12:54 PM

>みいさん

今のイメージで言ったら、ここから何かが始まりそうですよね。
でもこれは(現在とは感覚のかけ離れた)1950年代のディズニー作品。

ご家族で安心して見てネ (^ァ^) っていう製作者側の意向が伺えます。
そんな古い時代の空気を感じながら鑑賞するのも、また楽しいです。(^ァ^)

Posted by: もとよし | January 20, 2021 08:14 PM

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