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January 03, 2021

映画:ゴジラ対メガロ

 
 
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ゴジラ対メガロ
Godzilla vs. Megalon
 
 
監督:福田純 (本編)
   中野昭慶(特撮)
出演:佐々木勝彦
   林ゆたか
   川瀬裕之(子役)
 
 
     1973年   東宝
 
 
お正月らしく怪獣映画でも。(^ァ^)
ある意味、問題作(!)とでも言うべきシリーズ第十三作目です。

主役のゴジラは、この時代の作品らしくお目々パッチリ型のマスクで、ワタクシ、今作に関して言えば結構カワイイって感じてます。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

一方、対戦相手 w のメガロは昆虫をモチーフにしたと思しき怪獣です。

虫なら虫で、悪かぁないんだけれど、でも(カブトとかクワガタとか)もっと子供たちに人気の出そうな昆虫だってあるでしょうが?w

メガロって、なんかこう、地味ぃ~で、クラ~くて、そして、どこか湿っぽい「ムシ」に仕上がってるんですよね~。(>_<)
藪とか溝の中でも這ってそうな。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

さて、今作で重要な役どころを務めますジェットジャガー。(^ァ^)

佐々木勝彦 が造った正義のロボットなんだそうですけれど。
これ、どう見てもテレビの特撮ヒーローものの真似ですよ。w
と言うか、完全に東宝版ウルトラマンでしょ。
当時のトレンドに乗っかってやろうという目論見が見え見えだって。^_^;

時に、七十年代前半。
当時は(テレビを中心に)特撮ヒーローブームの真っ只中でした。
(ウルトラマン・シリーズで言うと「ウルトラマンタロウ」の放送された年になります)

そこで、ゴジラ映画にもウルトラマンのような人型のヒーローを出して、人気のてこ入れを図りますかって(止せば良いのに (>_<))なっちゃったようですね。

他に、前作でデビューしたばかりのガイガンが再登場。
当然、ヒール側での参戦です。w

この、四つどもえの死闘。
そのアクションは(容赦無しに)擬人化されまくって(そもそもジェットジャガーなんて人型ですし w)いまして、もはやプロレス中継と何の代わりもありません。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

さて、本編の方はというと(当時の)無名・若手俳優を積極投入。

でも、主演の 佐々木勝彦 と 後輩役・林ゆたか が、キャラ的にかぶっていて(どちらも若いイケメン (^ァ^))あまり凹凸が無いんですよね。(一応、ロボットを造る科学者と、もう片方は腕利きドライバーという違いはあるんですけれど)

この映画、そもそも登場人物そのものが少ないし、本編のシーンも極々限られています。
人間ドラマと言う点で、ほぼゼロ(爆)なんで、俳優さんに求められるモノもあまり無いんでしょうけれど。w

アクションがまた中途半端でねぇ。(^^ゞ
トホホな格闘シーンでガックリ来ましたし。orz

但し、途中のカーチェイスだけは、妙~に頑張ってました!w
そもそも、出て来るクルマの車種からして(当時の国産車ばかりではなく)結構凝っていたようです。(クルマに疎い私には、特定出来なかったですケド ^_^;)
乗用車で強引な階段降りとか始めて、これって香港映画かよ? って想いました。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

特撮シーンにおける、過去作のフィルムの使いまわしの上手さは(なんか皮肉な表現ですけれど ^_^;)もはや芸術レベルに達しています。w

要するに、もの凄い低予算で撮られたんでしょ? ってのがアリアリと判ってしまう仕掛け。(笑)

但し、特撮シーンのスタジオの広さは、テレビの特撮ものとはまるで違いますね。
滅っ茶広~い。(^ァ^)

でも、その広さが故に、かえって演出面が安直になってしまっているってのはあると想う。
メガロが移動する際にピョンピョンと飛び跳ねさせたり、ゴジラに(あまりに強引過ぎる w)ドロップキックをさせたりして。orz
つまり、映画用の(広大無辺な)セットを使ったことが、決して良い結果を生んではいないんですねぇ。(>_<)

        ▽▲▽▲▽▲

もう、志の低さが見え見えで、ゴジラ映画もここまで墜ちたかと。orz

この作品を愛せるか否かで、その人のゴジラ愛が試されるとしたら・・・・
オレは、かなりヤバイ崖っぷちに立ってるって事になります。(滝汗)

公開の当時、この作品でゴジラ・シリーズを見限ったって方も少なからず居たんじゃないでしょうか?

この映画、誉めるところが中々見つからないで困るんだよねぇ。orz
シリーズ中でも特に中身の薄い一本と言えそうです。
 
 

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