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November 03, 2020

映画:アベンジャーズ

 
 
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アベンジャーズ
Marvel's The Avengers
 
 
監督、脚本:ジョス・ウェドン
原作:スタン・リー
   ジャック・カービー
出演:クリス・エヴァンス   (キャプテン・アメリカ)
   ロバート・ダウニー・Jr (アイアンマン)
   スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)
   マーク・ラファロ    (ハルク)
   クリス・ヘムズワース  (ソー)
   ジェレミー・レナー   (ホークアイ)

   サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)
   トム・ヒドルストン    (ロキ)
   スタン・リー       (市民)
 
 
        2012年    米国・マーベル
 
 
2012年公開の映画「アベンジャーズ」です。
その英題に(わざわざ)原作出版社の名前が冠されている(Marvel's The Avengers)んですね。 なんかオモシロい。(笑)
これって、米国の出版社「マーベル・コミックス」が、その長い歴史の中で創造し、育てて来たヒーローたちが、一堂に会して活躍するお話しなのだそうで。
だから、わざわざ「マーベルの~」って付けてるんですね。 いわば、マーベル版アメコミ・ヒーローのオールスター感謝祭。(笑)

それにしても、マーベルのヒーローって、実は(!)みんな同じ作品世界に棲んでいて、それぞれが個別に悪と闘ってたんですね! まぁ、その辺は薄々勘付いていましたけれど。(笑)

ともあれ、そこは同じ出版社のことですから、事務所の壁(みたいなもの w)もなく、こうして皆を集めて、一つの(お祭り的な)作品に投入することが出来るというワケ。(^ァ^)

でもそこは、一人一人がクセの強~いヒーローの皆さんのこと。
目的はひとつ(正義のため)とは言っても、一つのチームとしてまとまるまでがタイヘンなんですけれど。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

これって、我が国で言えば、往年のゴジラ・シリーズみたいな位置付けでイイんでしょうか? え、違う?(笑)
でも、「ゴジラ」(1954年)から始まって、いろんな怪獣映画が続々と造られ、怪獣人気の沸騰したところで公開された「怪獣総進撃」(1968年)を連想しちゃうんですよね。
夢のオールスター映画って感じで。(笑)

東宝の、「ゴジラ」(1954年)から「怪獣総進撃」(1968年)に至るまでの道も長かったけれど、マーベルの場合も気宇壮大なプロジェクトでした。
これって「アヴェンジャーズ」と言うアメリカ製コミック/架空のお話しばかりではなしに、現実の、映画会社と出版社が連携したプロジェクトとして見ても、巨大なスケールと言えますね。(@_@)

        ▽▲▽▲▽▲

アメリカ製コミックの映画化作品。 ワタシも、これまでにいろいろと観てきました。
その中には、今作に登場するヒーローを、それぞれ主人公に据えた作品群も、一通り含まれています。
つまり、映画「アヴェンジャーズ」の鑑賞をするにあたっての態勢は、バッチリ整っていると言うワケ。

準備はOK! どこからでも掛かってきなさい! です。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

この映画、ヒーロー達(を演じる役者陣)もイイんですけれど、アヴェンジャーズと戦う敵役が、また素晴らしかった。
「マイティ・ソー」(2011年)にも(やっぱ、観といてよかったネ w)同役で出演していたトム・ヒドルストン(ロキ)が、このゴージャスな映画の悪役を(ほぼ一人で)引き受けてくれています。

人を食った態度ふるまい。 終始浮かべるニヤニヤ笑い・・・・いわゆるワルイ笑顔。(笑)
優雅・貴族然とした物腰で姿を現し、周囲の人々を(ねっとりと)睥睨してみせるあたり、ワルモノの魅力全開です。(でも、どこかビミョーに抜け切れない小者ぶり w)

        ▽▲▽▲▽▲

当初は互いを信頼し合うことが出来なかったアヴェンジャーズの面々。 つまり、皆でギスギスしてた。(笑)
でも、それも無理ないですよね。
これまでは、それぞれが独りひとりで、個別に悪と戦って来たんだから。
そんな、決して一枚岩とは言えない正義の味方たちでした。

我がまま放題、なんでもオレがオレがの アイアンマン。
周囲から自己チューと評される彼が、最後に採った行動は・・・・

キャプテン・アメリカ(もとよし のイチ推し (^ァ^) )はバリバリの戦中派!(だから、最初 アイアンマン とは犬猿の仲なのでした w)
その彼が、初めてリーダーシップを発揮する場面がもの凄くヨカッタ~。
ここンとこ、私が本作「アヴェンジャーズ」で一番好きなシーンです。

普段は至って物静かで、でもカッとなったら誰の手にも負えない ハルク。
神様のスタンスをあくまで崩さずにいる ソー。

あと、ブラック・ウィドウ(スカジョ)の、誘導尋問の名手という設定の生かし方も気が利いてます。。
神さま さえも手玉に取ってみせるオンナ。 イイね。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

はじめ、仲間同士で散々バトルし合うも、クライマックスでは一致団結して悪と向き合う。
これって、ヒーロー集結もの(?!)ドラマの王道を踏襲してますね。
それも、ありがちなベタな展開を、極めて高度なレベルで巧みにまとめています。 スゲェや。(^ァ^)

ともかく、ストーリーがとっても好く出来ていて、観ていて感心させられっぱなしでした。
なんかこう、スッゴク頭の良い人が考えに考えて練り上げましたってな風で。(なんか、スッゴク頭の悪そうな感想ですケド(爆))

それに、台詞のひとつひとつが凄くイイ。
それぞれが意味深くって、そして粋なんです。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

尺のことについて言うと、アヴェンジャーズの面々が反目し合った末にスクラムを組み、そして反撃に出る。 そこまでに、全体の三分の二ほどを費やしています。

つまり、お話しの本筋(悪との戦い)が、なかなか動き出さない。
これって本来、オレのニガ手なパターンの筈なんですけれど。(^^ゞ

普段ならば、もどかしく/ジレッタク感じそうなこの展開ですけれど、でも(こんな、せっかちなワタシが)イラつく間も、そして飽きる暇もなく、時の経つのを忘れて愉しむことが出来ました。

        ▽▲▽▲▽▲

この映画で残念に感じた点を強いて上げれば(ワタシの好きな)キャプテン・アメリカの衣装が気に入らない (^^ゞ ってトコロでしょうか。

今回のコスチューム。 キャプテンがアヴェンジャーズに加盟するに当って、わざわざ新調して貰ったって設定らしいんですけれど、これがイマイチな仕上がりでねぇ。(>_<)

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)の作中で着ていた星条旗コスチューム。 あちらの方が、ずっと素敵でしたのに。
 
 
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今回、私はDVDで愉しんだんですけれど、日本語吹き替え版の出来もスゴク良かったです。

こういった、鳴り物入りの超大作映画を誉めるのって、なんかシャクなんですけれど(笑)でも、この作品は素晴らしかったです。

滅法面白くって、そして隅から隅まで、およそスキの見当たらない。
正しく傑出した一本でした。
 
 

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