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November 27, 2020

映画:コブラ

  
  
Photo_20201127210601 
 
コブラ
Cobra
 
 
監督:ジョージ・P・コスマトス
脚本・出演:シルヴェスター・スタローン
 
 
      1986年   米国
 
 
 
随分と昔のことですけれど。(^^ゞ
その当時、同じ合唱団で唄っていた友人が(折りしも公開中の)この「コブラ」を観て来て、スタローンの映画で凄~く好かったって、感想を熱く語ってくれたことがありましてね。

当時のボクは、この映画にも、そしてスタローンに対しても興味もなんも無くって「あ、そーなんだ。 ふ~ん」って具合の無反応ぶり。w(「ロッキー」(1976年)は観てたのにね)
それでもホンのちょっとだけ w 興味が湧きはしましたけれど、でも映画館に脚を運ぶまでには至らなかったです。

さてこの度、そのシルヴェスター・スタローン主演の映画「コブラ」のDVDを観てみました。
なんか、ものスゴイ後追いの視聴なんですけれど。(笑)
とにかく、オレもちゃんと観たからね!

        ▽▲▽▲▽▲

1986年公開の米映画「コブラ」。
観ての第一印象はと言うと、これってつまり「ダーティーハリー」のスタローン版だよねぇ? ってコトです。(笑)

映画「ダーティーハリー」(監督:ドン・シーゲル)が公開されたのは1971年。
クリント・イーストウッド演じるサンフランシスコ市警の刑事は、己の信念/正義を貫く為には手荒な、場合によってはダーティーな行動に及ぶことをも辞さない。 そんな型破りな男でした。

「ダーティーハリー」で観る者に強烈な印象を残したのは、魔都(!)サンフランシスコの渇いた空気感と(それに相応しい)淡々とした描写。
そして大胆な(しかし抑制の効いた)バイオレンス表現や(犯行の)陰湿な猟奇性。
更には、主人公の抱く孤独や執念等など。

それは、ある意味ドライで、そして、やや殺伐とした世界観ではありました。

        ▽▲▽▲▽▲

そしてこちら、スタローン映画「コブラ」の舞台はロサンゼルス。
同じ北米西海岸ではあっても「ダーティーハリー」とは一味違った熱さ! そしてまた、幾分のウエットさ/叙情性も感じさせます。

なにしろ、銃なんてド派手に(もうキモチ良いくらい w)バンバン撃ちまくるし、カーチェイスも思いっきり派手!
その上、ヒロインとのロマンスも(ここンとこは「~ハリー」になかった)。
これって、観る者をしてとにかく判りやすく、どこまでもストレートに愉しませますってタイプの映画ですね。(^ァ^)

スタローン。 ロサンゼルス市警きっての超ヤバい刑事を演じるにあたって(黒ずくめの)革ジャン+グラサンという(絵に描いたような w)ラフでマッチョなキャラクターを用意して来ました。
愛車はクラシックな流線型の(改造車と思しき)クルマ。
ま、オレ的に、ここまでやられると流石にベタ過ぎかナって想うけれどね。(笑)

スタローンとイーストウッド。
どちらの方が良い悪いではなしに(そもそもが比較するようなモンじゃありません (ーー;))ここはアクションスターそれぞれの、個性を愉しむのが吉ではないかと。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

映画冒頭で主人公が披露する(いわゆる掴みの)アクション!
その演出の見事さ/テンポの好さは、「ダーティーハリー」の、あの(!)素晴らしい序盤を髣髴とさせて、特に好かったねぇ。(^ァ^)

そして、中盤以降からはストーリー/アクションとも、ハッキリと変化してゆきます。
つまり、あのイーストウッド作品とは完全に一線を画すんですね!

激しい銃撃戦で、大勢の悪者たちをバッタバッタと(ホントこの男、お終いまでに一体何十人撃ったんだろう? (^^ゞ)一掃してゆくスタローン。 痛快無比!

観ている途中から、あゝこれはもう(「ダーティーハリー」の亜流なんかじゃあない)スタローンならではの映画だなって、ハッキリ直感出来る仕掛けです。(笑)

やっぱコレだよねぇ。(^ァ^)
結局こういうのに落ち着くんだよ、スタローンの映画は。(笑)
豪快なアクション路線がサイコーだよねって(イーストウッドとは違うんだし w)納得させられます。
 
        ▽▲▽▲▽▲
 
多作の映画スター、シルヴェスター・スタローン。

この「コブラ」(1986年)で見せたバイオレンス刑事路線は、でも、これ以降は続けなかったようですね。
それで正解なのかと想います。(^ァ^)

痛快無比のアクション作品。 尺も短くスッキリしていて、スゴク見やすかったです。

 

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Comments

私はシルベスター・スタローンの映画を全く観てないですね。別にこの俳優を嫌いだという事ではありませんが,なぜか観たことがないデス。
先日クリントイーストウッドの「運び屋」を見ましたが、この俳優は高齢になってから好きになりました。90歳のイーストウッド、素敵でした。
ダーティハリーをテレビでやるようなことがあったら必ず観ます!

Posted by: おキヨ | November 29, 2020 03:31 PM

>おキヨさん

スタローンも、近年では(歳相応に)内省的な表現/演出を心掛け・・・・って、そうでもないですね。やっぱり徹底してアクションの人です。(笑)

大出世作の「ロッキー」は、その後も続編を撮り続けていますけれど、この「コブラ」のように、以降同じ(刑事もの)路線を繰り返さない。
やってみてダメ(^^ゞならダメと、バッサリ切り捨ててしまう、クールな判断力を持った映画人と想います。

Posted by: もとよし | December 03, 2020 06:21 AM

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