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December 31, 2019

今年の第九

  
 
あと数時間で、令和元年が終わろうとしています。

今年は夏の頃、視力に不調を(ものが二重に見えるという)きたしまして、大いに難儀しました。(>_<) なにせ初めてのことですし。(なんか、ひと夏分損したような気分です。 (^^ゞ )

今はもう、随分と好くなって(半年前に眼のことで悩んだのを、忘れてしまいそうになるほど (^^ゞ )はいるんですけれど。 ともあれ、回復してくれてホントに助かりました。(^^ゞ

そして、以前から続けています通院の方。
こちらも検査結果の数字の方が、一時期は酷い結果となりまして、大いに反省。(^^ゞ
現在は、巻き返しを図るべく、いろいろガンバッテるところです。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、今年の第九ですけれど、年末の休みに入って、地元の図書館で借りて来たCDから。

 
 
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
  交響曲 第九番 ニ短調 作品125 《合唱》

 
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ヴァルター・ベリー(バス)

 合唱 :ウィーン楽友協会合唱団
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 指揮 :ヘルベルト・フォン・カラヤン

   録音:1962年 独グラモフォン


 
カラヤンが60年代に録音したベートーヴェン交響曲全集から。
なんでカラヤンかって?
図書館で第九を借りようと捜したら、これしか置いてなかったんです。(笑)

カラヤンの第九。
大作曲家の代表作を、人気指揮者が振るわけです。(^ァ^)
ましてカラヤンのこと。(笑) 同曲の別録音が何種類も在りまして、もう、どれがどれやらって感じ (^^ゞ なんですけど。

ともあれ、これは1962年。 五十代の巨匠による覇気に溢れる演奏でした。
颯爽としたテンポで気合充分!

        ▽▲▽▲▽▲

さて、令和の元年/2019年は今日でお終い。
「問はず語り」も、今年はここまでとさせて頂きます。

拙ブログにコメントを下さる、そして訪れて下さる皆さまに感謝申し上げます。
来る令和の二年、2020年も、どうかよろしくお願い致します。

 





2018年の第九
 管弦楽:コロンビア交響楽団
 指揮 :ブルーノ・ワルター
 録音 :1959年
 
 
2017年の第九
 指揮:バレンボイム
 演奏:BBCプロムス(2012年、ロイヤル・アルバート・ホール)
 
  
2016年の第九
 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
 指揮 :朝比奈隆
 演奏 :大阪フェスティバルホール 2000年12月29日
 
 
2015年の第九
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮 :クリスティアン・ティーレマン
 
 
2014年の第九
 管弦楽:バイエルン放送交響楽団、
     ドレスデン国立管弦楽団、
     ニューヨーク・フィルハーモニック、
     ロンドン交響楽団、
     レニングラード・キーロフ歌劇場管弦楽団、
     パリ管弦楽団
 指揮: レナード・バーンスタイン
 演奏: 東ベルリン・シャウシュピールハウス
     1989年12月25日 (ライブ)
 
 
2013年の第九
 管弦楽: サイトウ・キネン・オーケストラ
 指揮 :小澤征爾
 演奏 :長野県松本文化会館 2002年
 
 
2012年の第九
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮 :レナード・バーンスタイン
 録音 :1979年
 
 
2011年の第九
 管弦楽:NHK交響楽団
 指揮 :ズービン・メータ
 演奏 :東京文化会館 大ホール 2011年4月10日
 
 
2010年の第九
 ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2010
 管弦楽:岩城宏之メモリアル・オーケストラ
 指揮 :ロリン・マゼール
 
 
2009年の第九
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮 :フェリックス・ワインガルトナー
 録音 :1935年
 
 
2008年の第九
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮 :ヘルベルト・フォン・カラヤン
 収録 :1968年
 
 
2007年の第九
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮 :アンドレ・クリュイタンス
 録音 :1957~60年
 
 
2008年の大晦日 (この年書かず)
 
 
2006年の大晦日 (この年書かず)
 
 
2005年の大晦日
 
 
2004年の大晦日
 
 

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December 30, 2019

映画:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

  
 
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
Star Wars Episode V The Empire Strikes Back
 
 
監督:アーヴィン・カーシュナー
製作:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:マーク・ハミル     (ルーク・スカイウォーカー)
   ハリソン・フォード   (ハン・ソロ)
   キャリー・フィッシャー (レイア姫)
 
 
        1980年    米国
 
 
スターウォーズの<二番目に撮られた>映画がこれ。
シリーズ中では「エピソード5」と呼ばれて、物語りを時系列順に並べた場合、五番目にあたるって位置づけなんだそうですね。

でも、やっぱりこの映画、俺の中では<スターウォーズのパート2>だよなぁ。(笑)
だって、最初に鑑賞した「スターウォーズ」(1977年)、つまりエピソード4の印象があまりにも強烈でしたし、なにより、自分的に<最も多感な時期>に観てしまったので。
そのエピ4、つまり最初の「スターウォーズ」(1977年)の続編と来れば、もうね。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

さて、このエピ5ですが。 私、その昔映画館で(と言っても封切り時ではなく、ずっと後になってから名画座で)観てはいるんですけれど、正直、あんまり好い印象が残っていないんです。(世間的には、シリーズ中でも特に人気の一本らしいんですけれどね)

なにしろ名画座ではエピ5・エピ6と、続けて(二本立てだったんです)見ています。 なので、連続鑑賞した分、各々の印象が希釈(?)されてしまっているんでしょうね。
ホント、バカな見方したよなぁ。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

さて、SF作品全般と縁遠くなってから久しい(元SF少年の)私が、久方ぶりに間見えたスターウォーズのパート2・・・・じゃあなかったエピソード5/「帝国の逆襲」ですが。

前作(エピ4)のラストで大団円。 賑々しく幕を下ろしたはずが、しかし、まだまだ戦いは続いていました。 それも、主人公らの反乱軍は、どうやら地味に逃げ回っている様子。(^^ゞ

前作では砂漠の惑星の景観が圧巻でしたけれど、今回は雪氷の惑星が序盤の舞台です。
物量に任せて押して来る帝国軍と、それを掻い潜って逃げ切ろうという反乱軍と。
帝国軍との攻防シーンなど、割合コンパクトな仕上がりという気もしますけれど、これって前作(エピ4)でのクライマックスのイメージが強烈に残っている故でしょうか?(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

そして、みんな大好きミレニアム・ファルコン号。(^ァ^)
相変わらずの、草臥れきったオンボロ感覚が素敵です!(笑)

なにしろ、長年徹底的に使い込まれた宇宙船です。
あちこち壊れまくって、その度、修理に次ぐ修理。
そんな古い機体を騙し騙ししながら飛ばしていて、でもスピードでは、どの宇宙船にも負けません。

この、手垢の付いた未来(昔のお話しって設定ですけれど)感が最高!
これぞスターウォーズの世界ですよ。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

但しこのエピ5。 前作と比べて、なんか宇宙そのものが小さく感じられますねぇ。
作品世界そのものが、随分とコンパクトになっちゃった印象。
だって、どの星へでも宇宙船でサッと移動しちゃうし。(笑)
まぁドラマの展開をスピーディーにするためには、こうする必要があるんでしょうけれど。

        ▽▲▽▲▽▲

映画中盤の舞台となるのは森の惑星ダゴバ。(ジョン・ウィリアムズの音楽が素晴らしかったです)
主人公はジェダイ・マスターのヨーダと出会い、老師匠と若い弟子との(なんだか東洋的な)関係が始まります。
鬱蒼とした森(と沼)の中、ジェダイ・マスターの下で修行に励む主人公ルーク。

さて、惑星ダゴバでは(既に前作でも提示されていたことではありますけれど)スターウォーズってのは畢竟、精神対精神の戦いであることが(改めて)説明されます。

しかし若き主人公のルークは、どこまでも跳ねっ返り野郎でした。(笑)
なにしろ、師匠に対して謙虚に振舞うこと。 素直に従うってことが(まぁそこはアメリカ映画ですし (^^ゞ )まるで出来ません。
修行を切り上げるタイミングも(師匠からの「大切なことはすべて教えた」的な言葉を待たずに)自分で決めてしまいますし。(@_@)
こ、こんなんで、果たしてイイんでしょうか?(汗)

        ▽▲▽▲▽▲

そして終盤、レイア姫たちが訪ねる空中都市クラウド・シティ。
空に浮かぶ姿の壮麗さ、その景観の見事さときたら、もう素晴らしいの一言です。(^ァ^)

一方、室内に入るとスケール感が弱~くなっちゃうんですけれどね。(^^ゞ
ラストのチャンバラ(!)なんて、いまひとつ不恰好なものでしたけれど。 でも、スターウォーズの世界観を崩さない、手堅いもので、まァこれはこれで好かった。

ともあれ、この空中都市の壮大な設定。 これぞSF映画の楽しさって印象ですね。

        ▽▲▽▲▽▲

そしてマサカの、次回へと引っ張る(!)エンディング。(笑)
「この続きを見たくない観客なんて居ないよね?」とでも言いたげな、自身満々のラストです。
 
 
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これってもうパート3・・・・じゃあなかった、エピソード6に進むしかありませんね。(笑)
久々に観たスターウォーズのエピソード5/「帝国の逆襲」、とっても面白かったです。(^ァ^)

 
 

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December 29, 2019

荷風の散歩道

 
 
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作家・永井荷風が京成八幡駅のすぐ傍(千葉県市川市)に居を定めたのは昭和三十二年のこと。 以来、亡くなるまでを、この地の住人として暮らしたわけです。

そんなことを、先日訪れた「永井荷風と谷崎潤一郎展」(市川市文学ミュージアム)で知り得た(今更ですけれど (^^ゞ )私。
文豪の足跡を訪ねて、京成八幡駅の付近へと行ってみることにしました。
なに、京成本線の二駅先。 自転車を漕いで、ちょっと遠出するくらいの距離です。

八幡までは単純そのものなコースですし、荷風の住居があったと思しき地域も、簡単に(いささか拍子抜けするくらい、呆気なく (^^ゞ )見つけることが出来ました。

荷風の暮らしたのは駅の北側。
このあたり、住宅が密集しています。
が、現在建っているのは(サスガに)新しい建物ばかりで、文豪の暮らした当時の雰囲気は、最早ありません。

荷風の住居。 あるいはその跡を示すような案内板とかも立ってはおらず。 しかし、近所の商店街に沿って「荷風の散歩道」なる旗が、ずらり下がっていました。(^ァ^)

永井荷風、京成線の走り過ぎる音(すぐ傍ですし)など聞きながら、「断腸亭日乗」を書き綴ったんでしょうか。
この商店街も、日々歩いたことでしょうね。
晩年の荷風が贔屓にしたという「大黒家」(いつもカツ丼を頼んだのだそうな)の場所も確認出来ました。
生憎と、近年閉店してしまった由。 その味、確かめること能わず。 此のこと心残りなり。

 
 

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December 28, 2019

映画:3月のライオン(後編)

 
 
3月のライオン 後編
March goes out like a lamb

 
監督:大友啓史
原作:羽海野チカ 漫画「3月のライオン」
出演:神木隆之介 (桐山零)
   有村架純  (幸田香子:義姉)
   豊川悦司  (幸田柾近:義父)
   染谷将太  (二海堂:ライバル)
   佐々木蔵之介(島田開:師)
   伊藤英明  (後藤:敵)
   加瀬亮   (宗谷冬司:ラスボス)
   伊勢谷友介 (甘麻井戸誠二郎:川本姉妹の実父)
 
 
      2017年  日本
 
 
今年(令和元年)九月、将棋の木村一基九段(四十六歳)が、当人にとって初タイトルとなる名人位を獲得しました。
ついこないだ(2017年)藤井聡太七段(当時四段)がデビュー早々やってのけた快進撃が、まだまだ記憶に新しいところですけれど。
そこへ来て今度は、初タイトル奪取の最年長(!)記録更新ですよ。

プロデビュー以来、何度もタイトルに絡みながら、いつも、あと一歩のところで敗退してきた木村一基九段。
今回、実に七度目(!)。 齢四十六(!!)での挑戦にして、棋士人生で初のタイトル・ゲットです!!!
ここに、中年の星(笑)木村一基王位が誕生しました。

常日頃、棋士の皆さんの戦績にそれほど興味のない私でも、この四十六歳の快挙には心底感動しました。 って言うか、正直泣けました。 いや~、ホント好かった。(~_~)(涙)

こんなドラマを見せてくれる将棋って凄ぇ! そして、人間って素晴らしい!(^ァ^) と、掛け値なしにそう想いましたし。

ここでも、将棋から<フィクションの上をゆく現実>ってものを見せて貰いました。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、実写映画版「3月のライオン」も後編です。

高校生棋士、桐山零君の淡々とした暮らし。
研鑽を絶やさぬ、至極ストイックな毎日。
神木隆之介はもちろん、脇を固める役者陣に至るまで、それぞれの演技が実に巧み。
なにより、皆さんの演技のアンサンブルによって醸される空気感が素敵です。

        ▽▲▽▲▽▲

そして川本家。 平穏そのもので、将棋に(そして人間関係に)疲れた零君にとって、唯一の安らぎの場となっていた川本家ですが。 やがて、川本姉妹の次女がイジメに遭い。 そして、過去に(家族を捨て去って)家を出て行った父親との確執が始まります。
ここでは、復縁(?)を迫る伊勢谷友介のダメ親父ぶりが素敵でした。 (^ァ^)

零君、川本家の(フクザツな orz )家庭の事情に絡もう、なんとか力になろうと頑張るんですけれど、これが見事なまでに空回り。
なんの力にもなれない・・・・どころか、川本姉妹から(一旦は)拒絶されてしまう始末。

前編で一度は敗北を喫した強敵、後藤(伊藤英明)に勝ちさえすれば、川本家に出入りを許されると、そんなルールを勝手に作った(笑)らしい零君。 打倒・伊藤英明に向けて全力を上げます。
繊細だねぇ。(^ァ^) そんなコトしなくったって、川本家の玄関を堂々と跨げばイイのにね。(笑)
ともあれ、(原作、はまた違うんでしょうけれど)川本家の「家庭の事情」と、零君の対局が上手くリンクしていなくて、ここンところがちょっともどかしい気が・・・・

お芝居は、映画全編を通じて素晴らしいんですけれどね。

        ▽▲▽▲▽▲

終盤、ついにラスボス(加瀬亮)への挑戦権を勝ち取って、勝負用のキモノを仕立てる主人公。
コレを見て、おいおい君ってまずカタチから入るタイプだっけ? なんて想っちゃった。(^^ゞ (いや、零君ってそんな子じゃないでしょ?)

ともあれ、この後編も上質な好い映画でした。
演技・演出、ともに丁寧で素晴らしかったです。

 
 
     3月のライオン 前編 (この映画のパート1です)
 
 
 

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December 22, 2019

市川市動植物園の紅葉

 
 
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紅葉を求め、市川市動植物園へと行って来ました。
 
  
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紅葉狩りとかバードウォッチャーなどなど、この日は普段と比べて人出がありました。
 
既に盛りは過ぎていましたけれど、まだまだ見応えのある紅葉。
  
  
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すっかり出遅れた感がありますけれど。 orz 
 
 
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やっぱり、もうちょっと早目に来ていれば好かったですねぇ。(笑)
 
 

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また忘年会でした

 
 
またしても職場の忘年会です。
今回もまた、小規模の席でした。
場所は、今度のは職場から少し離れたところ。
自分的には帰宅路線につながる駅の近くでしたので、帰りはラクさせて貰いました。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

で、今回はどこをどう間違えたのか、一座の話題の中心が蛇/トカゲなどの爬虫類、それからネズミの飼育(ペットとして)の談義に。(^^ゞ
まぁ、そこは好き好きですから、どうぞご自由にって言いたいところではあるんですけれど。
ともあれ、私なんかの見も知らぬディープな世界に付き合わされました。

で、その話しを、しゃぶしゃぶツツキながら聞かされるワケです。(笑)
いえ、マニアックな話題に臆することなく、しっかり喰って来ましたよ。(^^ゞ スゴク美味しかったです。

今度は会がお開きとなるまで、最後までお付き合いしました。
というか、皆さん早目に切り上げてくれたんですね。(笑)
上品な会席で、今年の締め括りをして来ました。

 

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December 21, 2019

永井荷風と谷崎潤一郎展

 
 
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永井荷風と谷崎潤一郎展

 
  2019年度市川市文学ミュージアム企画展

   荷風生誕140年 没後60年を記念して
 


    会場:市川市文学ミュージアム
    期間:2019/11/2 ~ 2020/1/19
 
 
お隣の市川市で、上記の企画展が催されていました。
荷風とも谷崎とも縁遠い私で、確かそれぞれの著作を一冊ずつ程度しか読んでいない筈なんですが。(記憶も、最早曖昧です (^^ゞ )

両文豪の自筆原稿、手紙とか日記(荷風の「断腸亭日乗」のごく一部)などなど、いろいろと展示してあったんですけれど、これが(あんまり達筆過ぎて (^^ゞ )中々読めない。orz
サラサラっと草書で書かれた手紙なんかが読めないのはともかく、原稿や日記までも歯が立たない。
だって、戦後の作品ですよ。 もうちょっとイケるかと想って掛かったら全然でした。(特に荷風!)

        ▽▲▽▲▽▲

驚いたのは、荷風が一時期、市川市内に暮らしていたということ。
京成八幡駅から、そう遠くない辺り・・・・って、私が通勤で日々通過している路線からも近いじゃないですか! 晩年あの辺りに転居して、亡くなるまで住み続けた由。
意外や文学に縁のある当地でした。(^ァ^)

その荷風と、同時代の作家として親交のあったのが谷崎。
と言うわけで、今回の「永井荷風と谷崎潤一郎展」の開催と相成ったようです。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、荷風と言えば、ヒョロリとした体躯、スーツに帽子、そして(いかにも度の強そうな)眼鏡を掛けた姿を想い出されますけれど、あの丸メガネが展示してあったのはヨカッタ。(^ァ^)
この企画展での最大の収穫は、永井荷風の丸眼鏡を見れたって事です。(笑)

小規模で、割合にアッサリとした展示でしたので、すぐに見終わっちゃいました。
 
 

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December 17, 2019

小説:ワンちゃん

 
 
ワンちゃん
 
 
   楊逸 著
 
       2008年  文藝春秋
 
 
 
  ・ワンちゃん
  ・老処女
 
 
 
拙宅周辺にあります何軒かのコンビニ。 その内で最も多く利用しているのは、県道沿いの100円ローソンだったりします。
お店で働いているのは、多くの場合外国人(とおぼしき人々)ですけれど。 当たり前すぎて(フツーに世間話 (^ァ^) を交わしたりしますし)今では何の感慨もなくなりました。
まぁこんなのは、今時どこのコンビにで同様に見られる風景でしょうけれど。

ともあれ、使っている当の日本人ですら、難しくて途方に暮れる (^^ゞ ことすらある日本語。
異郷で、その地の(複雑極まる)言語を習い覚え、使いこなして(レジがバーコード対応されて、やり易くなっているとは言え)働こうって言うんですから、これってもう、スゴイ行動力/バイタリティーと想うワケです。 逞しいねぇ!

        ▽▲▽▲▽▲

さて、本書は楊逸のデビュー作です。
中国ネイティブの著者ですけれど、この作品は最初から日本語で書いたらしいですね。
世に出て早々に文学賞を受賞した他、芥川賞候補にまでなっています(後に別作品で受賞)。
これだけ見ると、順風満帆と言う印象の著者ですけれど、ここまでの道程は(本書の二編の主人公たちの運命と同様)苦労が多かったようですね。

        ▽▲▽▲▽▲

デビュー小説「ワンちゃん」


※ 中国で、遊び人の亭主に散々苦労させられた挙句、ついに日本まで逃げてきたワンちゃん。
日本人と再婚して改名しますけれど、旧姓が王だったので、その後もワンちゃんで通ってます。
中国では女一人ファッション関係の会社を立ち上げ(スゲェ!)、一頃は改革開放の恩恵を受けて羽振りの好かったワンちゃん。
でも、日本に来た当初は言葉も不自由でしたし、まして商習慣とか、まるで判らないワンちゃんです。
(中国でやっていたような)商売はムリとみたワンちゃんが(なにも判らぬまま)徒手空拳で始めたのが、国際結婚の紹介業。
日本で結婚志望の男性を募り、中国で相手の女性を見つけて、くっつけるというものです。

さて、日本でワンちゃんの下に集まったのは、過去に結婚で失敗した男とか、勘違いした(スケベ)男とか・・・・
一方中国側でも、日本に行きさえすれば、裕福で快適な暮らしが出来るものと期待して集まってくる女たち。 あるいは、中国に居づらくなった(離婚、嫁ぎ先との関係悪化などなど)女性も。
お互いの思惑/利害がビミョーに食い違い、あるいは勘違いして、この男女たち、果たしてダイジョウブなのか?(笑)


なんか、日中互いの文化への勘違い/差異にまつわるドタバタが噴出しそうで。(^ァ^)
風刺の効いたコメディになりそうですけれど。(笑)

でも、小説「ワンちゃん」、そうとはなりませんでした。(^^ゞ
お話しが、次第にシビアな展開へと移ってゆくのが、楊逸の持ち味のようですし、そこに妙味・文学性を感じます。
あるいは、ここには、来日して苦労を重ねた著者の経験/人生観が反映されていると言うべきなのか。

お話しは、ワンちゃんが請合う結婚志望の客(とその老母)のエピソードと、ワンちゃん自身の義母とのエピソードとが、交互に進行してゆきます。


客の老母 「うちの介護のことでも考えてやろか、この間、急に結婚する言うて五月の連休に中国へ行くってな。吃驚したけん、けどな、これで落ち着いてくれたら、うちも安心して死ねるんやから・・・・
  ~ 中略 ~
けどな、良い人を紹介してもらわんとな、顔が綺麗な人より優しい人が・・・・一緒に苦労してな、うちのことはなんでもかまわんで良いけ、勝雄と店のことを手伝ってくれたら・・・・あと、孫の顔を見たいけん。腰が悪くても、子守は出来るけん・・・・」

ワンちゃん 「お婆ちゃん、私の紹介、安心ください。良い女を、絶対」


日本人のそれとはビミョーに異なった習慣/倫理観の中で生きるワンちゃん。
異郷で逞しく生きる、なにより心優しいワンちゃんを待っている、シビアな(に過ぎる)運命が、なんとも切ないです。

他の(日本語ネイティブの)小説家とは微妙に異なる文体や、言葉遣い/措辞と、日中の狭間で逞しく生きているワンちゃんのポジション(それはまた著者の立ち位置でもあります)とが重なって感じられ、心を揺さぶられました。

ワンちゃんの人生/旅路は続きます。

        ▽▲▽▲▽▲

単行本化された際の書き下ろし小説「老処女」


※ 中国で生まれ育ち、大学では児童心理学を選択。
日本の大学に留学した後、現在は大学講師を務める主人公。
博士号を目指していますけれど、これが、なかなか上手くいかない様子。
博士と呼ばれるまでは、と独身を貫いて既に四十代。
そんな折、お相手として過不足の無い助教授(日本人)が赴任して来ます。
ここへ来て、結婚を意識し始めた主人公は・・・・


上記の「ワンちゃん」と同様、ここでも<異郷の地で頑張る中国人女性>が描かれ、小説として、より巧みなものとなっている気がします。
でも、よりシビアでストレートな展開を見せる分、「ワンちゃん」(こちらはまだ、淡い悲恋でしたから)よりも余程切なかったですねぇ。
日本まで来て踏ん張る主人公には、やっぱりシアワセになって欲しかったなぁ。
読む者をして、そう想わせるところ。 独特の切ない読後感が、楊逸文学ということなのかもしれませんね。

 
 

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December 15, 2019

海と生きる

  
 
千葉県北西部地区文化財展
  
  
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  海と生きる
 
       ~ 自然の恵みと人の知恵 ~
 
 
 
   場所:船橋市飛ノ台史跡公園博物館
   期間:令和元年十一月二日(土)~ 十二月十五日(日)
 
 
 
拙宅の近所にあります博物館にて、上記の企画展がありました。

縄文から平安時代くらいに掛けての遺跡が、いろいろと遺されています当地。
貝塚とか住居跡とかが、ココにもアソコにも。 それこそ、そこいらじゅうにあるって印象です。(笑)

勢い、そっち方面の教育活動も盛んのようで、近所の博物館もその目的で建てられたんでしょうね。
で、その施設を使って、郷土(船橋市を中心とする県内各市から)の遺跡からの出土品/研究成果が、こうして発表されるワケです。

この文化財発表会。 折り折り催されていまして、今度ので十回目になるんだとか。

        ▽▲▽▲▽▲

展示されていたのは、主として土器(破片を含む)や貝殻/石器などなど。
基本、この手のジャンルに疎いワタシでも、そこそこ愉しむことが出来ました。

入場すると、しっかりとした図録が渡されまして、これは好かった。
解説文や年表なんかは、持って帰って、落ち着いて読んだ方が好く判るものね。
出土品の写真も付いているし。(^ァ^)

海岸線の形が、現在とは大きく異なる縄文時代。
海とは随分と距離のある当地ですけれど、こんなところでも貝塚が残っているってのは、かつてこの辺も海だったってこと・・・・なんともロマンですねぇ。(@_@)

それにしても、住居跡や貝塚に遺された土器や石器、それから貝殻や石の欠片などなど、僅かな手掛かりから、当時の人々の暮らしぶりの変遷/文化の移り変わりを読み解いてゆく、考古学という学問。 今更ながら、スゴイもんだなと感じ入りました。
   
  

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December 09, 2019

忘年会でした

 
 
先日、職場の忘年会がありました。
ちょっと早過ぎって気もしますけれど、なに、これくらいの時期が予約しやすいって事で。(笑)

場所は、職場からちょっとばかり歩いたところ。
ここ、ワタシ的に初めてのお店ですね。(^ァ^)
まぁ、このところ、外食からすっかり足の遠のいている私としては、どこへ入ろうが、その印象は新鮮なんですけれど。(笑)

席に着いてみれば、意外や少人数(我が職場としては)の会席でした。
まぁ、次々に配膳されるお酒も料理が、どれも美味しかったので無問題です。

        ▽▲▽▲▽▲

このお店。 酒食の配膳を店員さん一人でやっていました。
つまりフロアの仕事を、たった一人でこなしているんですね。
スゴイ働きぶりで、これにはビックリの我々。
経費削減の波がココにも押し寄せて・・・・ なんて、皆で語っている内に夜も更けて参りました。

        ▽▲▽▲▽▲

その内に職場の不平不満、ぼやきクレームのあれこれが俎上に上がりだしまして・・・・(^^ゞ
雰囲気が怪しくなって来たので、ワタシは早目に退散させて頂くことに。

すっかり弱くなったモンです。orz
まぁ歳だしねぇ。 体調を崩すのがなにより怖くて、もう、そんなには呑めません。(笑)

 
 

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December 07, 2019

十二月の通院

 
 
月に一度のスケジュールで病院に通っている私。
本来ならば、十一月中に通院しておかなければならなかったところです。
それが、この十一月の内にはとうとう行くことが出来ず、既に十二月に突入しちゃってます。orz
受診をひと月分すっとばしたカタチですけれど、ともあれ今回も病院です。
お薬の在庫も切れかけているところでした。 アブナイ、アブナイ。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

そういうワケで土曜日の朝、いつもの病院へと伺ってみれば、この日は見事に満員です。 待合室も満杯。(^^ゞ(まぁ、土曜日ですしね)

でも、混んでいた割には、それほど待たされることもなく、アッサリ診察して貰いました。
数字の方は、前回よりも幾分好くなっていまして、まぁ好かった。 ほっと一安心です。(^ァ^)

過去に比較的良好な数値を記録していたのが、五月の診察の折りまでのこと。
その後(診察を数回サボったこともあってか)値は急激に悪化していました。orz
そこから数ヶ月。 気を取り直し、捲土重来を期して(自分なりに)頑張りまして。(^^ゞ
で、今回でやっと、五月頃にマークしていた値まで盛り返した格好です。 

先生からは、ここからだね、と。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

それにしても、この数日で急激に冷え込んで参りました。
風邪なんかひいちゃったら、元も子もないですからね。 油断大敵です。(^^ゞ
皆様も、くれぐれもご自愛下さいませ。

 
 

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