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August 12, 2019

映画:ダーティハリー

 
 
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ダーティハリー
Dirty Harry
 
 
監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド
 
 
     1971年    米国
 
 
映画「ダーティハリー」。
クリント・イーストウッドの、この(言わずと知れた)出世作を、私は高校生の頃、地元の小さな名画座で初めて鑑賞しています。

まぁ地元って言いましても、映画館の在ったのは もとよし 少年の日頃の行動半径からは大きく外れたエリアです。
なので、普段は滅多に出掛けることもない市街地まで、私鉄(ガタゴトゆっくりと走ったモンです)に乗って出向いたのでした。 想えばワタクシ、余っ程行動範囲の狭い高校生であったようです。(^^ゞ

ともあれ、その名画座です。
あの時は確か、シリーズの1・2・3(当時はここまで)をまとめて一挙上映していたような。
ダーティーハリー大会です。(笑)
この当時、既に名画座に掛かるくらいの旧作になってはいたんですね。

こっちは独りで(家族抜きで)映画館に入ることを覚えたばかりの男子高校生ですよ。
そこへ、あのクリント・イーストウッドの「ダーティハリー」シリーズを一気に(それも廉価で (^ァ^) )観せてくれるっていうんですから、これはもう、行くしかないじゃないですか。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

その、シリーズ第一作目「ダーティハリー」(1971年)。
今回見直しても、ほぼ覚えていた通り(若い頃のことで、余程強く印象に残ったんでしょう)の内容でした。

監督のドン・シーゲルがアクション映画の巨匠ってのは、後になってから知りました。
どこまでもパキーンと晴れたサンフランシスコの蒼い空。 乾いた空気に、バイオレンス。 映画「ダーティーハリー」の世界です。


  【注意!!!】ここからの記事はネタバレを含みます m(__)m


映画最初の見せ場は、あまりにも有名なハリーのアクションシーン。
街中で偶々目撃した強盗を、ホットドッグをもぐもぐ咀嚼wしながら退治して見せます。
こちらに向けて突進してくるクルマを(何食わぬ顔で)ピストルだけで停めてみせ、残った犯人に、これ以上闘う意思があるか(皮肉たっぷりにw)問い掛ける。

「ダーティーハリー」って存在を一瞬で印象付けてしまった名シーンですけれど、それにしても当時のクリント・イーストウッドの若いことわかいこと。(笑)

なにしろ我々は、クリント・イーストウッドという俳優兼監督の「その後」をしっているワケで、むしろそちらが基準となって「クリント・イーストウッド感」というものが出来上がっているわけですね。
なので、1971年作の本作に(今回、改めて)見たヤング・イーストウッドの姿は、私にとってとても新鮮でした。

        ▽▲▽▲▽▲

ハリー刑事が「ダーティー」付きで呼ばれるようになった所以を(トホホなw捜査の様子を通じて)説明した後、やがて登場するのが本作の敵役。 連続殺人事件の始まりです。

サンフランシスコの、あくまで晴れ渡った空の下。 乾いた空気の中での犯行ってところに、より深~い猟奇性(今風に言えばサイコ)を感じさせられました。
(高校生の頃、街中でネオンサイン(!)を掲げて信仰を訴える教会の姿に、「アメリカってスゲェ~ (@_@) 」って感心しちゃったオレ(笑))

身代金の受け渡しを巡って、犯人に散々振り回されるハリー。
しかし、どんなに酷い目wに遭わされようとも、常に真正面(?!)から犯罪と立ち向かうのがハリー刑事の流儀。
たとえ汚れ仕事であっても、決して厭わずにやり遂げる。
ここンところに関しては、映画全編を通していささかもブレることがありません。
このあたり、「ダーティーハリー」と呼ばれる男の面目躍如ってところです。(^ァ^)

そして遂に、アメフトのスタジアム。 フィールドのど真ん中で犯人逮捕!
ここ、絵になる。 印象に残ったねぇ。(^ァ^)
キマった!(^ァ^) と想ったら、でも、映画はこのままでは終わらないのでした。

        ▽▲▽▲▽▲

重度のサイコパスを抱えた犯人。 これくらいで参るヤツじゃあなかった。

市政やマスコミを味方につけて、ハリーに冤罪をふっかけますけれど、いや、ハリーだって負けてませんよ。
ニュース番組に取り上げられようが、警察機構の中で非難されようと関係ナシ!
だってダーティーハリーなんですから。w

        ▽▲▽▲▽▲

ところで、ダーティーハリーと言えば、なんたって彼の持つマグナム44でしょう。(笑)
ハリー愛用のバカデカい拳銃。

世界中で一番強力って触れ込みのピストルのことですけれど、この映画以降、少年マンガで一機に「マグナム」が流行り出しましたね。
その内に、テレビの刑事ものなんかでも登場人物たちがブッ放し始めた。(笑)

あの当時は拳銃の名前とばかり想っていたけれど、これって特定の銃のタイプや商品名ではなく、「.44マグナム」と呼ばれる特別強力な(それこそ猛獣狩りにも使えそうな)弾薬の規格のコトなんだって知ったのはず~っと後のこと。

ハリーはその超ヤバい弾を、スミス&ウェッソン社製の M29 って拳銃に装填していたワケです。

        ▽▲▽▲▽▲

ともあれ終盤です。

スクールバスを乗っ取った犯人と、それを追っ掛けるハリー刑事。
どちらも執念で動いてますね。w

一騎打ちを演じた後、あの有名な(!)ラストシーンで締め括ってくれます。
ココ、最初の見せ場としっかり繋がってますね。 お見事。(^ァ^)

初めて見た高校生の頃、「この終わり方じゃ続編が撮れないジャン」とか(勝手にw)心配したことを想い出しました。(笑)

 
 

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