« 葛西臨海水族園 | Main | 市川市動植物園 »

June 15, 2019

映画:007/ゴールドフィンガー

 
  
007/ゴールドフィンガー
Goldfinger
 
 
監督:ガイ・ハミルトン
出演:ショーン・コネリー   (MI6 007:ジェームズ・ボンド)
   バーナード・リー    (同 部長:M)
   ロイス・マクスウェル  (同 秘書:マネーペニー)
   デスモンド・リュウェリン(同 装備主任:Q)

   ゲルト・フレーベ    (ゴールドフィンガー)
   オナー・ブラックマン  (プッシー・ガロア<ボンド・ガール>)
 
 
       1964年  英米
 

Photo_2
 
 
その高名な主題歌でも広く知られる、007シリーズの第三作目です。
 
今回のボンドは、米国マイアミのリゾートホテルから始まって、英国ロンドンでゴルフをひと勝負。 その後、スイスでひと暴れした後にまた米国ケンタッキーに戻って敵と対峙するなど、世界を股に掛けて活躍するプレイボーイスパイ像というものをここで確立させています。

また、前作「ロシアより愛をこめて」(スパイ映画の金字塔を打ち建てた)で示したロマンス・旅情の要素を惜しげもなく捨て去ってしまうなど、第一作目の路線へと強引に戻した感があります。

その「ゴールドフィンガー」。 私が鑑賞中にしみじみと想ったのは、
あ~ぁ、007、とうとうアメリカにまで行っちゃったのね。orz
ってコトでした。(^^ゞ

本作は初期007中でもとりわけ人気の一本らしいですけれど、実は、ワタシ的にイマイチの感があります。(^^ゞ
あるいは、舞台に米国が加わったってのが、自分の中で十分に愉しめない要因になっているのかもしれません。
ヨーロッパで活躍している辺りは好かったのに比して、その前後のアメリカでのシーンが、総じてどっか雑駁に感じるんだよねぇ。

        ▽▲▽▲▽▲

映画の冒頭、アバンタイトル部分。
夜陰に乗じて海中から単身、敵の基地へと潜入するボンド。
鮮やかな手際で破壊工作を済ませ、おもむろに漆黒の夜間戦闘服を脱ぎ捨てると、そこに現れるのは純白のタキシードを(一分の隙も無く!)着込んだボンドの姿。(笑)
そのまま、何食わぬ顔をして夜の街へと消えてゆきます。

戦闘服からタキシードへと、現場(!)で早替わりしてみせるギミックの、この秀逸さ!
スマートさと可笑しさ(バカバカしさ? (^^ゞ )が絶妙な按配ですね。
今作もまた、掴みはバッチリです。

そして、その後のOPタイトル。 シャーリー・バッシー唄う「ゴールドフィンガー」のテーマの素晴らしさ!
何度聞いても底知れぬパワーに圧倒されますね。
途轍もなくゴージャスでエネルギッシュ、でも、ほんのちょっぴり感傷的でもある。

 
 
Photo_3 
 
今回の敵の首魁、ゴールドフィンガー役にゲルト・フレーベ。

ボンドが闘う相手として、国際的悪の組織(スペクター)でも、またソ連(スメルシュ)でもない分、お話しのスケールとしては幾分小さいですかね。
金に異常なまでの執着を見せる大富豪、狂信的なゴールド愛好家ってことで、個性を際立たせていますけれど、博打でズルしたりして、なにやら小者感をも漂わせます。

        ▽▲▽▲▽▲

このミッションのために、MI6の装備主任Qはアストンマーティン製の高級車DB5を徹底改造。
数々の特殊装備を施して(これは特別製なんだから壊さずに返却してね、と、しっかり念押しした上で)ボンドに渡します。

秘密兵器を満載。 夢のボンドカーですよ。(^ァ^)

ちなみにQの用意したDB5、ボンドはそのすべてを現場で使い切って(!)みせます。(役に立ったとは言っていない)

        ▽▲▽▲▽▲

この映画、いずれのアクションシーンも、どこかノンビリとした空気を醸しているのが、如何にも時代ですね。

前述のボンドカーをはじめ、美女の操る軽飛行機「空中サーカス」。
更には、ハロルド坂田の繰り出す帽子殺法(!)や、米軍兵士たちの毒ガスでバタバタ倒れてゆくシーンとか、もはや牧歌的じゃないですか。(笑)

因みに、今回メインのボンドガールを務めるオナー・ブラックマンは、押しの強そうな女ってだけで、特段魅力を感じられなかったですねぇ。orz

総じて、個人的に前の二作には及ばないナって感。 そうは言っても堂々の娯楽作品でした。

 
  

|

« 葛西臨海水族園 | Main | 市川市動植物園 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 葛西臨海水族園 | Main | 市川市動植物園 »