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June 17, 2019

映画:新・兵隊やくざ

 
 
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新・兵隊やくざ
Hoodlum Soldier Deserts Again
 
 
監督:田中徳三
出演:勝新太郎(大宮)
   田村高廣(有田)

 

   瑳峨三智子(桃子)
   藤岡琢也(豊後一等兵)
   成田三樹夫(青柳憲兵伍長)
 
 
       1966年     日本・大映
 
 
勝新太郎、田村高廣の兵隊やくざシリーズ第三弾。

今回もまた、前作のラスト。 強奪した軍用トラックで逃げまくるシーンから始まりました。
息つく間もないとはこのことです。 ホント忙しい二人だねぇ。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

ガス欠のトラックを捨てて荒野をさ迷い歩く二人。
日本軍と八路軍の戦闘に巻き込まれて、どさくさの中で部隊に編入されちゃいました。
どこまでも軍隊に縁があるんですね。(笑)

そこもヤダってんでまた脱走。
でも、着の身着のまま(というか、大宮に至っては基地の風呂場からハダカ一貫で)で逃げ出したもんだから、当面の生活費にも事欠く始末です。

まずは、道往く現地人から衣服を強奪(!)

何食わぬ顔をして軍の補給部門に潜り込むと、警備担当の一等兵・藤岡琢也と共謀して、大量の砂糖を盗み(!!)出して、一儲けしてのけます。
ま、直ぐにバレちゃって逃げ出すことになるんですけれど。ww

ともかくも、懐の暖かくなったところで(大宮たっての願いで)訪れた女郎屋が酷く悪質な店でした。orz
イカサマ博打にダマされて身ぐるみ剥がされ、借金のかたに下働きさせられる二人。

こんなのやってられねぇ!
と、逃げ出すんですけれど、そのついでに、女郎屋の女たち(薄給で客を取らされ、搾取されていた)を一緒に逃がしてやります。

        ▽▲▽▲▽▲

こうして、晴れて自由になった女たち。(^ァ^)

しかし、彼女らからは感謝されるどころか、これからどうやって生きてゆけば好いのサと、文句を言われてしまいます。
そして、女たちから是非にと懇願されて、大宮たちの手で新規に女郎屋を開業することに。

なんか、皮肉な展開ですね。(^^ゞ
折角(ブラックな)女郎屋から逃げだしておきながら、やっぱりまた女郎屋で働きたいと言い出す彼女ら。
なにしろ手に職もなく、身体を売る他に生きてゆく手段を知らない、悲しい女たちなのでした。

        ▽▲▽▲▽▲

こうして女郎屋を始める一同ですけれど、なにしろ、そっち方面にはまったく縁のない有田です。 女郎屋を始めるにあたって「(このオレが)P屋(女郎屋)なんて出きるか!」と難色を示しました。
しかし根っから真面目人間の有田も、大宮に懇願されるとヨワイんだよね。(笑)
渋々ながら、女郎屋の立ち上げに参画することに。

こうしてオープンした女郎屋「いろは」。(もはや、戦争映画とは想えません(笑))
主たる客層は兵隊さんたち。

店は、インテリ有田の(堅実な)経営手腕によって商売繁盛!
女たちにも正当な額の給金が支払われ、皆の暮らし向きも安定しはじめます。
藤岡琢也も(営倉から出られたんだねw)いつの間にか常連客の一人になってました。(笑)

そんな中、惚れっぽい大宮は、店の女のひとり、アダっぽい瑳峨三智子にぞっこんとなりました。
有田からは、そんな好い加減な気持ちじゃイカンと諭され、とうとう結婚へと踏み切ることに。

しかし大丈夫なのかね。
このオトコに結婚生活なんて出切るんでしょうか。
だって、あの大宮ですよ。 (^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

クールに見えて、その実、人情家の有田。
元々は嫌々(大宮のために)はじめたP屋ですけれど、店の(気の好い)女たちと、一つ屋根の下で寝食を共にする内、情が移りはじめます。

有田「なあ、大宮。
   一緒に暮らしてみると、女たちがみんな可愛くなるな。
   身内のような気がしてくる。
   彼女たちの運命を考えると俺は、悲しくなる」

好事魔多し。
女郎屋の商売繁盛ぶりに、悪徳憲兵伍長・成田三樹夫が目を付けます・・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

この映画、名優・成田三樹夫の登場したあたりから先のストーリー/演出が、生憎グダグダでした。orz
っていうか瑳峨三智子はどうなる?(笑)

ともあれ、三作目にしてますます快調な、大宮・有田の名コンビです。

今回は、脱走するのも、慣れぬP屋を始めるのも、終始大宮がリードしているカタチですね。
そうはいっても、有田の大宮に対する態度は相変わらずで、毅然としたもの。
そんな有田のことが大好きな大宮。
昭和の男たちです。

  

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