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June 30, 2019

映画:マッハ!!!!!!!!

 
 
マッハ!!!!!!!!
Ong Bak: Muay Thai Warrior
 
 
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー
 
 
    2003年   タイ
 
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我が国に柔道・空手があり、中国ならばカンフーがあるように、タイの代表的な格闘技として筆頭に上がるのがムエタイ。
 
そして2003年、タイ映画界が繰り出したムエタイ映画の傑作がこの「マッハ!!!!!!!!」です。
 
それにしても、なんと想い切った邦題を付けたモンでしょう。(笑)
加えられたビックリ・マークの(もはや異常と言える)多さから、配給会社の(日本語版製作担当者の)感動とコーフンの度合い(この映画、「!」を幾つ付けても足りないもんね)が伝わって来ますね。(笑)

ともあれ、日本公開時に付けられた宣伝用のキャッチフレーズにこうあります。

この映画は・・・・
  ・CGを使いません!
  ・ワイヤーを使いません!
  ・スタントマンを使いません!
  ・早回しを使いません!
  ・最強の格闘技ムエタイを使います!

ですって。(^ァ^)

その言葉に(大体において)偽りは無しで、本作は徹底したアナログ(?)主義を貫いています。
それにしても本作の配給会社は本邦公開に当って、明るいおバカ系アクションものとして売り出そうとでもしたんでしょうか?
でも、その必要はまったく無かったね。w
そんなことしなくても、映画から十二分に伝わって来るものがあるんですから。
CGや特殊効果に頼らない、昔ながら(!)のアクション映画の造り方を、かつてない程のハイレベルでやってのけて、現代の観客に訴え掛けています。

        ▽▲▽▲▽▲

※ タイの鄙びた農村。 生まれて間もなく寺院(の軒下)に捨てられ、僧侶に(古いしきたり/仏教文化の中で)育て上げられた若者、トニー・ジャー。
若者は元格闘家の僧から、最強の格闘技ムエタイをも伝授されていました。

ある日、村を守る仏像の頭部が(骨董品を扱う)悪人に盗み出されてしまいます。
それを取り戻すべく、単身でバンコクへと向かったトニー・ジャー。
首都バンコクでは村の旧友、その女友達らと合流し、都会の喧騒/暗部を彷徨うのですが・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

ストーリーの方は比較的単純で、ドラマとか葛藤とかには、まぁ乏しいですかね。(^^ゞ
でも、この映画でソコを気にする人なんていないでしょ。 絶対に。 そういう作品です。(^ァ^)

なにしろこの映画、鍛錬を重ねた身体の雄弁さに勝るものは無いって、再認識させてくれます。

・悪の組織の手下たちと、超過激な追い掛けっこwを演じたり、
・格闘技の闇試合(ムエタイ vs 各国格闘家)に放り込まれたり、
・更にバンコク名物の三輪タクシー(トゥクトゥク)で壮絶なカーチェイスをしたり、
・敵の本拠に乗り込んで壊滅(^^ゞに追い込んだり

と、トニー・ジャーの驚異的な身体能力を生かしたアクションシーンが連続!(見れば絶対、唖然としちゃいますw)

そのアクション。
どれもが、我々が過去に見て来た数多のカンフー映画のそれを想起させて、でもどこか(同じアジアとは言え、やはり)違う、タイ独自の空気感というものを感じさせられます。
そして、それらに通低するタイ社会/仏教文化。
その中で、無類の強さ、圧倒的な身体能力を見せ付けるトニー・ジャー。

        ▽▲▽▲▽▲

それにしても、この映画におけるアクションシーンの(かつて例の無いくらいの)素晴らしさ!
つまり、殴られたり、蹴られたり、(高いところから)落っこちたりのスゴさは、この映画の価値を決定付けていますね。

格闘シーンが、なにしろ痛そうなんです!w
とても撮影用に手加減している風には見えないw
いや、これ、絶対マジで殴ってる/蹴ってるでしょ?(^^ゞ
見ていて、演者の受けている痛みが伝わって来るもの。

殺陣の様式美とも、(最近主流の)リアル路線の凄惨さなんかとも違う、この格闘シーンのキレの好さは、全編に渡って貫かれ、見るものをして圧倒します。
それにしても、トニー・ジャーと共演者たちのレベルの高さには圧倒されぱなしです。

どのくらいスゴイかって言うと・・・・かつてブルース・リーやジャッキー・チェンのカンフー・アクションを初めて見た時の感動が、現代的にブラッシュアップされて帰って来たと言う印象。
あの感動を、再び味わえるとは。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

但しこの映画、膨大な手間暇、なによりも汗を要求するだけに、後続作品の量産は難しいでしょうか。
格闘シーンで鳴り響く音楽もまた、「タイ」を強烈に主張。
そして、全編に横溢するアジアの空気。
アクションスター、トニー・ジャーの初主演作にして傑作です。
 
 

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June 22, 2019

海神に龍神社在り

 
 
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船橋市は海神の地に鎮座まします龍神社。
普段は参拝する人も少なく、落ち着いた佇まいの小さな神社です。

拝殿にてお参りを済ませ、本殿へと廻ってみると・・・・
 
 
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え?

ナニコレ?(^ァ^)

お解かり頂けるでしょうか?
本殿の瓦屋根の上に、もうひとつ屋根が。

これ、本殿の建物そのものを大切に保存しようという意図でもあってか、その上に、もうひとつ屋根を拵えたと見えます。

じゃあ、どうして本殿の建物にこだわるのかと言うと・・・・



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本殿の四面すべてが、隅から隅まで、細かい彫り物で覆われています。


この見事な彫り物を保存しようと、その上からもうひとつ屋根を造っちゃったんですね。
スゲェ、こんなの初めて見ました。(^ァ^)

板塀の隙間から中を窺うと、彫り物のひとつひとつは、それぞれ物語りの名場面が描かれているようです。

それぞれのシーン、いずれも名のあるものなんでしょうけれど、当方の無知さゆえ、とんと解からず。orz
でも、伝わってくるものはありますね。

街の文化財発見!
いつ頃、造られたものなんでしょうね~。(^ァ^)

   

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June 17, 2019

映画:新・兵隊やくざ

 
 
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新・兵隊やくざ
Hoodlum Soldier Deserts Again
 
 
監督:田中徳三
出演:勝新太郎(大宮)
   田村高廣(有田)

 

   瑳峨三智子(桃子)
   藤岡琢也(豊後一等兵)
   成田三樹夫(青柳憲兵伍長)
 
 
       1966年     日本・大映
 
 
勝新太郎、田村高廣の兵隊やくざシリーズ第三弾。

今回もまた、前作のラスト。 強奪した軍用トラックで逃げまくるシーンから始まりました。
息つく間もないとはこのことです。 ホント忙しい二人だねぇ。(笑)

        ▽▲▽▲▽▲

ガス欠のトラックを捨てて荒野をさ迷い歩く二人。
日本軍と八路軍の戦闘に巻き込まれて、どさくさの中で部隊に編入されちゃいました。
どこまでも軍隊に縁があるんですね。(笑)

そこもヤダってんでまた脱走。
でも、着の身着のまま(というか、大宮に至っては基地の風呂場からハダカ一貫で)で逃げ出したもんだから、当面の生活費にも事欠く始末です。

まずは、道往く現地人から衣服を強奪(!)

何食わぬ顔をして軍の補給部門に潜り込むと、警備担当の一等兵・藤岡琢也と共謀して、大量の砂糖を盗み(!!)出して、一儲けしてのけます。
ま、直ぐにバレちゃって逃げ出すことになるんですけれど。ww

ともかくも、懐の暖かくなったところで(大宮たっての願いで)訪れた女郎屋が酷く悪質な店でした。orz
イカサマ博打にダマされて身ぐるみ剥がされ、借金のかたに下働きさせられる二人。

こんなのやってられねぇ!
と、逃げ出すんですけれど、そのついでに、女郎屋の女たち(薄給で客を取らされ、搾取されていた)を一緒に逃がしてやります。

        ▽▲▽▲▽▲

こうして、晴れて自由になった女たち。(^ァ^)

しかし、彼女らからは感謝されるどころか、これからどうやって生きてゆけば好いのサと、文句を言われてしまいます。
そして、女たちから是非にと懇願されて、大宮たちの手で新規に女郎屋を開業することに。

なんか、皮肉な展開ですね。(^^ゞ
折角(ブラックな)女郎屋から逃げだしておきながら、やっぱりまた女郎屋で働きたいと言い出す彼女ら。
なにしろ手に職もなく、身体を売る他に生きてゆく手段を知らない、悲しい女たちなのでした。

        ▽▲▽▲▽▲

こうして女郎屋を始める一同ですけれど、なにしろ、そっち方面にはまったく縁のない有田です。 女郎屋を始めるにあたって「(このオレが)P屋(女郎屋)なんて出きるか!」と難色を示しました。
しかし根っから真面目人間の有田も、大宮に懇願されるとヨワイんだよね。(笑)
渋々ながら、女郎屋の立ち上げに参画することに。

こうしてオープンした女郎屋「いろは」。(もはや、戦争映画とは想えません(笑))
主たる客層は兵隊さんたち。

店は、インテリ有田の(堅実な)経営手腕によって商売繁盛!
女たちにも正当な額の給金が支払われ、皆の暮らし向きも安定しはじめます。
藤岡琢也も(営倉から出られたんだねw)いつの間にか常連客の一人になってました。(笑)

そんな中、惚れっぽい大宮は、店の女のひとり、アダっぽい瑳峨三智子にぞっこんとなりました。
有田からは、そんな好い加減な気持ちじゃイカンと諭され、とうとう結婚へと踏み切ることに。

しかし大丈夫なのかね。
このオトコに結婚生活なんて出切るんでしょうか。
だって、あの大宮ですよ。 (^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

クールに見えて、その実、人情家の有田。
元々は嫌々(大宮のために)はじめたP屋ですけれど、店の(気の好い)女たちと、一つ屋根の下で寝食を共にする内、情が移りはじめます。

有田「なあ、大宮。
   一緒に暮らしてみると、女たちがみんな可愛くなるな。
   身内のような気がしてくる。
   彼女たちの運命を考えると俺は、悲しくなる」

好事魔多し。
女郎屋の商売繁盛ぶりに、悪徳憲兵伍長・成田三樹夫が目を付けます・・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

この映画、名優・成田三樹夫の登場したあたりから先のストーリー/演出が、生憎グダグダでした。orz
っていうか瑳峨三智子はどうなる?(笑)

ともあれ、三作目にしてますます快調な、大宮・有田の名コンビです。

今回は、脱走するのも、慣れぬP屋を始めるのも、終始大宮がリードしているカタチですね。
そうはいっても、有田の大宮に対する態度は相変わらずで、毅然としたもの。
そんな有田のことが大好きな大宮。
昭和の男たちです。

  

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June 15, 2019

市川市動植物園

 
 
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平日の一日、偶さか代休を取ることが出来まして、市川市動植物園に行ってきました。

ここは、先日ご紹介したバラ園や長田谷津のすぐ傍に位置します。

定番の大型動物(ゾウとかライオンとか)こそ居ませんけれど、その分、こじんまりとした展示。 平日ということで空いており、ゆっくりと見て廻ることが出来ました。

ニホンザルを集めたサル山とか、鳥類を集めた巨大なバードケージなどもありましたけれど、現在のこの動物園のウリはレッサーパンダでしょうね。
 
 
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時々立ち上がって、周辺の監視を怠らないwミーアキャット。
この他、いそいそと忙しない(落ち着きのないw)コツメカワウソも可愛かったです。


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ボリビアリスザルのケージ。
小型のサル類、この他にもいろいろと居ました。

こうして地方の動物園を訪れて、小さな展示をひとつひとつ見て廻るのも、またイイものと思いました。(^ァ^)
 
 

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映画:007/ゴールドフィンガー

 
  
007/ゴールドフィンガー
Goldfinger
 
 
監督:ガイ・ハミルトン
出演:ショーン・コネリー   (MI6 007:ジェームズ・ボンド)
   バーナード・リー    (同 部長:M)
   ロイス・マクスウェル  (同 秘書:マネーペニー)
   デスモンド・リュウェリン(同 装備主任:Q)

   ゲルト・フレーベ    (ゴールドフィンガー)
   オナー・ブラックマン  (プッシー・ガロア<ボンド・ガール>)
 
 
       1964年  英米
 

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その高名な主題歌でも広く知られる、007シリーズの第三作目です。
 
今回のボンドは、米国マイアミのリゾートホテルから始まって、英国ロンドンでゴルフをひと勝負。 その後、スイスでひと暴れした後にまた米国ケンタッキーに戻って敵と対峙するなど、世界を股に掛けて活躍するプレイボーイスパイ像というものをここで確立させています。

また、前作「ロシアより愛をこめて」(スパイ映画の金字塔を打ち建てた)で示したロマンス・旅情の要素を惜しげもなく捨て去ってしまうなど、第一作目の路線へと強引に戻した感があります。

その「ゴールドフィンガー」。 私が鑑賞中にしみじみと想ったのは、
あ~ぁ、007、とうとうアメリカにまで行っちゃったのね。orz
ってコトでした。(^^ゞ

本作は初期007中でもとりわけ人気の一本らしいですけれど、実は、ワタシ的にイマイチの感があります。(^^ゞ
あるいは、舞台に米国が加わったってのが、自分の中で十分に愉しめない要因になっているのかもしれません。
ヨーロッパで活躍している辺りは好かったのに比して、その前後のアメリカでのシーンが、総じてどっか雑駁に感じるんだよねぇ。

        ▽▲▽▲▽▲

映画の冒頭、アバンタイトル部分。
夜陰に乗じて海中から単身、敵の基地へと潜入するボンド。
鮮やかな手際で破壊工作を済ませ、おもむろに漆黒の夜間戦闘服を脱ぎ捨てると、そこに現れるのは純白のタキシードを(一分の隙も無く!)着込んだボンドの姿。(笑)
そのまま、何食わぬ顔をして夜の街へと消えてゆきます。

戦闘服からタキシードへと、現場(!)で早替わりしてみせるギミックの、この秀逸さ!
スマートさと可笑しさ(バカバカしさ? (^^ゞ )が絶妙な按配ですね。
今作もまた、掴みはバッチリです。

そして、その後のOPタイトル。 シャーリー・バッシー唄う「ゴールドフィンガー」のテーマの素晴らしさ!
何度聞いても底知れぬパワーに圧倒されますね。
途轍もなくゴージャスでエネルギッシュ、でも、ほんのちょっぴり感傷的でもある。

 
 
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今回の敵の首魁、ゴールドフィンガー役にゲルト・フレーベ。

ボンドが闘う相手として、国際的悪の組織(スペクター)でも、またソ連(スメルシュ)でもない分、お話しのスケールとしては幾分小さいですかね。
金に異常なまでの執着を見せる大富豪、狂信的なゴールド愛好家ってことで、個性を際立たせていますけれど、博打でズルしたりして、なにやら小者感をも漂わせます。

        ▽▲▽▲▽▲

このミッションのために、MI6の装備主任Qはアストンマーティン製の高級車DB5を徹底改造。
数々の特殊装備を施して(これは特別製なんだから壊さずに返却してね、と、しっかり念押しした上で)ボンドに渡します。

秘密兵器を満載。 夢のボンドカーですよ。(^ァ^)

ちなみにQの用意したDB5、ボンドはそのすべてを現場で使い切って(!)みせます。(役に立ったとは言っていない)

        ▽▲▽▲▽▲

この映画、いずれのアクションシーンも、どこかノンビリとした空気を醸しているのが、如何にも時代ですね。

前述のボンドカーをはじめ、美女の操る軽飛行機「空中サーカス」。
更には、ハロルド坂田の繰り出す帽子殺法(!)や、米軍兵士たちの毒ガスでバタバタ倒れてゆくシーンとか、もはや牧歌的じゃないですか。(笑)

因みに、今回メインのボンドガールを務めるオナー・ブラックマンは、押しの強そうな女ってだけで、特段魅力を感じられなかったですねぇ。orz

総じて、個人的に前の二作には及ばないナって感。 そうは言っても堂々の娯楽作品でした。

 
  

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June 09, 2019

葛西臨海水族園

 
 
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葛西臨海水族園に、はじめて行ってきました。
  
 

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                      ※ 画像はwikiから
 

東京都は江戸川区の葛西臨海公園の中にあります。 水族館なんて久々~♪

ここは、マグロなどの回遊魚が泳ぎ廻るさまを展示した大型水槽が有名です。
 
 
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                     ※ いよっ! 高級魚。(^ァ^)

 
 
それにしても、最近の水族館って見せ方が上手いですね。
中には、こちらの想像の遥か上を行くような大魚もいて、そんなのが目の前数十センチを悠然と泳いだいたりするもんだから、一瞬、遠近感がオカシクなります。(笑)
 
 

 

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映画:南海の大決闘

  
  
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
Godzilla vs. the Sea Monster
 
 
監督:福田純(本編)
   円谷英二(特撮)
出演:宝田明
   水野久美
 
 
     1966年   日本・東宝
 
 
東宝が繰り出すゴジラ映画も、これにて7本目です。
お馴染みのゴジラとモスラ、そして今回が初登場のエビラの他、ほんのチョイ役で大コンドルも。

ここまで、ゴジラ・シリーズを極めて味わい深いものにして来たのが、なんといっても本多猪四郎の存在ですね。
(第二作目を除いて)ずっと監督を務めて来た彼ですけれど、ここへ来て福田純と交代。 そして音楽も、伊福部昭から佐藤勝へ。
キャストには宝田明・水野久美の他、平田昭彦や田崎潤など、東宝怪獣映画でお馴染みの面々が揃う他、砂塚秀夫ら。

それにしても、今回は宝田明が(前作の宇宙飛行士とは打って変わって)犯罪者・逃亡者役ですか。
舞台が南の島だし、ヨットに乗るし、なにより明るい楽天的な作風だしで、これならば加山雄三と交替したとしても、少しも違和感なさそうです。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

(映画が発表された時代の)社会風刺ということ。
エレキ・ギターやらゴーゴー・ダンスの大流行、ノンポリな大学生たち、流行語感覚で唱えられる「戦争反対」の言葉、折り折り差し挟まれる「革命」というパワーワード、などなど。
これらが随所に現れる辺りに、本多イズムの継承を感じさせられますね。

そして時々語られる、ちょいと粋な、あるいはユーモラスな、または(後のしらけ世代を予感させるような)シレッとした台詞は、これが福田節ってコトなんでしょうか。 小技の効いた感じで、好もしいのです。

ゴジラと言えば、重厚かつ個性的な伊福部サウンド(一度耳にしたら忘れられません!)の印象が強烈ですよね。
その点、本作での佐藤勝の音楽は(舞台の南洋に相応しく)あくまで明るく楽天的(高度経済成長期ですものね)なもの、そしてエレキを多用するあたり、あの時代ってモノを強く感じさせられます。

        ▽▲▽▲▽▲

特撮面では(7作目ともなると、もはや)見るべきところはあんまり無しですかね。
でも、エビラの造型が秀逸で、洋上でのゴジラとの(時にコミカルな)闘いとか、ヒロインと対峙するゴジラの図などなど、撮影にセンスを感じさせられて好かったです。

因みに、モスラ(成虫)の出番はチラっとだけでしたね。
インファント島住民の演出(唄とか踊りとか)もイマイチの感があるし、小美人役はザ・ピーナッツから別の双子女声デュオへと(それとなく)交代してました。
まぁ、ここいら辺はしょうがないですかね。 本作の(怪獣の)主役は、あくまでゴジラ・エビラってことのようです。

偉大な本多猪四郎監督作品の達したレベルには、ちと及ばぬながら、南の島を舞台にした、明るく軽快な怪獣映画。
なかなかに面白うございました。

 

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June 04, 2019

長田谷津

 
 
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市川市は大町公園の一角に在ります長田谷津。
この辺り、かつては谷津・・・・細長く穿たれた谷間・・・・が数多く在ったと言いますけれど、どれも皆埋め立てられ、今は農地や宅地として活用されています。
そんな中、唯一往時の形を留めているのが、この長田谷津なのだそうで。

豊かな緑、潤沢な水。
湿原に渡された遊歩道をそぞろ歩めば、千葉県に居ることを忘れそうになります。(ここ、どっかの高原ですか?(笑))
  
 
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谷津の奥へ奥へと誘う遊歩道。 木道ではなくコンクリ製ですけれど。(笑)

  
 
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June 03, 2019

映画:インクレディブル・ハルク

 
  
インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
 
 
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン
   ティム・ロス
 
 
       2008年  米国 マーベル・スタジオ
 
 
アメコミ・ヒーロー界の雄「ハルク」。
その実写映画版と言えば、アン・リー(李安)監督の「ハルク」(2003年)がありましたね。(昔、この「問はず語り」にも書かせて頂きました)

それよりも前の時代、スーツ(着ぐるみ)を使ったハルクが活躍したTV版「超人ハルク」(70~80年代)が人気だったそうです(これ、是非見たかったっス σ(^^) )けれど、アン・リー版は既にCGを使いこなせる時代を迎えてからの作品。 なるほど素晴らしいアクション! もう圧巻のコンピュータグラフィックス絵巻でした。

そこへ来てこの「インクレディブル・ハルク」(2008年)ですよ。
え~!? たったの五年で新規に撮り直しちゃったの? 幾らなんでも早過ぎない? 一体如何なる事情が? とか、ギモンに想っちゃうんですけれど。w

        ▽▲▽▲▽▲

さてこの最新(とは言っても2008年)版では、前作(2003年のアン・リー監督版)が無かったこと(!)にされた一方で、OPクレジットの間に、アン・リー版の中で起こった顛末のおおよそ・・・・ハルクの誕生から南米に潜伏している現在までに相当するストーリー(まぁ、細かいところはいろいろ違ってますけれど)がサクッと、ごく簡単に説明されます。

こうすることによって、前作2003年版の「ハルク」を未見の人、そして観ている人のどちらもがナットクして本編の鑑賞に臨めるという親切設計。(笑)

なあんだ、やっぱり前作「ハルク」のこともちゃんと考えてるじゃん、とか(特段関係者でもないのに)安心しちゃったワタクシ。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

因みに、アン・リー版 2003年の前作「ハルク」。
世評は決して高くないようですけれど、でも俺は(アクションに関しては)好きだったなぁ。(^ァ^)
広大無辺な荒野を舞台に、最新鋭の戦闘機や戦車を相手に飛んだり跳ねたり走ったり。w
まことにスケールのデカイ、気宇壮大な戦いっぷりが滅っ茶愉しかったです。(^ァ^)

但しドラマ的には、演出が間延びし過ぎて、観ていて退屈する場面もありましたね。
そこへゆくと、この「インクレディブル・ハルク」はお話しにスピード感があってイイ。
冒頭の見せ場、南米のスラムでの逃走劇からして、映像・演出とも素晴らしく、お話がどんどんと進む。 もはや退屈する暇もないです。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

しかし、中盤以降のアクションシーンは随分とコンパクト。 旧作と比べて小さくまとまっちゃった印象ですねぇ。(^^ゞ
工場・大学のキャンパス・市街地などを戦場にしての戦い。 これはこれでイイんですけれど、でも前作ほどじゃあないなって想いました。

それでも面白く観れたのは、敵役の戦争狂い(あきらかにアタマのおかしい (^^ゞ )野郎、ティム・ロスのお陰。 この映画で一番魅力的な存在が彼かと想います。

        ▽▲▽▲▽▲

そしてこれは、ハルクという作品の基本的な性格なんでしょうか? 主人公の性格が極めてクラ~イです。(^^ゞ
逃げ回る男っていうネガティブな設定が、そうさせるのかもしれません。

終盤・クライマックスに至って、ハルクが遂に攻勢に廻るんですけれど、それまで逃げの一手だったこのネガティブ男が(幾ら街が破壊されているからっていっても)いきなり攻めに出るという、その動機が好く判んなかったですし。(>_<)

そんな主人公のエドワード・ノートン。
前作2003年ハルクのエリック・バナと同様で、巻き込まれタイプの詰まんない主人公(笑)ってのがワタシの感想です。(^^ゞ

        ▽▲▽▲▽▲

このハルク。
アメコミ・ヒーローとして長年人気を保っているんでしょうけれど、こうして主演映画を二本まで観ても、あんまり惹かれるところがありませんでした。orz

逃げ回ってばかりで、己の能力を持て余すところが、なんかジレッタイんです。(>_<)
それと、CGで描かれたヒーローって、こちらの感情移入を拒むところがあるねよ。(CGありきのSFアクション映画にこんなこと言ってもしょ~がないけれど w)

ともあれ、ワタシ的には前作の方が・・・・
 
 

      ハルク (2003年)  アン・リー監督
        (今回、無かったことにされた前作、というか旧作です。)
 
 

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