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March 30, 2019

映画:X-MEN2

 
 
X-MEN2
X2
 
 
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン  (ウルヴァリン)
   パトリック・スチュワート(プロフェッサーX)
   イアン・マッケラン   (マグニートー)
 
 
      2003年    米国

 

X2_5

  

人気アメコミを実写化した「X-メン」(2000年)の続編です。

にしても、チョー簡潔な原題だこと。(笑)
(因みに邦題の方は、今回表記方法をちょこっと変えてきましたね)

時系列上、前作が終わったすぐ後から始まるという、判りやすい/至って素直なパート2。
そしてこれ、実に好く出来たお話で、とっても面白かったんです。 いや~好かった。(^ァ^)

        ▽▲▽▲▽▲

寒々とした色調は一作目と同様。 冬のイメージが全編を支配します。

そして今回もまた、スゴイ超能力を駆使するミュータントが次々に登場します。
人材豊富(敵味方含めて)がウリの「X-MEN」というお話し。 一種、ミュータント群像劇という趣がありますね。

        ▽▲

まずは、前作で物語りの中心に居たウルヴァリンさん(ヒュー・ジャックマン)。
この御仁、相変わらず、失った記憶/過去の自分にこだわり続けています。

 オレは、一体誰なんだ?

自 分探し。
これが、この人の第一の(どうかすると悪人退治よりも大きな)行動原理です。
決して単純明快な正義漢だけで終わっていないところがミリョク。

今回、出自を探る独り旅(カラ振りでした)から戻ってみると、いきなり娘(じゃないけれど、被後見人みたいな存在)から、カレシが出来たのって告げられます。 ワォ!w

ちょいとウルヴァリンさん、アンタだいじょうぶ?
いつまでも自分の過去に囚われててどうすんの、くらい言ってやりたいです。(笑) でもやっぱ好きだなぁ、このキャラ。

それにしても、突然ムスメ(違うって)から見知らぬ若造を紹介されて、少しもうろたえない(!)ウルヴァリンさん。

        ▽▲

そして、正義の超能力者集団・X-MENの主要メンバーを構成しているサイクロップス、フェニックス、ストームたち。
彼/彼女らが、類型的なヒーロー像/正義の味方に留まっているのが、いまひとつ物足らなかったですねぇ。 元々がそういうキャラなのかもしれないけれど。

        ▽▲

加えて、今回新規加盟のミュータント、ナイトクロウラー(アラン・カミングが好演)。
アクマちっくな風貌でいて信仰に熱く、メンタル的にヘタレwで、ふるまいは超個性的(というかヘンな奴)w。
その彼が、ここ一番で活躍! やるときゃやる魅力キャラです。

映画の冒頭、激しい格闘シーンのバックに、BGMとしてモツ・レクの「怒りの日」を流し、凄惨さを盛り上げる(!)あたり、センスも秀逸じゃないですか。
この人が加わったことで、お話しが奥深く、そしてグッと面白くなっていますね。

 

X_4

 

ことほど左様に、ミュータント人材に事欠かないX-MENです。(^ァ^)
他にも、アメコミ原作ではお馴染みながら、映画版では活躍仕切れていない、そんなキャラがまだまだ居るらしいですね。

この映画では、その内の何人かがチョイ役で出て来たりします。
アメコミ読者だけに判る、謂わばサービスカット。

こういうのって、原作の長~い歴史(映画では描ききれて居ない)背後に控える膨大なストーリーを想起させられて(原作未読者にとっても)愉しいモンです。(^ァ^)

        ▽▲

X-MENのリーダー・プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)と、悪の首魁・マグニートー(イアン・マッケラン)。

長年に渡るライバル関係で、もはや愛憎入り混じった気持ちを懐き合う、二人の老ミュータント。

円熟のベテラン俳優二人が魅せる、正義と悪の二大勢力の代表者の因縁。 前作から続くジジイ対決が、相変わらず味わい深いです。

        ▽▲

そのマグニートー。 最強のミュータントにしてX-MENの宿敵。
この人、なにしろ強過ぎですw。

そして、主張/立ち位置が正反対のプロフェッサーXを相手に、終わりのない言い争いとなることもしばしば。
ある意味、プロフェッサーXとはコインの裏表の関係ですかね。

今作では、ミュータントを世界中から根絶やしにしようとする新たな強敵(米政府・対ミュータント対策本部顧問、ウィリアム・ストライカー)の出現にあたって、X-MENたちと共闘する道を選びます。

その凶悪さ故、厄介極まりないマグニートーですけれど、しかし味方につければ、これほど頼もしいヤツも居ないわけで、これは胸熱な展開と言わざるを得ません。

        ▽▲

そのマグニートーの手下、変身の名手ミスティーク。

変幻自在、誰にでも即座に姿を変えて敵地に潜り込み/近接格闘となれば圧倒的な強さを見せ/その上ヘリコプターの操縦まで出来ちゃうって、幾らなんでもチート過ぎでしょ。w

なによりマグニートーに忠誠を尽くす女ミュータントなんですけれど、でも、その内心は・・・・この人はこの人で、いろいろと考えてそう。

 

X2_1

 

さて、X-MEN2。 今回もまた、差別/偏見の問題にスルドク切り込んでくれています。

このテーマ、X-MENというシリーズ全体に通低するんでしょうかね。 ウン、アメコミ奥深い。

特殊効果/アクションも愉しいし、お話しとして、もの凄く好く出来ています。
X-MENの二作目、ホント面白かった。

 

 

 

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Comments

よ!名調子!!
と声をかけたくなるような映画解説ですねヽ(^o^)丿
ヒュー・ジャックマンってもともとアクションスターでしたっけ?
最初スマート体型だと思ったのに、レミゼラブルでけっこうなマッチョと知りました。

Posted by: おキヨ | March 31, 2019 12:18 PM

>おキヨさん

ありがとうございます。(^ァ^)

ヒュー・ジャックマン、レ・ミゼラブルにも出演していましたか。
あゝ無情ですよね。(^^ゞ
アクションスターとしてのみ認識していましたけれど、この御仁、まだまだ私の知らない引き出しを持っていそうですね。(^ァ^)

Posted by: もとよし | April 01, 2019 09:53 PM

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