習志野シティフィル第62回定期
習志野シティフィルハーモニック 第62回定期演奏会
2016年8月21日 (日曜日)
習志野文化ホール 14:00開演
指揮 :小室昌広
管弦楽:習志野シティフィルハーモニック
ケテルビー :ペルシャの市場にて
ヨハン・シュトラウス2世 :ペルシャ行進曲
:エジプト行進曲
:ワルツ 千一夜物語
リムスキー=コルサコフ :交響組曲「シェヘラザード」
(アンコール ベートーヴェン:トルコ行進曲)
例えばファッションの世界における、いわゆるパリ・モードと言うモノ。
新しい服飾デザインを次々と、それこそ手を変え品を変え創りだし、次代のトレンドを発信するワケですけれど、それでもいつかアイデアは尽き果て、発想は涸れてしまうもの。
手立てに窮したパリのデザイナーが、そんな時すがったのが、中近東辺りの民族衣装の数々。
デザイナーは彼の地の服飾文化からアイデアを借りて来て、パリ・モードに組み込んだのだそうで。
いえ、ワタシがその辺の事情に詳しいワケもなく、ずっと昔、そんなハナシを聴いた覚えがあるってだけなんですけれど。(滝汗)
ともあれ、こういったオリエンタリズム・・・・中近東文化への嗜好と言うのは、ファッションだけでなしに、音楽のジャンルにも当て嵌まることだったんですね。
それを体現して見せた、今回のプログラムでした。
メインの「シェヘラザード」は、私がクラシック音楽を聴き始めた当時、繰り返し繰り返し聴いた作品。 言わば、初めて夢中になった泰西名曲なんです。
練習~本番と、普段にも増して愉しませて貰いました。
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