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May 29, 2016

映画:レザボア・ドッグス

 
 
レザボア・ドッグス
Reservoir Dogs

 監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
 出演:ハーヴェイ・カイテル
 
 
    1992年  米国
  
 
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とあるカフェの一室。 テーブルを囲んで朝食を愉しむ男たち。
とまぁ、こんな構図から、この映画は始まります。
その年齢は様々。 下品な上に乱暴で、道義も礼節も持ち合わさず、どの顔を見ても明らかにそれと判る、ワルな連中。
まぁ確かに、これから皆してヤバイ仕事に取り掛かろうってところなんですけれど。 でも、それにしちゃあ和気藹々で、なんかこう、好い感じなんですよね。

男たちが好き勝手に交わす、実にもう馬鹿ばかしいヨタ話し/猥談・・・・ なんだか、男子学生らが放課後に交わすバカ話しみたいなことをやっている。
どいつもこいつも、イカツイ顔にデカイ身なりをしたガキだ。 イイねぇ。 キャラ立ち度、満点です。

カメラワークも気が利いていて、そこにカッコイイ音楽が被さる。 
なんとも粋なオープニングじゃありませんか。

        ▽▲▽▲▽▲

と想ったら、それに続くシーンは急転直下の展開ですよ。 もう目も当てられない、グダグダの修羅場に放り込まれた気分。
安堵から絶望へと切り替わる、この落差の激しさ!、明暗の対比の強烈さ!
クエンティン・タランティーノ監督、この映画がデビュー作なんだそうですけれど、その力量たるや恐るべきものがあります。

男たちの宝石強奪は失敗!
警察官の追跡を振り切って、車で逃走するMr.ホワイトとMr.オレンジ(仮名)の二人。
ようやく辿り着いた一味のアジトには、その後、さっき朝食のテーブルを共にした連中が次々に到着。

以降、このアジトの一室で繰り広げる緊迫の密室劇/室内劇がドラマの主軸となります。
一体、誰が裏切ったのか(警察に内通したのか)? と言う謎解きが大きなテーマで、それを巡って、男たち各々の視点からの(時間軸を遡った)小ドラマが差し挟まれるっていう仕掛け。

        ▽▲▽▲▽▲

それにしてもこの「レザボア・ドッグス」、繰り返し何度見ても面白いんですよね。
謎解きの要素を抜きにしても(ストーリーが判っていても)、見ている者をここまで惹きつけるのは、演出の巧みさ、映像の格好好さ、そしてキャラクターの魅力が卓越しているからってコトでなんしょう。
若い監督のデビュー作品らしく、如何にも低予算で仕上げられた様子の映画。 それがこんなに面白いんですから痛快です。
 
  

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May 23, 2016

津田沼散歩:インドレストラン ガガル

ID:qn3e6x
 
 
習志野市役所(折りしも新築工事が始まっていました)前の通りを、千葉市側へしばらく歩いた辺りに位置するインドレストランのガガル。 このお店については私も(何度もその前を通っていますから)随分と以前から知ってはいたんですけれど、訪ねたのは今回が初めて。
そう言えば、インド料理店自体、入るのは久々のことです。

私は以前、中央区は日本橋の馬喰町界隈で働いていたことがありまして。 あの辺りにはインド料理屋さんが幾つもあったんですよ。 その中でお気に入りのお店が出来まして、お昼に好く利用したものでした。
この度入店したガガルの雰囲気は、懐かしい馬喰町のお店を想い出させてくれ、とても懐かしい気分になりました。

ランチ・メニューをオーダーして、久々のインド・カレーにありつきました。
そのカレー・・・・まぁ美味しいんですけれど、私は不覚にも辛さをオーダーする(うんと辛くしてもらう)のを忘れていました。 
ノーマルの辛さでは、いささか物足らず、なんか損した気分です。 これはまぁ、自分が悪い。
それと、馬喰町のインド料理店と比較して、全体的にちと物足らないかな。

そうは言っても久々に食したナンは好かったし、特に美味かったのがサフラン・ライス(これについては馬喰町以上だと想う)でした。

また、行く積もりでいます。
その時には、想いっ切りスパイシーなインドカレーを愉しみたいと想います。
 
 

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May 22, 2016

映画:マッドマックス

 
 
マッドマックス
Mad Max
 
 監督:ジョージ・ミラー
 出演:メル・ギブソン
 
 
      1979年    豪
 
 
ご存知メル・ギブソンの出世作であります!
この映画「マッドマックス」と、それからシリーズ二作目の「マッドマックス2」。 私はこの二作品を、ずっと昔に見たことがある筈なんですけれど、でもそれがいつ頃のことであったか、とんと想い出せないでいます。

でも、ワタシの頼りない記憶の中で、「マッドマックス」の登場人物らは日本語を喋り、一方「マッドマックス2」では英語を喋っているんです。
なるほど、一作目は自宅のテレビ(吹き替え版)で観、二作目は劇場で観たってことのようですね。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、その一作目「マッドマックス」を、今回初めて英語で視聴してみたわけです。

荒廃を極め、暴力が支配する近未来世界。
大陸を縦横に貫く道路網と、そこを疾駆するクルマを中心に描いたバイオレンス・ドラマ。
「マッドマックス」と、それに続く「マッドマックス2」に描かれた凄惨な世界観には、観る者を惹きつけて止まない魅力があるようで、その後に造られたドラマはもちろんのこと、本邦のマンガなどにも大きな影響を与えました。

やり過ぎ! としか言い様のない、凄まじいカーアクション・シーン(クラッシュ・シーンと言った方が早いか?)。
暴走に次ぐ暴走、そしてクラッシュの連続で、その過激さには、驚くより先に呆れるしかなかったです。
撮影の際、果たしてスタントマンは大丈夫だったんでしょうか? そう案じてしまうシーンが幾つもありました。

ワタシ的に、そう遠くない未来に対する不安を、ここまでストレート/リアルに描いた映画を見たのって、この「マッドマックス」初めてだったかもしれません。
小説やマンガならばともかく、映画でここまで描いちゃって大丈夫なの? なんて、ビックリした記憶がありますね。

        ▽▲▽▲▽▲

一見してアメリカ映画のようだけれど、あれ?ハンドルの位置や車線に違和感があるゾ・・・・と想ったら、そうか! オーストラリアって国は右ハンドルの左側通行でした。 これって世界でも少数派。 日本とはお仲間なんですね。

一目瞭然なことなのに、その昔、初めて観た当時は、まるで気が付いていなかったんですね。
当時の私、どうやらハンドルがどちらにあろうが、クルマがどちらの車線を走ろうが、まったく関心がなかったようです。
これってつまり、前回この「マッドマックス」を見たのは、未だ運転免許を持つ前だったってことで間違いないですね。 自分にも、そんな時代があったって事。

外国映画と言えばクルマは左ハンドル、という強固な先入観があるため、終始ビミョーな違和感の付いて廻る、左側通行・右ハンドルの国オーストラリア発の超過激カー・アクション映画でした。
 
 

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May 16, 2016

津田沼散歩:ららぽーとTOKYO-BAY

 
 
船橋と言えば、その名物のひとつに「ららぽーと」があります。
大規模ショッピングセンターとして、1981年に開業。 他所から当地へと引っ越してきた私でさえ、ずっと以前から、その名前だけは聞き知っていたくらいです。
何度かの改修を経て(直近だと2013年11月)、現在は「ららぽーとTOKYO-BAY」と言うのだそうで。

この日、船橋駅~港の界隈をぶらぶら歩いた末に辿り着いたのが、この「ららぽーとTOKYO-BAY」です。 これまで外観のみ眺めて、中へと立ち寄ることはなかったんですけれど、一体どういう気まぐれでしょう? ふらりと入っちゃった。(笑)
 
 
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なにしろ昔っからある施設ですし、建物も相当草臥れているんじゃあないかって予想していたんですけれど、意外やこれがとっても綺麗で、旧さなんてこれっぽっちも感じさせられない。 どこまでも今風なのには感心しました。

きっと、時代に合わせて施設の改装/補修をしているんでしょうね。 そうしてフレッシュさを保ち、今日まで生き残って来れたんじゃあないかと。

そして大きい! 今でこそ出規模ショッピングモールがあちこちにありますけれど、開業当時にこの規模は、画期的だったことでしょうね。

綺麗で大きい。 という、なんとも単純な感想しか出て来ない自分が情けないっす。
まぁ、買い物とか外食とかいった事に、以前ほど興味を持てなくなっているってことですね。
そういう自分の変化に、改めて気付かされました。
 
 
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※「ららぽーとTOKYO-BAY」へと向かう途上、R357の歩道から船橋の港を見下ろします。
 
 

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May 07, 2016

黒門亭 平成28年4月30日(土)一部

  
  
  黒門亭
  
    2016年4月30日 (土曜日)   一部
  
  
      光る二つ目の会
  
  
久々の黒門亭です。
この日、田町駅前~上野駅前に掛けて散歩していた私。
黒門亭の前を通り掛ったら、丁度これから土曜日の一部が始まろうってところでした。

私が前からやってみたかったのが、寄席へふらりと立ち寄るってやつ。
事前に顔付けを調べて、開演の時間に時間に合わせて家を出て・・・・ってのじゃあなく、ふらりと立ち寄るってのが粋でイイじゃあありませんか。(なんてことを、意識している時点で粋でもなんでもない、野暮天の所業なワケですけれど(爆))

ともあれ、かねてからの望みを実現させる機会が巡って来たわけです。
このチャンスを見逃す手はありませんよね。 すかさず木戸を潜ったワタシです。

黒門亭の興行は、毎週の土曜日・日曜日。 各日とも、十二時から始まる一部と、十四時三十分から二部の二回行われます。
で、私が入ったのは一部、十二時からの方。
この日のテーマは「光る二つ目の会」ってことで、高座に上がるのは全員が若い(前座を除いて)二つ目さんばかり。
 
 
前座 春風亭百んが  「熊の皮」
小さな会場にデカイ声が響き渡る。
若手はやはり、こうでなくては。 春風亭百栄門下。
 
 
柳家花飛  「大安売り」
意外に(?)声のトーンの低い方でした。 こういう落ち着いた口調の噺家さんって珍しくない?
それにしても、語り/口調がイイね。 先程の前座と、こちらの二つ目と、こうして連続して聴くと、その違いは明白です。 もう、声を聴いているだけで気分が好いですねぇ。
 
 
月亭太遊  「酋長の教え」
エネルギッシュな丸顔の噺家さん。 人呼んで、上方からの刺客。
東西落語界の若手が、落語界のこれからに問題意識を持って、こうして互いに交流しているのだそうで。 当然、東京の若手が大阪に出向くこともあるワケですね。 若手のこういう姿勢、頼もしい限りです。
 
 
柳家かゑる  「東北の宿」
この人が今回のプロデューサー役を務めたらしいです。 つまり、今日の顔付けは即ち「かゑる人脈」って言うことでしょうか。(笑) 出囃子はケロッ!とマーチ。
 
 
林家けい木  「幾代餅」
トリを務めるからには、古典でビシッと締めるるよう、プロデューサーから言い含められたとのこと。 プレッシャーです。(笑)
この人も口調がイイ。 お話しの内容とは関係なしに、声を聴いているだけで気持がち好くなりますね。
その反面、声音を使ったギャグについては、あんまり面白いとは想わなかったですねぇ。
素材が好いのに、その上にあれこれ加え過ぎて、それが仇になっちゃってる感じ。
もっと、いろいろ聴いてみたいと想わされました。 林家木久扇門下。
 
 

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May 03, 2016

東京散歩:GWの田町駅~上野駅を歩く

 
 
お天気の好いGW中のとある日。 私、独り東京へと出掛けました。
ふと、想い立ったんですね。
昔、自分が働いていたオフィスの辺り、いまはどんな風になっているのかを、見に行ってみるかって。
当時のオフィス、既に撤収しているのは自明として、入っていたビルが既に無くなっていたり・・・・ そうであっても不思議じゃあありません。 なにしろ、ビルによっては、かなりの歳月を経ていますからね。
 
 
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JRに乗って都内へ。 まずは山手線の田町駅で下車します。
私がここで働いた当時と比べて、西口側はあまり変化を感じません。
当時はバカみたいに残業しましたねぇ。 夜遅く、終電ギリギリという時間になって、走って駅へと駆け込んだことが何度もあります。
一方、東口側は激変しました。 当時好く晩飯を喰った立ち飲み屋さん?は既に無くなっていますし。
レインボーブリッジから、そう遠くなかったんだと、今頃になって気付きました。

第一京浜(R15)を東京駅側へと歩いて、浜松町駅方面を目指します。
その途中目でにする飲食店の、ここも、あそこも、飯喰ったことあるなぁ。 とか想い出します。
食に関する記憶って、歳月を経ても割合ハッキリとしているものなんですね。(笑)
それを頼りに、記憶の糸を手繰り寄せてみます。
この辺りで、私が当時働いたビルが、二棟とも未だ健在なのを確認。 なんだかホッとしてしまいました。
浜松町駅界隈。 北に東京タワーを望み、南には貿易センタービルを見上げる位置。
この辺りも随分と変わったね。
駅の傍の、職場の入っていたビルは、こちらも健在也。
 
 
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立ち喰い蕎麦屋チェーンの「六文そば処 浜松町1丁目店」で朝食。
私、好きなんですよ。 この界隈で働いていた当時、周辺の飲食店あちこちへ入りまくった私が、最後に行き着いたのがココ「六文そば」なのでした。
速い、安い、そこそこ美味い(評価が分かれるかと想いますけれど(笑))、小汚い(ここは異論の余地ナシの筈(笑))。 とまぁ、ワタシ好み(笑)の四拍子が揃っていまして、オレ的B級グルメの名店です。

エネルギー補給を済ませたところで新橋駅へ。
ご承知の通り、サラリーマンのメッカです。 こと飲食関係に関しては、廉くて美味しいものが目白押しに揃っています。 朝ごはん、ここで食べれば好かったかなぁ。

さてこの散歩、新橋駅で切り上げてしまっても好かったんですけれど、なにしろお天気が好いもんで。(笑) このまま歩き続けることに。

有楽町駅を通過して東京駅。 駅前は未だ工事中。 もう随分と長いことやってますな~。
 
 
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神田駅、こんなに小さかったっけ?(笑)
 
 
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秋葉原駅の周辺は相変わらずもの凄い混雑で、観光客多し。 これはGWに限りませんけれど。

そのまま歩き続けて、御徒歩町駅まで来ました
で、黒門亭の前まで来たら、折りしも土曜日の第一部、その開演の直前じゃありませんか。
元々予定に無かったけれど、つい寄席に入っちゃいましたよ。(笑)

久々の落語鑑賞でした。
畳敷き、40席という小さな小屋で、若い噺家さんたちの熱演を至近距離で堪能!

終演後、勢いで(よせば好いのに、大混雑のアメ横を通り抜けて)上野駅へ。
 
 
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ここらでお腹が空いてきました。
あれこれと迷った挙句(美味そうなお店が沢山で、選択肢が多すぎるんです)一旦御徒歩町へと戻り、ナポリタンの大盛(うんと歩きましたからね)を食しました。 美味かったです!

後はもう帰るばかりです。 御徒歩町駅からJRに乗り込み、心地好い疲労感と満腹感に満たされながら、気分好く帰途に着きました。
 
 

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