今年の第九
さて、2015年という年は、四月からこっち怒濤の忙しさへと突入してしまって、いやはや参りました。 が、幾ら参ろうが、やるべきことは(それなりに)やって来て(いろいろとあったけれど)一年も今日でお終いです。
そんな、土壇場感覚(!)の身に沁む年であった2015年の締めに鑑賞する第九は・・・・
Ludwig van Beethoven
Symphony No 9 in D minor, Op 125 "Choral"
Annette Dasch, soprano
Mihoko Fujimura, contralto
Piotr Beczala, tenor
Georg Zeppenfeld, bass
Vienna Singverein
Vienna Philharmonic Orchestra
Christian Thielemann, conductor
こうして一年のお終いに第九を聴く度、訪れる筈のスッキリとした充足感が、今年はやって来ないですねぇ。 上記のような状況の中、自分の中に不完全燃焼感があるからかもしれません。
演奏の方は至って堅実と言いますか、腰の据わった重厚な雰囲気。
幾つもの旋律が複雑に絡み合う様子を、細部までスッキリと見透かすことの出来るような明快さが気持ちイイのです。(これには、収録が新しいというのも効いているかもしれませんけれど)
無理せず着実であれという、これは、今の自分の気分にピッタリかもしれません。
終楽章でアップテンポ気味になるなのが、中々気持ち好かったりします。 終わり好ければ全て好し、です。
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2015年の「問はず語り」、まずはここまでとさせて頂きます。
この一年間、拙ブログを訪れて下さった皆々さま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
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Comments
こんばんは
2005年の締めの第九いいですね!
あっという間の一年だったような(毎年言ってる)笑
今年も興味深い記事拝見させていただきありがとうございました。
来年もよろしくです!
よいお年を!
Posted by: みい | December 31, 2015 at 05:50 PM
>みいさん
今年もお世話になりました。(^ァ^)
ホントに、一年経つのことの早さってもの凄いです。(笑)
来年もまた、充実した年にしたいですね。
どうぞよいお年を!
Posted by: もとよし | December 31, 2015 at 08:56 PM