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October 01, 2015

ドラマ:まほろ駅前番外地

 
 
テレビドラマ:まほろ駅前番外地
 
 
  原作:三浦しをん
  演出:大根仁
  脚本:大根仁
     黒住光
     ヤシキケンジ
  出演:瑛太   (多田)
     松田龍平 (行天)
 
 
 全十二話
  一.「プロレスラー代行、請け負います」
  二.「麗しのカラオケモデル、探します」
  三.「キャバ嬢ストーカー、捕まえます」
  四.「秘密の蝋人形、引き取ります」
  五.「ややこしい過去の整理は、お断りします」
  六.「出会い系サクラの恋、手伝います」
  七.「廃棄拳銃、引き取ります」
  八.「恋敵の婚約指輪、隠します」
  九.「クソ可愛いまほろJK、ボディガードします」
  十.「まほろJKの友情、つながせてもらいます」
  十一.「美人未亡人の依頼、何でもやります」
  最終話.「まほろ駅前多田便利軒、廃業します」
 
 
     放送:2013年1月11日 ~ 3月29日

 
 
小説と映画、どちらも面白かった「まほろ~」のテレビドラマ版です。
このドラマが放送されたのは二年も前のことで、当時私は見ていませんでした。 そこで、今頃になって、DVDを借りて来ての鑑賞とあいなりました。

このテレビドラマ版、なにしろ映画版で主人公を演じていた瑛太と松田龍平が、そのまま同役で出演していますからね。 そのクオリティに関しては保証付きってもんです。
あの「まほろ~」の続きを、新たに十二話も視られるという、ファンとしてはもう堪えられない好企画でありますよ、コレは。

演出(監督)は、映画の大森立嗣から大根仁へとバトンタッチ。
映画と比べると幾分陽性で、そして好い意味でカルイ仕上がりとなっています。

各エピソードに登場します、まほろに暮らす人々の姿。
その多くが(多田と行天も含めて)悩み/トラブルを抱えた弱者であったりします。
造り手側の彼ら/彼女らに注ぐ視線。 これがもう、情に厚く懐が深くってですね。 私はこのテレビ版で「まほろ~」の世界が益々好きになりました。

小説や映画にあった二人の過去。 その仄昏い内面については語られず。 主人公や舞台を同じくして、映画の作品世界をそのまま引き継ぎながら、しかし映画とは一線を画す作風に、テレビ版としての独自のスタンスを感じさせられます。

瑛太は映画の時と比べ、更に役に馴染んでいる様子。
映画を見た折りにサイコーの当たり役と確信した、松田龍平演じる行天は、ここでもやっぱりサイコーでした。 共演の皆さんも素晴らしいです。

ストーリーは(流石に十二話もあると)原作のみでは足らず、オリジナルも含まれていますけれど、どれも原作の世界観を崩してはおらず、安心して見ていられました。

まぁ、中には不発気味。 ちょっと印象に残らない回もありますけれど。 でもまぁ、テレビシリーズですし。(笑) なによりこのドラマ世界を覆う空気感。 その雰囲気がステキで、私なんて、そこに浸っているだけでシアワセになれるんです。

二人がプロレスに興じ(?)る回や、多田便利軒の事務所内のみで進行する(しかも入れ替わり立ち代り、男優ばかり出て来る)回。 それから新進女優に振り回される回や、更には「まほろ~」とも思えぬデートシーンやアクションシーンまであったりして、「まほろ~」の世界からいろんな可能性を掘り出して見せてくれました。

DVDを取っ替え引っ返えして、気が付いたら全十二話を視終わっていました。 あ~面白かった。
このドラマの翌年には、二本目の映画「まほろ駅前狂騒曲」が撮られているようで、いつか見てやろうと想っています。
 
 

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Comments

随分とお気に入りのご様子^^
映画が上映されたら絶対に観たいですね。

余計な事を書きますが、先日テレビドラマで観た浅田次郎原作の〔一路〕の主演俳優永山某〔名前を度忘れ(~_~;)〕は瑛大の弟だそうで、私はこちらの方のファンになってしまいました。
誠実で一途で純心でほどほどの男前〔極めつけでないところがいい^^〕
余計が長くなりましたm(__)m

Posted by: おキヨ | October 02, 2015 at 11:21 AM

>おキヨさん

瑛太は兄弟で役者の道を歩んでいましたか。
飾り気のない自然体で、いささかも押し付けがましさのないところ。 昔のドラマだったら、中村雅俊が当てはまりそうなポジション。
 
一方、今や日本一の行天役者(笑)松田龍平は、こちらも力の抜け、飄々としたところが持ち味ですね。 行天の人を食った振る舞いは、これは父親譲りだなって思わせられますし。(^ァ^) でも、武張った要素のないのが、故優作とは違います。 父親のコピーに終わっていないところがイイですね。(^ァ^)

Posted by: もとよし | October 03, 2015 at 06:48 PM

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