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October 30, 2015

職場の避難訓練

 
 
我が職場の入っている建物で、避難訓練が催されました。

私も、今年に入ってから上級救命講習・自衛消防技術認定・防災センター要員講習・自衛消防業務講習と、いろいろ受講/受験して来ましたからね。 個人的に、今回はそれらの学びの総決算と言うイメージです。

実際の災害ともなれば、その内容(地震や火災など)や被害状況など、無数にあり得るわけですけれど、ここでは訓練のため、ひとつの災禍を想定した上で、この建物専用のシナリオが用意されました。

事前にキッチリとリハーサルをやった上で迎えた、この日の訓練。 シナリオに基づいて進められる、それはそれは本格的なものです。

それにしても、人の移動と言うのはなにかと時間の掛かるものでして、訓練時間の中のかなりの部分が、ビル内に居る人の避難誘導に費やされました。

なにしろ皆さん素人ですから、全てがスムーズには行きませんでしたけれど、とにもかくにも、合図の受け答えはハキハキと大きく、移動する際はキビキビと素早く動くこと。 こういう体育会系のノリ、嫌いじゃあないワタシです。

消防署からも人が来ていたらしく、審査って言うのか、訓練ぶりを視ていたらしいです。 そうか、それで皆張り切っていたのか。(笑)

全てを終えたら、どっと疲れていました。 ふぅ。 いや、なめてましたね。 避難訓練。
 
 

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October 25, 2015

映画:バックドラフト

 
 
バックドラフト
Backdraft
 
 
監督:ロン・ハワード
脚本:グレゴリー・ワイデン
音楽:ハンス・ジマー
出演:カート・ラッセル      (スティーブン・マカフレイ)
  :ウィリアム・ボールドウィン (ブライアン・マカフレイ)
 
     1991年   米国
 
 
想えばこのところ、上級救命講習にはじまり、自衛消防技術認定、防災センター要員講習・自衛消防業務講習と、立て続けに防災関連の講習/試験を受ける機会があり、とみに防災意識の高まっているワタクシ。

消防と言えば・・・・そうです! 名作「バックドラフト」がありました。 と言うわけで、久々に視てみる事に。 監督は「アポロ13」のロン・ハワードでしたね。
ちなみに、表題にもなっているバックドラフトと呼ばれる火災現象については、私も先日の講習で学んでいました。
 
        ▽▲▽▲▽▲
 
※ 舞台はシカゴ。 シカゴ消防署十七小隊には勇敢なマカフレイ消防士が居り、二人の男の子の父でもあるのですが、気の毒な事に消火活動中殉職してしまいます。
それから二十年後、父の背を見て育った兄弟もまた、揃って消防士の道を歩んでいました。
 
自信家でワンマン気質の兄スティーブンは十七小隊のリーダー。
一方跳ねっ返りな弟ブライアンは、いろいろと紆余曲折を経た末、ようやく新米消防士としてデビューしたところ。 名消防士として名の知れた父、そして兄へのコンプレックス抜き難く、なにかと焦るブライアンなのですが・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

父親譲りの男らしさが売りの兄スティーブンですが、この御仁、あまりにも危険を顧みなさ過ぎますよ。 いつだって、消防隊の先頭を切って(マスクなんて付けず、手斧一本引っ提げて)火事場へ飛び込んでゆくんですから。

ワタクシが消防の講習で得たわずかな知識から言わせて貰うと、こんなのは言語道断な振る舞いでアリマスよ。(笑) まずは防災センターに急行して、現場の状況を把握しなけりゃ。 って言うか、スプリンクラーは作動しないの? ・・・・あ、判ってますよ、映画でしたね。(笑)

この映画「バックドラフト」。 消防隊の活躍を見せるというよりは、消防士たちの侠気。 火災と戦う男たちの絆を、熱く描くことが主眼のようです。

その火災のシーン。 なにしろ途轍もない迫力で、炎の恐ろしさを描いています。(こういうところは、ハリウッド万歳ですね) 火事場は戦場、というのが映画を観た私の率直な感想です。

        ▽▲▽▲▽▲

マカフレイ兄弟も好いけれど、なによりシカゴ十七小隊の面々と、歴史を漂わす消防署の雰囲気が素敵でしたね。 火災の現場で命を的に働くが故の、男たちの信頼と絆。

彼の地の消防士事情はまったく判らないのですけれど、どうやらアイルランド系移民の子孫らが中心になっているようですね。 彼らが結束し、故郷の文化を継承しているシーンがあって、興味深かったです。 これも、アメリカの一文化的側面。

        ▽▲▽▲▽▲

ミステリー要素もあるけれど、犯人側にも共感出来るところがあり、、二度目見直すと切なくなりますね。(だから、仕分けなんてするから・・・・)

この映画。 消火シーンこそ無闇矢鱈と危険かつド派手に描いてはいますけれど、造り手側の消防士に対するリスペクトが篤く感じられ、見ていて不愉快になるってことがありません。
ハンス・ジマーの名調子がまた、それを盛り上げる!

とは言え、徹底した男性視点 & 男性原理主義。 漢らしさ万歳を貫いていますから、見る人を選ぶタイプの映画カモ。

当初考えていた、消防の知識を復習しようなんてこと、途中からすっかり忘れて、熱く見入ってしまいました。
けだし名作であります。
 
 

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October 13, 2015

津田沼散歩:新京成北習志野駅と西口大勝軒

  
 
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津田沼を基点に沿線の駅を歩いて訪ねるシリーズ(?!)。 今回は北習志野駅まで脚を延ばしました。

ぱっと見、判り難いんですけれど、ここは新京成線と東葉高速鉄道という二つの路線が接続している、つまり乗り換え駅なんですね。
地上に新京成線、その地下には東葉高速鉄道と、二つの北習志野駅が重なって出来ており、駅舎の方もこの界隈では群を抜いて立派な造り。

この前に訪れた習志野駅がそうであったように、ここ北習志野駅も住所は船橋市内にあったりします。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、ここでお昼です。(笑) 今日はひとつ、ラーメンでいきましょ!

北習志野駅前には「大勝軒」の屋号を掲げるラーメン屋さんが二軒、それぞれ線路の西側と東側にあります。 ちょっと紛らわしいんですけれど、でも、そのどちらもが地域を代表する名店なんですよ。 ホント、行列の途切れるのを見た記憶がありません。

今回私が入った(少し行列に並んで)のは西口にある「大勝軒」の方。
お店の外観・店内とも、どこから見ても昔ながらの(古典的と言って差し支えないような)街のラーメン屋さんの佇まいです。

ノレンを潜ってまず気が付いたのは、店内の圧倒的な清潔感!
特段、真新しいって建物ってことでも、贅を尽くした造りってワケでもない。 むしろ適度に時代の付いた店内。 なにより、隅々まで掃除の行き届いています。
但し、テレビとか装飾品の類が一切見当たりませんね。 美味しいラーメンを供すること、ただそれだけに専心していたら、こうなりましたって感じです。

この完全主義は、無論ラーメンにも及んでいまして、煮干の効いたスープはとっても美味かったです。 評判に違いなし!
こと街のラーメン屋さんに関しては、場末感/小汚さも味わいの内と心得る私ですけれど、この徹底振りには感服致しました。 ハイ。

西口大勝軒のラーメン。 昔ながらの街のラーメン屋さんのスタイルを踏襲して、なにもかもが「普通」でした。
流行におもねらず、奇をてらわず、真面目・真摯に仕事を続けた結果が、この美味しさなんでしょうね。 私、そう想いました。

因みにワタクシ、注文する際うっかり大盛りを頼んでしまいました。 でも、これが失敗。 なにしろココ、盛りが好いので有名なお店なもんで。
待つこと暫し。 果たして、麺の溢れんばかりに盛られたラーメン丼が到着!

今のオレに、全部喰いきれるかなぁ・・・・ 一旦は懸念しましたけれど、なんとか完食。 美味しかったです。
大盛りを完食してのけたのが、ちょっと嬉しく、また誇らしい(誰も見てないって)気分。
って、抱いた感想の、なんだか年寄りくさいのに気が付いて、ちょっとガックリ。
とっとと家路に着くこととします。 快晴の船橋市内でした。
 
 

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October 05, 2015

映画:天地明察

 
 
天地明察
The Samurai Astronomer
 
 
 監督:滝田洋二郎
 脚本:加藤正人
    滝田洋二郎
 音楽:久石譲
 原作:冲方丁
 出演:岡田准一   (安井算哲)
    宮崎あおい  (算哲の妻・えん)
    佐藤隆太   (磯村塾の塾頭・村瀬義益)
    市川猿之助  (関孝和)
    笹野高史   (建部伝内)
    岸部一徳   (伊藤重孝)
    武藤敬司   (平助)
    徳井優    (弥吉)
 
 
      2012年    日本
 
 
冲方丁 著「天地明察」の映画版です。
原作が面白かったので、大いに期待して鑑賞へと臨んだんですけれど、果たして・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

前半までは、とっても好いんですよ。
ヴィジュアル的にも満足度高し。

碁打ちの家に育った主人公・安井算哲が、磯村塾の塾頭兄妹と交わり、気鋭の算学者・関高和の存在を知る。
やがて、会津藩主・保科正之の下命を拝し、全国各地で北極星の出現を調査する、幕府直轄の事業「北極出地」に参加。
これが、後に安井算哲が生涯を掛けて取り組むこととなる、改暦の大事業へと繋がります。

当事の算学塾の様子。 神社に掛かった算額絵馬の数々。 遺題を解く様子。 などなど、小説を読んで興味の湧いた事柄に付いて、ヴィジュアル(CGを交えた)で確認することが出来ました。

主人公のフレッシュで、誠実で、ひたむきな人柄とあいまって、前半はホント、好い感じで進みます。
その他のキャストの中では、「北極出地」を取り仕切るベテラン学者役・笹野高史、岸部一徳らの演じてみせる、<好きなことに嬉々として取り組む、いい歳をした大人たち>の姿、これが実に宜しい!
一方、先輩算学者・村瀬義益役の佐藤隆太は、お気楽な好人物過ぎて、その場から緊張感が失せてしまいますね。 ここンところはミスキャストかと思います。

        ▽▲▽▲▽▲

しかしながら後半。 本格的に改暦事業へと取り組む段となってからが、マサカの失速・・・・
一大プロジェクト発足に盛り上がる人々の姿やら、天測に使用する器具の数々を見せてくれるのは好いんですけれど。

襲撃シーンや、大衆の前で暦の精度を問うシーン。 更には改暦の抵抗勢力である公家集から責任を問われるシーンなど。 果たして必要であったのか・・・・
これらを、滝田監督はホントにやりたかったのかどうか。 私としては、甚だギモンでございます。

なにせ原作の方は登場人物がいずれもクレバー。 終始現実的に振舞うだけに、測地や和算に取り組むにしても、改暦という一大事業にも、そこには真実味が伴いましたし、人の命にもそれだけ重みってものがありました。
そこへゆくと映画は、お話しを無理矢理にでもドラマチックな方向へ持ってゆこうと、悪足掻きでもしているように見えるんですね。

なにしろ大層お金の掛かっていそうな映画です。 大規模なセットや、大勢のエキストラなど、並々ならぬ力の入れようは、画面から十分に伝わって来ます。
巨額の制作費など、アクション・シーンを取り入れ、クライマックスではこれでもかと盛り上げに掛からねばならない事情があったのでは?
アカデミー賞受賞監督の滝田監督といえども、なんでも好きに撮らせては貰えなかったりするんでしょうか? などと、見終わっていろいろ妄想してしまいました。

        ▽▲▽▲▽▲

映画版「天地明察」。 好いところもあるけれど、原作の面白さには、やはり及ばないと思いました。
まぁ端から、そういう処を目指した作品ではないのかもしれませんけれど。

好い原作を得、お金と人材を投入しておいて、これ。 随分モッタイナイなぁって想う反面、前半だけでもあれだけ好く撮れているんだから、これはこれでヨシとするべきか、とも。
このところ視る映画がどれも当たり続きで、ちょっと調子にノッてましたけれど、中にゃこういうのもあるってことですね。
 
  
 
   「天地明察」   冲方丁 著    (映画の原作です)
 
 

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October 01, 2015

ドラマ:まほろ駅前番外地

 
 
テレビドラマ:まほろ駅前番外地
 
 
  原作:三浦しをん
  演出:大根仁
  脚本:大根仁
     黒住光
     ヤシキケンジ
  出演:瑛太   (多田)
     松田龍平 (行天)
 
 
 全十二話
  一.「プロレスラー代行、請け負います」
  二.「麗しのカラオケモデル、探します」
  三.「キャバ嬢ストーカー、捕まえます」
  四.「秘密の蝋人形、引き取ります」
  五.「ややこしい過去の整理は、お断りします」
  六.「出会い系サクラの恋、手伝います」
  七.「廃棄拳銃、引き取ります」
  八.「恋敵の婚約指輪、隠します」
  九.「クソ可愛いまほろJK、ボディガードします」
  十.「まほろJKの友情、つながせてもらいます」
  十一.「美人未亡人の依頼、何でもやります」
  最終話.「まほろ駅前多田便利軒、廃業します」
 
 
     放送:2013年1月11日 ~ 3月29日

 
 
小説と映画、どちらも面白かった「まほろ~」のテレビドラマ版です。
このドラマが放送されたのは二年も前のことで、当時私は見ていませんでした。 そこで、今頃になって、DVDを借りて来ての鑑賞とあいなりました。

このテレビドラマ版、なにしろ映画版で主人公を演じていた瑛太と松田龍平が、そのまま同役で出演していますからね。 そのクオリティに関しては保証付きってもんです。
あの「まほろ~」の続きを、新たに十二話も視られるという、ファンとしてはもう堪えられない好企画でありますよ、コレは。

演出(監督)は、映画の大森立嗣から大根仁へとバトンタッチ。
映画と比べると幾分陽性で、そして好い意味でカルイ仕上がりとなっています。

各エピソードに登場します、まほろに暮らす人々の姿。
その多くが(多田と行天も含めて)悩み/トラブルを抱えた弱者であったりします。
造り手側の彼ら/彼女らに注ぐ視線。 これがもう、情に厚く懐が深くってですね。 私はこのテレビ版で「まほろ~」の世界が益々好きになりました。

小説や映画にあった二人の過去。 その仄昏い内面については語られず。 主人公や舞台を同じくして、映画の作品世界をそのまま引き継ぎながら、しかし映画とは一線を画す作風に、テレビ版としての独自のスタンスを感じさせられます。

瑛太は映画の時と比べ、更に役に馴染んでいる様子。
映画を見た折りにサイコーの当たり役と確信した、松田龍平演じる行天は、ここでもやっぱりサイコーでした。 共演の皆さんも素晴らしいです。

ストーリーは(流石に十二話もあると)原作のみでは足らず、オリジナルも含まれていますけれど、どれも原作の世界観を崩してはおらず、安心して見ていられました。

まぁ、中には不発気味。 ちょっと印象に残らない回もありますけれど。 でもまぁ、テレビシリーズですし。(笑) なによりこのドラマ世界を覆う空気感。 その雰囲気がステキで、私なんて、そこに浸っているだけでシアワセになれるんです。

二人がプロレスに興じ(?)る回や、多田便利軒の事務所内のみで進行する(しかも入れ替わり立ち代り、男優ばかり出て来る)回。 それから新進女優に振り回される回や、更には「まほろ~」とも思えぬデートシーンやアクションシーンまであったりして、「まほろ~」の世界からいろんな可能性を掘り出して見せてくれました。

DVDを取っ替え引っ返えして、気が付いたら全十二話を視終わっていました。 あ~面白かった。
このドラマの翌年には、二本目の映画「まほろ駅前狂騒曲」が撮られているようで、いつか見てやろうと想っています。
 
 

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