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January 19, 2013

茜浜名人寄席 Vol.36

 
 
茜浜名人寄席 Vol.36
 
 
  茜浜ホール
 
     平成二十五年一月十八日(金)
 
 
  落語  :柳家小袁冶
        古今亭ちよりん
        柳家花どん
 
 
  特別出演:和太鼓衆 雷夢
 
 
 
茜浜名人寄席というのは、その名前だけは聴き及んでいましたけれど、聴きに伺うのはこれが初めてでした。
この日の会も、ほんの数日前にクウさんのご紹介で知ったんです。
丁度うまい具合に都合が合いまして、これ幸いと出掛けた次第。

会場の茜浜ホールはJR新習志野駅の近くでした。
この付近、私は何度か訪れている筈ですけれど、こんな、落語の会にお誂え向きのホールがあったとは気付きませんでした。
 
 
和太鼓衆 雷夢
落語に先立って地元習志野で活躍する和太鼓グループの演奏がありました。
(私、邦楽には疎いのですが)明るくキビキビと、躍動的な演奏が終始素敵でした。
エネルギー。 気の昂ぶり。 なにより笑顔。
メンバーに女性が多いのと、年齢層が幅広いのが、音楽の(また視覚的にも)表現の幅広さに繋がっていそうです。
 
 
柳家花どん:出来心
初めて聴く前座さんで、花緑門下。
若さを前面に押し出した高座でした。
明朗闊達で、声にハリがあって(といって大げさに過ぎず)なかなか好感が持てます。 楽しみな前座さんですよ。
 
 
古今亭ちよりん:つる、 南京玉すだれ
かつて私は寄席で、未だ前座だった頃のちよりんさんを何度かお見掛けしています。
その後、私の足が寄席から遠退いている間に二つ目となって、今では現役バリバリの噺家さんですよ。
飄々とした「つる」。 話の内容を知っていても笑っちゃう。
噺の後は、余興として南京玉すだれを披露。 これには驚いたな。
華やかでキュート。
お客さまを舞台に引っ張り上げて、ちよりんワールドに巻き込む腕前も巧みです。
こういうタイプの噺家さんになっていたとは!
 
 
柳家小袁冶:ねずみ
仕事柄、日本全国を廻っている小袁冶師匠。 マクラは各地の方言についての話題から。
中でも東北地方の言葉の難解さ(!)について語り始めたので、さては「金明竹・東北弁Ver.」が始まるかと想ったけれど、そうはならなかった。

落ち着きと格調高さは、さすが真打の風格と納得させられます。
そんな「ねずみ」はしかし、意外とあっさりでしたね。
雷夢の演奏からここまで、ホットに盛り上がっていた会場ですから。 そこを鎮めて、じっくり聴かせたいという意図があったのかも。
こういうのも悪くない、と想いました。
 
 
アットホームで素敵な落語会。 満足して帰路に着きました。
それにしても寒いこと!
道端のそこかしこに、先日降った雪が融けきらずに残っていました。
客席の全員に、お土産として配られた使い捨てカイロ(感謝!)は、間違いなく皆さんの役に立った筈です。
 
 

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Comments

あらま~なんと、もとよしさまも行かれたんですね。
わたしも連れと初めてこちらに行きましたよ。

寄席は初めてなので、とても新鮮でした。
右側の前から2番目に座っていました。

和太鼓は迫力があり、噺はわたしたちの心をギュッとつかんで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

駐車場の場所に迷いましたが、また機会があれば行きたいと思います。

Posted by: クウ | January 20, 2013 at 05:35 PM

>クウさん

クウさんもいらしてたんですね。(^ァ^) 私は左の方に座っていました。
お陰さまで素敵な落語会と出会うことができました。 感謝です。m(__)m
演者の皆さんもさることながら、会場のアットホームな雰囲気がまた好かったですね。
とっても寒い日でしたけれど、お客の入りは上々で、地元に愛されているのが判りました。

Posted by: もとよし | January 20, 2013 at 09:49 PM

生きているうち体験したいものの一つに、生の寄席を観に行くことですが、私の地方にも巡業があるはずなのに見逃してしまいます。

正月には亡き談志の名演をテレビで観ていましたが、彼のクネクネ動く姿容と顔の面白さについスケッチブックを取り出したのが間違いでした。内容が途中から解らなくなって。。。coldsweats01

生存中に落語を聞きたかったですね。。。

Posted by: おキヨ | January 21, 2013 at 12:34 PM

>おキヨさん

ああ、座布団の上でクネクネと身動きする立川談志師匠の姿。 目に浮かんで来ます。(笑)
そして私もです。 師匠の高座、とうとう生では伺えず仕舞いで。orz
名人と呼ばれるような噺家は、皆さんやはり立ち居振る舞いまで違いますね。

この日の茜浜名人寄席の真打、柳家小袁冶師匠が正にそうなんですけれど、全国各地を廻っている噺家さんは少なくないようです。 おキヨさんのお住まいの地にも、直ぐに機会が廻って来るのじゃあないでしょうか。

或いはこの次、都内にお越しの節に是非寄席見物など。(^ァ^)

Posted by: もとよし | January 21, 2013 at 08:32 PM

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