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October 26, 2012

寝ずの番

  
 
寝ずの番
 
 
 原作:中島らも
 監督:マキノ雅彦
 出演:中井貴一 (笑満亭橋太)
    長門裕之  (笑満亭橋鶴)
    笹野高史  (笑満亭橋次)
    岸部一徳  (笑満亭橋弥)
    木下ほうか (笑満亭橋枝)
    田中章   (笑満亭橋七)
    富司純子
    木村佳乃
    堺正章
    土屋久美子
    真由子
    石田太郎
    蛭子能収
 
 
      2006年    日本
 
 
 
※ 上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が死んだ。
通夜を過ごす笑満亭一門とその家族、そして故人と親しかった者たちは・・・・・
 
 
お通夜はドラマです。
故人を偲んで集まった面々の口から、ぽつりぽつり。 あんな話し、こんな逸話が、出るわでるわ。
なにしろ型破りで鳴らした橋鶴です。 弟子たちとのドタバタ。 ちょっとした確執もあったり。 もちろん酒色の絡んだエピソードには事欠きません。

性と死を笑い飛ばしてみせる、ギャグセンスの秀逸さ・・・・バランス感覚に優れているんですね。
シモネタ満載だけれど、あくまでスマート。 とっても粋な映画です

但し、視聴者をハゲシク選びますね、この映画は。
だって、滅っ茶お下劣で、エッチで、その上ノンストップで連発される放送禁止用語の数々!
(カットし切れないくらい沢山あるので、おそらくこの映画、放送には乗せられないでしょう?!)

それから若者ウケは、きっとしない。 と言うか、端から若い世代を相手にしょうなんて思っちゃいないでしょうね。 そういう潔さも、また粋だと思う。

芸達者を集めたキャスティングも好し。 ホント、誰一人外れがないですよ。
笑満亭一門のファミリー感。 人間関係の相関図がしっかりと出来あがっています。 その表現がまたデリケートなんですね。

※ 例えば通夜の闖入者である蛭子さんと、彼に妙に厳しく当たる橋枝(ちょっと人がワルイ)のやりとり。 わずかな対話を通して、この通夜の席が、一般人の社会とはしっかり一線を画した、芸人の世界なのだってことを顕わにしてくれます。
 
 

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Comments

こんにちは~
 面白そうですね。
この本、たしかうちの本棚にあるはず・・・
積ん読本になってるcoldsweats02
読書の秋、読んでみようかな。
映画は観てませんが、キャストを見ると観てみたくなります^^。

Posted by: みい | October 27, 2012 at 12:50 PM

>みいさん

なんたって原作が中島らもさんですからね。 映画でもサブカル臭が漂ってます。
粋でエッチなオトナのコメディ。 だけどエグくてちょっとアブナイ世界にも通じています。(^^ゞ

映画の方は、好い子が観てはイケナイ作品ですけれど、なかなか出会うことの出来ないタイプの佳作なのも確かです。
気が向いたらどーぞ。(笑)

Posted by: もとよし | October 27, 2012 at 08:19 PM

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