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March 31, 2012

習志野シティフィル第53回定期

 
 
習志野シティフィルハーモニック 第53回定期演奏会
 
 
  2012年3月25日 (日曜日)
    習志野文化ホール
      14:00開演
 
 
      指揮 :小室昌広
      ピアノ:長尾洋史
      管弦楽:習志野シティフィルハーモニック
 
 
  チャイコフスキー:スラブ行進曲
 
  ラフマニノフ  :ピアノ協奏曲第二番 ハ単調
            交響曲第二番 ホ短調
 
 
 
久々に所属オケの本番に乗って来ました。
このオーケストラにおける過去二回の演奏会。 第51回(東日本大震災により演奏会中止)と第52回のそれそれで参加の機会を逸して来た私にとっては、一昨年の夏以来となるステージです。
 
但し私、前回欠席した折もそうでしたけれど、現在も未だ身辺がかなり立て込んでおりまして。
なにしろ余裕ってものがない。 実にもう、一杯いっぱい。
ですから前回に引き続いての参加辞退・・・・ということも、ちらと考えました。
結局のところ(いろいろとやり繰りをしつつ)出ることにしたのですけれど。

ともあれ、こういった(個人的な)局面で迎える演奏会として、今回のプログラムはかなりしんどかったです!
 
        ▽▲▽▲▽▲
 
チャイコフスキーの「スラブ行進曲」

白状しますとこの曲、昔から(聴くことを)苦手として来ました。
なにしろこの曲についてはドンシャカ賑やかで、派手に吹き、打ち鳴らすばかりという印象でしたし。

でも、練習を重ねた今では、すっかり印象が変わっています。
煩い(!)ばっかりじゃあない、これはとってもイイ曲。 文学味さえ感じます。
半年付き合う間に、すっかりお気に入りになってるとは。 我ながら、現金なモンですね!
 
 
 
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番

昨年の丁度今頃のことでしたね。 直前に遭った東日本大震災のため、急遽取り止めとなった第51回定期演奏会。
その中で予定されていた演目のひとつがこれでした。
今回の演奏は昨年、演奏会の直前までその準備を進めていたのと同じ奏者(ソリスト、指揮者、オケとも)によるもので、これはリベンジ企画でもあったわけですね。
あれから一年を経て、今日ここに演奏が叶うということについては、誰しも感懐があったと想います。
この時期、世の中に数多くあったであろう<あの日から一年>という想い。 このピアノ協奏曲第二番の演奏もまた、その風景のうちのひとつです。
 
 
 
ラフマニノフの交響曲第二番
 
圧倒的な曲。 今更ながら、改めてそれを想い知らされました。
表現の振幅の烈しさと言い、演奏時間の長さと言い、いやもう重厚長大の絶倫系ですね。
凄まじくドラマティックで、そして随所に、心とろかすようなメロディー(これはピアノ協奏曲もそうでした)も現れて。

なにしろ長丁場の大曲だけに、演奏途中の電池切れということが懸念されるワケですけれど・・・・やはり切れました。(爆)
全曲通しで弾くのは、やっぱりキツかったですよ。
自分自身としては、スーパーロマンティックな第3楽章(それも、よもやという場面)で派手に落ちたのが、もうショックでねぇ。(溜息)
そうは言っても演奏という行為は粛々と続くわけで、落ちたからって凹んでいるような余裕も無かったです。 あ~疲れた。
 
 
 
今回の演奏会ではアンコールはなし。(なにしろこの演目ですし)
奏者の皆さん、そしてなにより聴きに来て下さったお客様、たいへんお疲れ様でした。
自分自身、今回は本当に草臥れ果てました。 演奏会の後数日間というもの、身体の芯に疲れの溜まっているのを感じましたし。

今回も、皆様に感謝。 なにより、ご迷惑お掛けした関係各位に平伏であります。
 
 

 
 
 習志野シティフィル第42回定期演奏会
 
 習志野シティフィル第45回定期演奏会
 
 習志野シティフィル第46回定期演奏会
 
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 習志野シティフィル第52回定期演奏会
 
 

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March 17, 2012

鬼の面

 
  
鬼の面
 
   銭形平次傑作選 3
 
 
     野村胡堂著   潮出版社
 
 
     ・花見の留守
     ・和蘭の銀貨
     ・鉄砲汁
     ・竹光の殺人
     ・城の絵図面
     ・鬼の面
 
 
 
    
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野村胡堂の銭形平次傑作選も、これで三冊目です。
ここまで読み進めてきた内、第1巻では美女/花嫁の絡んだ犯罪が主。
そして第2巻は、江戸の名所に因んだ悪事の数々が中心の、いずれもアンソロジーでした。
さて、この第3巻はいよいよ捕り物/アクション編ですよ!

十手を抜いた平次が、凶悪無比な下手人を向こうに回した一騎打ち!
捕り方たちを動員しての、大掛かりな捕縛シーン!!
そして銭形平次と言えばやはりコレ! 得意の投げ銭も、ここぞという場面で炸裂!!!
読んでいてまことに痛快な短編集になっています。

平次親分の立ち向かう犯罪の数々。 その手口/トリックも中々凝っていますよ。
銭形平次の推理も冴えるってモンです。
捕り物帳としてみた場合、この第三巻はシリーズ中もっとも高いレベルに達しているんじゃあないかと想います。

とはいえ、収録されている作品はいずれも短編ですからね。
描かれる事件も、あまり引っ張ることをせずに、アッサリと描かれます。
凶悪/陰惨な犯罪であっても、過度に重苦しく表現はしない。 そういうところがまた、江戸前と言えるでしょうか。

一方、前二巻で私が愉しみにして来た平次と八五郎とのやりとり。
親分子分の間で交わす、粋な軽口の応酬は、前二巻に比べてイマイチの感あり。 あんまり冴えが感じられなかったですねぇ。

野村胡堂のものした銭形平次捕物控。 そのシリーズは膨大です。
今回、銭形平次傑作選の三冊で読む事の出来たのは、その中のほんのほんの一部。
銭形平次傑作選。 まずはこれにてお終いですけれど、もしも機会があれば、この選集に取り上げられることのなかった平次ものについても読んでみたいところです。
 
 
 
     銭形平次傑作選 1   七人の花嫁

     銭形平次傑作選 2   橋の上の女
 
 

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March 14, 2012

あれから一年

 
 
2011年の3月11日に起こった東日本大震災から、早一年が経ちました。

地震の発生は、その日の14時46分のことなのだそうですね。(Wiki調べ)
あれから丁度一年を経たその時間を、私は自宅PCの前で過ごしていました。

これはきっと数多くの方々が、各々の場所/形でなされたことと想いますけれど。
私もまた、ネットの動画配信により追悼の式典を視聴しながら、私なりの黙祷を。

けれどもそうして祈ったところで、気持ちは一向に落ち着きません。
画面は、黙祷を済ませた後も粛々と進められる式典の映像。
けれど一年前の丁度この時刻、刻々と太平洋沿岸に近づいていた津波と、それのもたらした恐ろしい災禍を想い、こっ酷く打ちのめされました。

我ながら、どれだけメンタルが弱いのかってことですけれど。

予てよりこのことを書いておきたいと考えていて、でもなかなか(もはや14日!)書き出せずに来たのでした。

さて、ここからはもう、アクティブに戻ります! ガンバルぞぉ! なんて想っていたら、今夜もまた地震(けっこうデカイ!)ですよ。 やれやれ。
 
 

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March 05, 2012

A線をスピロコアに換えた件

 
 
こないだの日曜。
所属オケの練習に出掛ける直前になって、A線を切ってしまいました。
ええ、自宅でチューニングしているさなか、ペグをキコキコ回したらブチッ!ですよ。

私、弦ならばこれまでに何本も切ってきました(前回は2005年にG線を・・・・)けれど、久しぶりにやらかすと流石にビックリします。
ここ暫く、こと弦に関してノートラブルを通して来れたんですけれど、いえそれだけに、気が弛んでいたんでしょうね。

生憎なことに、私はスペアの弦を所有していませんでした。(この点もまた気の弛みなり)
ともかく、このままでは、今日これからある練習に参加することが出来ません!
オケの練習が始まるまで、あと一時間もないんですけれど。 ダイジョーブなのか?

        ▽▲▽▲▽▲

私は、自宅から練習会場へと向かう途上にある楽器屋さんに立ち寄って、弦を買い求めることにしました。
この近所にあってチェロの弦を扱っていそうなお店・・・・ということで、咄嗟に思い当たったのは二店。

まず訪れた石橋楽器津田沼店は、駅の南口傍にあります。
ここは表通りに面した一階に店を構えているので、チェロケースを担いだ身にも入り易いのです。
しかしこのお店、チェロの弦は取り扱っていないんですと。 折角訪ねたというのに、がっくりです。

でも、このくらいで諦めるわけにはゆきません。
なにせ演奏会間近だし、今回の曲目は難曲にして長大と来ていますからね。
早く買ってさっさと練習会場に行かなくちゃ。
気の急く中(練習はじまっちゃう・・・・)、今来た路を取って返して、駅北口近くの島村楽器津田沼パルコ店へ。
このお店って、パルコA館の五階にあるんですよね。 チェロケース担いで、場違いな感じを味わいながら楽器売り場まで。
ここにありましたよ、チェロの弦!
助かった。 これで練習に参加出来ます!

        ▽▲▽▲▽▲

本来であれば、ここは弦メーカー各社の造る数多の製品中から好く吟味して、一番自分に合った弦を選んでみたいところですけれど、生憎の手元不如意ゆえ、その場にある中で一番廉かったスピロコアのA線 (SPIROCORE、CELLO a、MEDIUM、SPIRAL CORE、CHROME WOUND) を購入。

ハイ、一々考える余裕もなく、価格だけで選びました。
我ながら余程テンパッテたんだな。
だってねぇ、チェロの弦ってとってもとっても高いのですよ!
会計を済ますと、あれこれ惑うヒマもなく、練習会場へと急ぎました。
(あわわ、もう練習の時間・・・・)

        ▽▲▽▲▽▲

ちなみに、これまでマイ・チェロに張っていたのはA線、D線がヤーガーで、G線、C線がスピロコアという定番のラインナップ。
このスピロコアに関しては、ネットで検索してもG線、C線の使用例ばかりで、A線に関する情報を見つけることが出来ませんでした。
Aに張る弦として、やはり一般的ではないんでしょうかね。(島村楽器で廉かったのも、そのせいでしょうか?)

さて、実際に張って弾いてみると、これまで愛用していたヤーガーに比べると、大分素っ気無い感じがしますね。
艶がない、とでも言いますか。
パワー感にも、欠けるかなぁ。
それからノイジーなのも結構気になります。 ってこれについてはコントロール仕切れない自分が悪い?

A線に張る弦としてはレアなスピロコアを選んだマイチェロ。
何のかの言っても、当面はこれで行くしかありません。
演奏会はもうすぐです。
 
 

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