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January 21, 2012

続・座頭市物語

 
 
続・座頭市物語
The Return of Masseur Ichi
 
 
   1962年  日本
 
 
監督 :森一生
出演者:勝新太郎
    城健三朗(若山富三郎)
 
 
勝新一代の当たり役。 座頭市シリーズの第二作目です。

舞台は前作と同じく下総。
飯岡助五郎と笹川繁造との抗争、そして平手造酒との決闘で終わった前作から、丁度一年経った頃のお話しです。

座頭市のスピード感溢れる殺陣は一層の冴えを見せ、モノクロ映像で綴られた重厚な演出/空気感も健在です。

ただ、前作「座頭市物語」の、あの素晴らしさには、いささか及ばないな、というのが観終えての率直な感想です。

今回のゲストスターは若山富三郎さん。
ガタイの好さを活かした骨太の役作りが、ここでは裏目に出てている気がしますね。 なんだかモッサリした感じになってしまって。

この映画ではその若山VS勝新の兄弟対決が呼び物になるわけですけれど、私にはここが、ちょいとばかり物足らない。
宿命的な対決へと至るまでのプロセスが、どうにもスラスラと進み過ぎている気がして。
例えば前作にあった、座頭市と平手造酒との出会いと交誼、そしてそこから決闘へと至る顛末。 ああいった木目細やかな描写が、もっとあれば好いのにと、想ってしまいます。

やはり、あの一作目「座頭市物語」と比べてしまうと、お座なりに撮られ、小品に留まったの感が、どうしてもありますね。

そうはいっても、座頭市の過去や飯岡助五郎とのその後を描いてくれているのは素直に嬉しかった。
腰をすえて愉しむことの出来た一本でした。
 
 
 
     座頭市物語 (1962年)  シリーズ一作目
 
 

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Comments

座頭市シリーズはこの後もオモシロいですよ。
でもね、
勝さんがだんだん太ってきて、勝プロになる頃のは・・・
もう少し節制する方だったらなあ、と思いました。

Posted by: 晴薫 | January 22, 2012 at 04:56 PM

>晴薫さん

座頭市シリーズ、この後まだまだ続きがあるので楽しみです。(^ァ^)

>勝さんがだんだん太ってきて、勝プロになる頃のは・・・

そういえば座頭市って、もっと丸っこいイメージがありましたっけねぇ。
なにしろ子供の頃テレビで観て以来で、もはや殆ど憶えていないんですけれど。(^^ゞ

この映画の当時で三十歳くらい。
この後ぐっと貫禄が付くんでしょうね。(^^ゞ
その辺も含めて、しっかり観ていこうと想います。

Posted by: もとよし | January 23, 2012 at 11:22 PM

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