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October 20, 2011

新・三銃士

 
 
連続人形活劇 新・三銃士
 
 
  制作:NHK
  原作:アレクサンドル・デュマ著
       「ダルタニャン物語」のうち「三銃士」
  脚本:三谷幸喜
  出演:池松壮亮
      山寺宏一
      江原正士
      高木渉
      貫地谷しほり
      瀬戸カトリーヌ
      戸田恵子
      田中裕二 (ナレーション)
 
 
   全40話
    放送:2009年10月12日 ~ 2010年5月28日
 
 
NHK伝統の人形劇・・・・古いところでは「ひょっこりひょうたん島」がありましたね。 もはや憶えてませんってば!?
NHKの人形劇は無論それだけではなくて、他にもいろいろとあった筈ですけれど。 でも考えてみると、どれもこれも断片的な記憶しか残っていませんね。 まともに(シリーズを通して)見た作品って、結局のところ一つもなかったんだなぁ。

新・三銃士」はNHK教育テレビの50周年を記念して、2009年から2010年にかけ放送された連続人形活劇です。 私は地元図書館のAVライブラリーにあった全8巻のDVDを、一枚ずつマメに借りて来ては次々に視聴しました。

これ、大人の眼で見てもとっても面白いんですよ!
当初はあんまり期待もせずに入ったんですけれど、第一巻から夢中になってしまいましたよ。 ハハ。

        ▽▲▽▲▽▲

アレクサンドル・デュマの古典として名高い「三銃士」ですけれど、それ以上詳しい事となると何も知らない私です。 勿論、原作は未読のまんま。
認識しているのは、王政時代のフランスが舞台の西洋チャンバラ(?)で、この話し自体が、実は長い物語の序章部分にあたるらしい、ということくらい。

子供の頃、兄が「三銃士」のジュブナイル版を読んでいました。 まだ小さかった私には難しくて・・・・とうとう読まず仕舞いでしたね。
ある時、テレビの洋画劇場かなにかで三銃士の映画(実写の洋画)が放送されたことがあって、テレビの前で兄が父とストーリーや登場人物について愉しげに語り合うのでした。 そして傍の私はそれを、なにやら羨ましいような気持ちで眺めていたような記憶が。 あれって、一体何歳くらいのことだったんだろうか・・・・・

        ▽▲▽▲▽▲

さて、こちら新・三銃士。
アニメや、それから実写であればCGを駆使して、どのような歴史的シーン/大スペクタクルさえも自在に表現可能なこの時代に、あえての人形劇ですよ。
でも、このアナログ感覚がもの凄~く愉しいんです。(一部、隠し味的にCGも活用しています)

まずは、登場する人形(棒遣い人形)たちが皆素敵!
なにしろ素ン晴らしく好く造られていまして、その造型の巧みさ可愛さに、毎回ウットリ見惚れました。

そしてそこに操演や照明の高度なテクニックが加わって、人形たちに血肉を与えますからね。
凝りまくった舞台装置の中に人形たちを立たせた姿ときたら、もう溜め息の出ちゃう見事さなんですわ。

そして何よりも、人形に声を当てる声優さんたち。
百戦錬磨のベテランを中心とした7人体制で臨みます。
これだけ手間暇の掛かっていそうなプロジェクトですから、声の出演だって必要に応じて幾らも集められそうなもんですけれど、そこをあえての少数精鋭主義!
小人数の声優チームゆえ、一人が何役もの声を掛け持つことになるわけなんですけれど、その結果、同じ人が声音を使い分け、ヒーローと悪役、更にサブキャラの数々まで演じ分けてみせるのが、アットホームで和やかな雰囲気(上質のラジオドラマみたいな)を醸しています。
それにしても、声優の皆さんの芸達者ぶり、引き出しの豊富さには改めて驚かされますね。
随所ではっちゃけたアドリブの(ゲリラ的に!)飛び出す、演出のフリーダムぶりも愉快ユカイ!

ストーリーの方は、登場人物の言動や主人公の成長過程、そして恋の行方などが今の時代らしい解釈で描かれます。
そこに脱力系/不条理系ギャグを絡ませる演出(これも今の時代ならでは)。 好きだなぁ、こういうの!
脚色により、オリジナルの「三銃士」とはかな~り異なっているであろうことを承知の上で、ドラマとして十二分に愉しむことが出来ました。

鬼才・三谷幸喜脚本に、ヴィジュアルの見事さ、声の名人芸と三拍子揃って、そこにひとつ突き抜けた遊び心の加わった連続人形活劇 新・三銃士、全40回。
あ~オモシロかった!
 
 

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