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June 11, 2011

遠い海から来たCoo

 
 
遠い海から来たCoo
 
 
      景山民夫 著
 
         1988年  角川書店
 
 
※生物学者の父親と二人して日本を離れ、南太平洋はフィジー諸島の小島で暮らす12歳の少年。
ある日少年は、太古に絶滅した筈の首長竜(プレシオサウルス)の仔を発見しました。
彼は、生まれて未だ間もないその仔をクーと名付け、育ての親を買って出るのです。

最初、本書の粗筋を読んでみて、こいつはオモシロそうと飛びついたんですよ。 題名も素敵でしょ。
でも・・・・
設定(結構、凝ってる)の諸々や、筋立てなど、いずれもどこかで読んだような気がしてしまって。
冒険小説に好くありそうな要素を積み上げて、ハイ出来上がりってな感じ。 これじゃ、新味がないです。
そんな作品世界で動く人々も、ですからステレオタイプな言動しか示さない。 主人公の少年と、そして父親、どちらにも感情移入し辛かったです。
なにより、登場人物らの交わす会話が(日本語で書かれた小説としては)ぎこちなくって、文章があまりに素人クサイって気がしました。読んでいて、ちょっとツラかったですねぇ。
とりあえず読み切りはしたんですけれど。 お終いまでたどり着いて、ホッとしたってのが正直なところ。

ネットで検索してみた限りでは、すこぶる評判の好い作品のようですけれどねぇ。 でも、私にはまったくダメでした。 読む本を間違えたってコトですね。
ま、こういうこともあります。
 
 

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Comments

こんにちは~
 ほんとね「海から来たCoo」っていい題名ね^^。
わたしも題名に惹かれて読みたくなるかも(笑)
そうかあ~あまり面白くなかったんですね。

わたしも、題名やあらすじに惹かれて買ったけれど、途中で読まなくなった本何冊もありますよ~
損した気分・・・ですね。

Posted by: みい | June 12, 2011 at 04:58 PM

優れた小説家も書くものすべてがいい作品とは限らないという事がありますね。私は景山民夫の本は読んだ事がないのですが、遠藤周作のファンで自分では相当に読んでいるつもりです。それが・・・はっきり言って愚作と感じるものもあります。 恐れ多い事に。。。^_^;ことに推理ものは駄目ですね。遠藤周作は当時大変な売れっ子作家で発表作品が多すぎたのかもしれませんね。

Posted by: おキヨ | June 13, 2011 at 11:26 AM

>みいさん

ハズレってありますよね。 やっぱり。(^^ゞ

そうはいっても「遠い海から来たCoo」は評判良くって。 第99回の直木賞受賞作品なんだそうです。(選考段階で揉めたらしいですけれど)
きっと、私に合わなかっただけなんですね。

もしも本書をお読みの節は、私の評価は忘れて下さいな。(^^ゞ

Posted by: もとよし | June 14, 2011 at 12:18 AM

>おキヨさん

景山さんの小説を読むのはこれが初めてでした。
才人として知られた方だけに、ちょっと期待し過ぎたのかもしれませんね。(^^ゞ

子供の頃好んで読んでいた狐狸庵先生(^ァ^)ものは別格として(笑)、大人になってから読んだ遠藤周作さんのヘヴィーな純文学作品にはシビレましたね。

けれど、エンターティンメントを狙ったであろう作品は・・・・私もダメでしたねぇ。orz(真面目一方な堅物が、無理してオモシロイ人を演じているような、そんなギコチナサを感じてしまうんですよね)

Posted by: もとよし | June 14, 2011 at 12:22 AM

この本も読みました。
とんでもなくクダラナクてツマラナカッタ思い出があります。

景山民夫さんとは相性が悪いんだよね・・・ボルネオ・ホテルってのも最悪でした。

こういう風に書くホラーは詰まんないんだよ、ってお手本みたいな1冊だった記憶があります。

Posted by: 晴薫 | June 17, 2011 at 11:29 PM

>晴薫さん

おや、晴薫さんも私同様、ダメなクチでしたか!
ネットで見る限りは、絶賛の声が圧倒的なんですけれどね。(^^ゞ

グリーンピースが正義の味方、環境戦士として(身体を張って)大活躍するあたり、時代を感じさせられますね。(詠嘆)

Posted by: もとよし | June 18, 2011 at 12:18 AM

この作品は小説よりもアニメーションのほうが面白かったなあ

まあ内容はのび太と恐竜のドラえもん居ないバージョンみたいな感じだけど

Posted by: ako | December 03, 2011 at 11:28 AM

>akoさん

おいでませ、問はず語りへ! (^ァ^)

このお話し、やっぱり(!)アニメになっていましたか。
美しい南の島で学者の父と二人、のびのびと暮らす少年。
なにより首長竜! 海洋アクションもあって、アニメ要素満載ですものね。
映像化されたクー。 なんだか興味が湧いてきました。(^ァ^)

「のび太の恐竜」の方も未見なんですけれど、名作とのハナシは予ねて聴いております。(^ァ^)

クーと一緒にいたい少年の気持ちと、そんな叶わぬ願いを弁える思慮と・・・・ラストが切ないですね。

Posted by: もとよし | December 04, 2011 at 09:04 PM

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