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December 16, 2010

爪切らぬ心理

 
 
用事は次々かち合ってくれるわ身動きは取れねぇわのもとよしです。 ふぅ。
 
昔々のその昔、私が下手なピアノをさらったりなんぞしていた時代のことですけれど・・・・
慣れない指で鍵盤を上手く押さえることの出来るよう、両手の爪を想いっきり深~く切ってしまう習慣を身に付けたんです。
それまでは、爪なんざ少々伸びていようがノープロブレム! 長くなって日常生活に邪魔になりだしてから、じゃそろそろ切りますかって具合だったんですけれどね。

さて、これまでになく深い位置まで爪を切るというのはですね、すなわち爪先の真下辺り・・・・物心ついてこの方、絶えず爪(の先っぽ)に覆われていた部分を、アラレモナク世の中に露出させるということになるわけですね。
この無防備感(!)と頼りなさには当初、違和感がありまくりでしたけれど、「もう無理っす!」レベルまで切ってしまうことに一旦慣れてしまうと、いつしかその感触がクセになってしまいまして。
こうなると今度は、ちょっとでも伸びれば直ちに余さず切ってしまいたくなる。 そうしないと承知出来ないってキモチになってしまうんですね。

爾来、爪を伸ばしっぱなしにしておくことがガマンならない私です。
そういえば、かつて川崎に住んでいた頃など、土曜日の朝チェロを担いで家を出、駅のホームで電車を待ちつつ爪をキレイに切り揃えるのが、週末の大切な儀式でありました。

         ▽▲▽▲▽▲

それがここ数年、トラブルを抱えたり、なにやかやでストレスを溜めだすと、どうしたわけか爪を伸ばしたまま放置している自分がいます。
伸びるに任せたその状態は、無論のこと、私にとって猛烈にキモチが悪いワケです。

でも、何故だか切りません。 自分でもどうしたことかと想うんですけれど。
どうせ嫌なら、テッテー的に嫌な気分になってやれ・・・・・なんて自虐的でヤケッパチな衝動が発動しているのかもしれませんね。

もうこうなると、ペンを握っても、キーボードを打っても、爪の当たりが気になって気になって。 とにかく一日中気持ち悪~い。
でも、抱えているトラブルが解消するまでは、爪のことはほったらかしです。
あえて伸びるにまかせ。 敢えて、あへて・・・・・M嗜好なのであらうか。
 
でね、苦心惨憺の末にトラブルもようやく解決を見、開放感に浸りながら爪を切ってゆくその時ときたら・・・・そりゃもうサイコーですよ。 
 
 

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