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December 26, 2010

スタン・ゲッツ アット・ストーリーヴィル 1&2

 
 
スタン・ゲッツ アット・ストーリーヴィル 1&2
Stan Getz at Storyville Vol 1 & 2
 
 
  1. Thou Swell
  2. The Song Is You
  3. Mosquito Knees
  4. Pennies from Heaven
  5. Move
  6. Parker 51
  7. Hershey Bar
  8. Rubberneck
  9. Signal
 10. Everything Happens to Me
 11. Jumpin' With Symphony Sid
 12. Yesterdays
 13. Budo
 
 
   スタン・ゲッツ (ts)
   アル・ヘイグ (p)
   ジミー・レイニー (g)
   テディ・コテック (b)
   タイニー・カーン (ds)
 
     録音 1951  ROOST
 
 
私が日頃あまり耳を傾けることのない、いわば守備範囲外のテナー・サックス奏者スタン・ゲッツ、その未だお若い頃のCDを愉しみました。
実は先日、村上春樹さん(こちらもまた守備範囲外の筈なんですけれど)の「1973年のピンボール」を読んでいたらスタン・ゲッツの演奏について触れるシーンがありまして、俄然聴いてみたくなったんです。
 
小説中、私が特に印象的に感じたのは、主人公がゲッツを気取って口笛で奏でる Jumpin' With Symphony Sid 。 なかでも、恋焦がれた彼女とようやく再会、というシーンでのプレイ(?)でした。
これが、とにかくどんな曲なのか、そして演奏なんだか、もう気になって仕方がない。
村上さんは、このLPが余程お気に入りのようで、作中で主人公に、上記のメンバーを「スタン・ゲッツとヘッド・シェイキング・アンド・フット・タッピング・リズム・セクション」なんて風に紹介させています。
 
自分が日頃聴かないジャンル故か、聴き方(つき合い方?)、距離のとり方など要領を得ず、最初はちょっと物足りない気がしたのですけれど、何度か聴き込むうちに惹き付けられてゆきました。 今ではすっかりファンになっています。
 
ネットでゲッツの演奏について検索してみると、クールさや叙情性といった文脈で語られるのを眼にします。
けれど私は、ここでの演奏に関して男性的なもの、包容力とでもいったものを、より強く感じるのです。
聴いていて安心するといったら好いのか・・・・とにかく、そのリリカルな響きへ自堕落(!)に身をまかせてしまうのが、只々心地好いンです。
 
1951年の録音。 表題に「1&2」とあるように、元々はLP2枚に渡る内容であったようですけれど、今では(ありがたいことに!)1枚のCDに収められています。
 
 
 
 上記の5曲目、ノリノリの「Move」。
 

 
 

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Comments

>「1973年のピンボール」を読んでいたら
オモシロかったですか?
私は「ノルウェーの森」以外だいたい好きです。

もとよしさんは、実際に演奏をなさったり、音楽、本当に凄いから、色々なジャンあるの感想を聞きたいです。

Posted by: 晴薫 | December 27, 2010 at 08:33 PM

>晴薫さん

村上作品はこれまでほとんど読んでいなかったんですけれど、晴薫さんのブログに影響されまして、興味だけは膨らんでいました。(^ァ^)
それが先日、図書館で「村上春樹全作品 1979~1989(全8巻)」というのを見つけまして、以来、一冊ずつ愉しみに読んでいます。

但し、そこは当代一流の人気作家のこと! 貸出率が高くて、既に誰かに貸し出されていることが多いのです。
私は偶々書架にあった時にだけ借りるわけなので、まったくのスロウ・ペースです。(^^ゞ

「1973年のピンボール」は、以前読んでいたんですけれど、今回改めて「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」と連作の順に読み進めました。
小説としてスゴイ・・・・おっそろしく上手いけれど、でも主人公に共感し難いのが、読んでいて抵抗に感じちゃいましたね。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、これはエンターテイメントとしても一級品ですね。 夢中になって読み進めました。
この全集の最初に読んだのが「ノルウェイの森」。 かな~り振り回されました。orz 名のみ知っていた往年のベストセラーですけれど、実はこんな難解な小説だったとは。(^^ゞ

一冊読み終える度に、ここに感想文など上げようかなんて、ちらと想うのですけれど、自分の中で賛辞と異論とが入り乱れていて・・・・とてもじゃあないですけれど、まとまりそうにありませんねぇ。(^^ゞ

Posted by: もとよし | December 28, 2010 at 10:19 PM

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