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July 18, 2009

響。

 
 
JR津田沼駅を北口に出たら、北東方向へと向かう広い路をまっすぐに(右手にパルコ津田沼店を見つつ)往きます。
九十九ラーメン」や「なりたけ」、「」などの人気ラーメン店があるエリアを越えて更に歩を進めると、やがて道路の左手に小さな一戸建てが見えてきる筈。
以前、この建物には「島津庵」というお蕎麦屋さんが入っていたのでした。

お店は立ち喰い風で簡易椅子有りという、まあ、駅の構内などによくありそうなタイプです。
但し、駅の近くにあるというでなし、また人通りの多い立地というわけでもありません。(クルマの交通量は多いんですけれど) 地の利には恵まれない「島津庵」です。
それでもお蕎麦が結構美味しくて、またあまり混雑することがないし、なにより価格がとても廉いのが気に入って、私は善く利用してきたものです。

メニューには「ラーそば」なる、これは蕎麦の麺にラーメンのスープを組み合わせた独自のメニューもあったりします。 でも、「島津庵」での私のお気に入りはカレーライス。
普通、スタンド蕎麦のカレーといえば、ワタシ的に辛味不足で、喰ってガックリ来ることが少なくないものですけれど、ここのはしっかりと辛い。 そして美味しい。

また従業員らしき女性が好い人で、大盛りを頼んでルーが残り僅かと見るや、追加投入を申し出てくれたり、盛り蕎麦をこれも大盛りで頼むと、途中で出汁が足らなくならないか気を使ってくれたりするのです。
こういう配慮、お店の気風は素直に嬉しいものですよね。
すっかり気に入ってしまい、昨年の夏など、特に足繁く通ったものでした。

         ▽▲▽▲▽▲

そんなお気に入りのお蕎麦屋さんとも、なんとなく足の遠のいていた昨年の秋、気がつけば我が「島津庵」は姿を消していました。
同じ場所には、建物はそのままに内外装を入れ替えて、標題通り「響。」という つけ麺専門店 が出来ていたのです。 (枕が随分と長くなりましたね。 ここらからが本題です)

お気に入りの店の突然の撤退はちょっとばかりショックだったものの、気を取り直して「響。」入ってみました。
「響。」のつけ麺。 美味しかったですよ。 なかなかヤリますぜ。
そして如何にもの、今時の本格ラーメン(つけ麺)専門店らしい、お洒落な盛り付けスタイルや、お店の内外装。

でも、そこのところを素直に喜ぶことのできない私がいました。
巷にある本格ラーメン店などと比べて、どこか素人くささがついて廻っている・・・・そんな印象を振り払うことが出来ず、これはどこかチグハグではないの?、などと想うのです。

元々の「島津庵」が持ち味にしていた、のんびりまったりとしたアットホームさを、あっさりと切り捨てた本格派(?)への転向・・・・けれど、それが徹底し切れているというわけでは決してない、ある種脇の甘さに、いささか違和感を感じるんですよね。

その素人くささは、かつての「島津庵」にあっては美質であった要素、他店にはない魅力であったのですけれど、しかし盛り付けスタイルや内外装を一新して、本格ラーメン(つけ麺)店として位置づけようとしている風の「響。」ではなあ。
「つけめん専門店 響。」。 価格設定も強気だし、残念ながら、私にとって「島津庵」の替りにはならないな、と切なく想いました。
 
 

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Comments

最初、サントリーのウィスキーの話かと思いました(^^;)

お店の「売り」がどこにあるのか分らない状態では客側も戸惑いますよね。
味・接客・雰囲気・・・どこか飛びぬけて良いところがあるならまた行こうという気になるのですが、これだけ様々なお店が増えてきている昨今、客側のアンテナに触れる何かがなければ、自然消滅してしまうのもありえますね。。。
「響。」の今後に期待しましょう(^^)

Posted by: バルカローレ | July 18, 2009 at 10:54 PM

お気に入りのお蕎麦屋さんがなくなって残念でした。

少し大袈裟かもしれないけど、こういうイイ店が無くなるのは今どきの日本の厳しさを表していると思う。

少し甘い位のダメな店でも生き残れるのが「良い世の中」だと思います。

現状の日本は商売をやるのにハード過ぎるよ。

>どこか素人くささがついて廻っている
なんとなくおっしゃりたいこと、分かります(笑

俺もつけ麺ってダメなんだよね・・・

Posted by: 晴薫 | July 18, 2009 at 11:45 PM

>バルカローレさん

ハイ、国産銘酒ネタじゃあなかったであります。(笑)

「響。」は、メニューやお店のデザインなど、巷に数多ある本格ラーメン屋のやりかたを踏襲・・・・つまりカッコから入ってるようなところがあって、そこのところがどうしても気になっちゃいます。

ラーメン激戦区の津田沼ですけれど、つけ麺専門店というのは「響。」が初めてかもしれません。
そこのところで、独自性を打ち出してゆければ、面白い存在になってゆくかもしれませんねぇ。
ガンバレ響!

Posted by: もとよし | July 19, 2009 at 10:43 AM

>晴薫さん

「島津庵」は価格設定が随分廉かったし、やはり、やりくり的にキビシかったのかなぁ、と想います。
そこで、リニューアルを図った「響。」では、ことごとく今までとは逆バリに出てみたのかも、ですね。
まあ、人気ラーメン店の前に連日出来る大行列を考えたら、気持ちは判らないでもないですけれど。(笑)
でも、「島津庵」の撤退はモッタイナイことしたなあと想いますねぇ。

やっぱり、つけ麺よりもラーメン党です。(笑)

Posted by: もとよし | July 19, 2009 at 10:44 AM

「響」私もウイスキー?って思ってしまいましたhappy01
お気に入りのお店が無くなってゆくのは、さびしいですね~。こんな心配りしてくれるお店って貴重ですよね、今では。

又お気に入りのお店発掘してくださいなnote

Posted by: みい | July 22, 2009 at 03:30 PM

>みいさん

やっぱりウィスキーを連想しちゃいますかね。(笑)
「響。」も美味しいのは確かなので、もう少しリーズナブルな値段設定にしてくれでもいたら、折々通うかも、なのですけれど。(^^ゞ

こんなご時勢の故かホント、廉くてサービスにも満足のゆくお店は開拓(?!)してでもゆかないと、なかなか得られそうにないですねぇ。

地元を歩き回って、そんなお気に入り店を捜し歩くのもまた好し、ですネ。(^ァ^)

Posted by: もとよし | July 23, 2009 at 06:24 AM

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