ラン・ラン・ピアノ・リサイタル
またまた、ご無沙汰をしております。
目下、某資格試験に向けて鋭意勉強中の私であります。 現実逃避がてら(こらこら)、ここらでちょいと書き込みをば。
今夜はNHK・FMの「ベストオブクラシック」で中国は瀋陽出身の若手トップ・ピアニスト、ラン・ラン(郎朗)のピアノ・リサイタルを聴きました。
郎朗:pf
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
バルトーク:ピアノ・ソナタ
ドビュッシー:前奏曲集から
ショパン:英雄ポロネーズ
2009年1月24日、サントリーホール
郎朗のピアノはどの演奏もエネルギッシュ! 一貫して隈取の濃い表現で通し、一音一音にハッキリとした意思を感じさせられます。
極太の筆を大胆にふるってぐいぐいっと、素早く躊躇いなしに描きあげる書画・・・・といったイメージ。
聴いていてワクワクさせられますよ。 とにかく始めっからお終いまで、一時たりとも退屈させないんだから!
そして勢いの善さばかりではなしに、緩徐楽章でも聴かせ/泣かせるのですから、これは大変な才能ですね。
でも逆に言えば、その表現に作為性・・・・幾分の「ワザとらしさ」を嗅ぎ取れないではない。
どの曲も作品に(作曲者に)委ねるでなしに、ランラン節になってしまうようなところがあって。
この個性の強烈さは、聴き手によって好悪が分かれるものかもしれませんね。
で、今宵の私はそんな郎朗のピアノを堪能させて貰ったのでした。


Comments
を、聴きましたねぇ、ランラン

燃えますよねぇ。(笑)
自由闊達に弾いてはいますけれど、そこには揺るぎない「基本」があることには違いなく。
こういう演奏、真似したくても出来ません。
Posted by: 猫柳 | June 03, 2009 at 09:21 AM
>猫さん
ハイ、聴きましたよ。(^ァ^)
いえ、以前から動画サイトでちょっとずつ見ることはあったんですけれど、一夜のリサイタルとして、ランラン・ワールドにどっぷりと浸かったのは今回が初めてでした。
とにかく面白い、飽きさせないピアノ。(^^ゞ
この先は? 次は? どう弾くのって風に、先を先を聴きたくなってしまうピアニストですね。
Posted by: もとよし | June 03, 2009 at 08:15 PM
現実逃避?出来て、気分転換出来てよかったですね。
では、現実に戻って、試験勉強、頑張ってください!
Posted by: みい | June 05, 2009 at 05:11 PM
>みいさん
はい、格好の気分転換になってます。(^ァ^)
それにしても、学生の頃に比べて、対試験向け/学習向けの集中力(?)は格段に落ちてますね。orz いや、昔からこんなモンだっけか。(笑)
ともあれ、あとちょっとなんですよね。 頑張りますぜ!
Posted by: もとよし | June 05, 2009 at 09:02 PM
ランラン、ニューヨークでも人気のピアニスト You Tubeでしか私は聴いた事が無いのだけれども 彼の人気は上昇の一途。
「ランラン節」は良かった(笑い)。彼も個性が強いですよね。
ピアノ専攻中の若い日本の男の子でランラン大好きの人とダベッタ事があるのですが 私が大のポリーニ好きをよく知っていて 当人もポリーニを聴きに行くので理解もしてくれる人なのですが 彼いわく ポリーニは感情表現欠乏でテンポも速過ぎ しかもペダルの使い過ぎ、、つまり あまり好きでは無いそう。ランラン、ポリーニ、対照的なピアニストとは思わないけれど ここまで熟練したピアニストを聴く側にしたら問題は好き嫌いのみ?
Posted by: Nerdy | June 07, 2009 at 02:34 PM
>Nerdyさん
ランラン、ニューヨーカーにも人気ですか。(^ァ^)
ポリーニは、旧い世代のロマンチックな表現スタイルから脱した、クールで正確無比なピアノ奏法で鳴らした人ですからねえ。
私としては、新世代のランランが、そんなポリーニ世代へのアンチテーゼとして、表現意欲全開で弾きまくってるように聴こえます。 時代は繰り返すってところでしょうか?(笑)
いろんなスタイルのピアノ奏法を、それも卓越した演奏で聴けるんですから、我々聴き手としては贅沢三昧ですね。(笑)
お友達の若いピアニスト君はランラン派ですか。 同時代の若いピアニスト同士ってことになりますから、共感もひとしおでしょうね。 ポリーニは、いまや押しも押されもせぬ巨匠ですものね。
Posted by: もとよし | June 07, 2009 at 09:46 PM
ランラン、何だかんだ言っても惹き付けるものがありますよね。
もう出て来た瞬間からランランわーるどですもんね(^^)
Posted by: バルカローレ | June 07, 2009 at 10:44 PM
>バルカローレさん
疑いなく、ライブの方が愉しいピアニストですよね。
なにを弾いても、緩急どちらの楽章でも、グルーヴィーいうか、ドライブ感が付いて廻る。
個人的に、アルゲリッチ以来の存在になるかもしれませんねぇ。(^ァ^)
Posted by: もとよし | June 08, 2009 at 07:16 PM