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October 24, 2008

セイタカアワダチソウ

 
 
我が家の近所を走るJR総武線の線路際に、セイタカアワダチソウの群落がほんのりとした黄色い花を咲かせている。
穏やかな秋の日差しを浴びてゆったりと揺れる姿など、季節を感じさせられてなかなか好いものである。

けれど言うまでもなく、これは我が国本来の植物ではない。 北米原産で、戦後になって川原や空き地、そして線路際などに多く見掛けるようになったもの。
こういう帰化植物とか外来種というと、圧倒的な繁殖力でフィールドを席巻し在来種を駆逐し去る、侵略者的なイメージがあるけれど、このセイタカアワダチソウもまたご他聞に漏れず、生育圏の競合するススキなどを追い出したりしているようである。

先日、新潟へ日帰り出張した折も、道路沿いにセイタカアワダチソウの花の絶えることが無かったし、みいさんのブログ「ふくろうの三十一文字」でも先日の記事で紹介されていて、この花は最早日本の各地に広がっているのが判る。

ところでそんな「セイタカアワダチソウ」。 文芸の世界では一体どんなポジションにいるのか。 例えば季語になっているのか。 セイタカアワダチソウ/背高泡立草を詠み込んだ句というものを目にした覚えが無かったので、ネットで検索してみたら、無いではないけれど、まだまだ少ないようである。
セイタカアワダチソウを詠んで人口に膾炙した、代表句と呼べるようなものを寡聞にして知らない。
だったら、まだまだこれからの分野なんだ。 いわばニッチ市場。 これからの季語として結構狙い目かもね、などと思うのである。
 
  

    こととひは背高泡立草越し

 
 
    したたかなセイタカアワダチサウ斬る

 
 
    逆光に泡立草のほつれ髪
 
 
                            もとよし
 
 

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Comments

もとよしさん、こんばんは^^
セイタカアワダチソウですが、私が凄く小さい頃から北海道にわんさかありました。家の側の野っぱらに山の様に生えていて、あれって凄く背が高くなるので、夏はそこの中にトンネルのように基地?を作って敷物を敷いたりしていました。とても懐かしい草です。

この草って、手でぼきっと折って、チャンバラだの、あと自転車にくくりつけて走るとかしたかったんですが、子供の手では折れなくてね。ナイフとかでざくっとやらないと折れないくらい丈夫な草なんですよ。それでしょうがないから根っこからむんずと抜こうとしたんだけれど、根も凄く丈夫で・・・。とにかく凄く強い草!という印象です。
なんでも黄色い花粉が、花粉症に関係してるとか最近は耳にすることもあります。

Posted by: latifa | October 24, 2008 at 09:33 PM

>latifaさん

北海道にも沢山生えていましたか。(^ァ^)
私が子供時代を過ごした静岡では、この季節に生えるのはススキばかりだったような気が・・・・・セイタカアワダチソウについては特に覚えがありません。
で、遊びの材料にも、専らススキなどを活用していた記憶があります。 だから、今頃になってセイタカアワダチソウが気になったのかもしれませんね。

その静岡はお茶所でして、茶畑は子供らの格好の遊び場でした。 お茶の木が畝上に植えてある間を、塹壕に見立てて潜り込んだりして。(^^ゞ
子供の頃に遊んだ土地の様子や草木のことなど、いつまでも鮮烈に覚えているモンですね。(^ァ^)

Posted by: もとよし | October 25, 2008 at 11:02 AM

こんにちは。
 この草花は、こちらでも迷惑がられていますねえ。
池の土手に群生しているのは、いいのですけれど、田圃も、最近休耕田が増えてそこにまで群生、切り倒すと余計に深くに根を張ってしまうそうです。なんとも、強い生命力のある花のようです。
よく見るときれいな黄色いお花なんだけど・・・

泡立ち草を詠んだ歌もあまりないような・・・。

想うこと我にもありて道野辺にアワダチソウの花ゆれやまず    みい

ちょっと、寂しいかな(笑)

Posted by: みい | October 26, 2008 at 09:58 AM

>みいさん

素敵なお歌を、ありがとうございます。(^ァ^)
ひょろりと背の高い割りに、小さな花を沢山咲かすセイタカアワダチソウ。
ちょっと寂しいイメージが、ぴったり合う気がします。
この花を詠み込んだ歌も、これから増えそうですね。

やはり、農家の方にすれば迷惑な草なんでしょうね。
あいつら、トコロカワマズ生えてきますし。(^^ゞ
切り倒すとかえって根深くなるなんて、もう完全に侵略者キャラです。

土手などに生える分には、その強靭な根っこが土砂の流出を防ぐという意味で、それなりに益があるそうですけれど。

Posted by: もとよし | October 26, 2008 at 12:37 PM

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