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September 18, 2008

エレキギター体験レッスン


またしてもご無沙汰しています。

ちょいとばかり前のことになりますけれど、私、とある楽器屋さんが主催する「初心者のためのエレキギター体験レッスン」というものを受講して参りました。
それにしても、なんでまたもとよしがエレキなんぞを、などとお思いでしょうが、これにはいろいろとワケがあったです。

ま、その辺はさておき・・・・・
私、このエレクトリックギターという楽器についちゃあ全くのド素人なんであります。
そもそもギターの経験はと言えば、昔々のその昔、兄愛用のアコースティックギター・・・・その当時はフォークギターなんて呼ばれていました・・・・に、持ち主には無断でこっそり触ったことがある程度。

思えばこれまでの人生で、ロック系の音楽とはほとんど縁が無かったのだよなあ。
それに、私が過去受けた音楽のレッスンはといえば、手ほどきレベルのなんちゃってレッスンまでを含めると声楽、ピアノ、フルート、チェロなどが上げられますけれど、お察しの通り、これらはいずれもクラシック系なのであります。

それが今頃になって、いきなりエレキギターですよ。
かくして某楽器屋さん付属の音楽教室を訪れ、お洒落で本格的なスタジオでエレキギター科の先生とマンツーマンの三十分間を過ごしたのでした。

        ▽▲▽▲▽▲

レッスン用に用意されていた楽器はストラトキャスターと言う、エレキギターと言えば誰でも最初に連想する、まずは一番よく見掛けるタイプです。
やはり最初は楽器の構え方からです。 椅子に座り(エレキギターは立奏が基本なのかもしれませんが)、肩をストラップに通して楽器を構えると、ボディが木のカタマリだけに、ずしりとした重みが身体に掛かって来ます。

さて、ギターアンプの電源をオン。 シールド(ギターとアンプをつなぐコード)を楽器につなぐと、ノイズが意外に多く聴こえます。 え、普通こんなもんですか?
ピックは親指と人差し指で挟むこと。 あんまり力は要らない。
初めて触る楽器って、なんかワウワクして来ちゃいますね。

開放弦をちょっと弾いて、それからすぐにパワーコードというものを弾いてみます。(最初に音階とかやらないんですね)
これは5弦と6弦、低い方の二本のみを速目のリズムに合わせてストロークするもの。
5弦はレ、6弦はソを押さえ、残りの4本の弦は右手の甲をあてて消音し、ピックを小刻みに動かしてザッザッザッザッ・・・・ 
結構気持ちイイですよ。
あ、これ、第三音(この場合はソ・シ・レのシ)が無いんですね。 だから、ちょっと無機質で、クールな響きがするんだ。
如何にもロックっぽい感覚がしますね。 ザッザッザッザッ・・・・

弾いていて、先生からは随分スジが好いと褒められちゃいました。
リズムの掴み方が音楽的なんだって。 いえ、他の楽器とかやって、年季だけはたっぷりはいってますから。
やがて、私が慣れて来たとみて、私の弾くG、Dのパワーコードをバックに先生がアドリブ風の旋律を加え始めます。 うおお、カッコイイ! 今、ロックやってる!!

当たり前のことだけれど、ギターのネック(棹)にはフレットが刻んであります。 だから、ヴァイオリン属のように左手は音程を取りに行く必要がないわけで、その分ピッチで悩むこともない、楽ちんなのかと思っていたら、弦をあまり強く押さえるとピッチがずれてしまうのに驚きました。 エレキの弦は柔らかいので、過度に押さえ込むとピッチが狂ってしまうらしいのですよ。

        ▽▲▽▲▽▲

さて、ここいらで、私がエレキギターについて昔から抱き続けてきた疑問。
あの、「ギャオ~ン」と言うエレキギター特有のノイジーな響きは、いったいどんな仕掛けで出しているのか、それを知る段階がやって参りました。

実はエレキの「ギャオ~ン」は、あれはギターアンプの電気回路中で意図的に音を歪ませて出しているのでした。
この日のレッスンで使用したギターアンプの場合、電気回路が2系統用意してありました。
一方は普通にクリアーな響きを、そしてもう一方はわざと歪ませたノイジーな響きと、プレイヤーのお好みで自由に使い分けることが出来るようになっているのです。

後者の方は、歪みの度合いをコントロールすることも出来て、軽く「ギャン」くらいからぐっとヘビーに「グガゴヮオオオオオオ~~~~~~ン」まで、自在であります。

エレキの音というのはエレキギターだけで成り立っているわけではなく、ギターアンプ(アンプ以外にもいろんな音響機材があるらしいけれど)と組んで造るものなんですね。
こういう、ロック少年ならば自明であろうことを、今頃になって知った私です。


人生初エレキ。 見るもの聴くもののどれもが興味深く、とっても愉しくて、三十分の体験レッスンはあっという間に終わったのでした。

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Comments

もとよしさん~こんいちは(^O^)
今まで無縁だったジャンルの楽器や音楽に接する機会って、自分の中では、ものすごい革命的な出来事ですよね♪
でも、文章から、楽しそうな雰囲気が伝わって来ましたよ^^
新しい事にチャレンジするっていうのは(たとえ自発的じゃなくても、何か理由があって、やむをえず、、であっても)年を取るごとに(もとよしさんの事を言ってるんじゃなくて、あくまで一般論です)難しくなって行くものですが、新しい世界が開けるって意味で、とっても良い事ですよね~☆

Posted by: latifa | September 19, 2008 at 02:17 PM

>latifaさん

新しく楽器を始めるって、なかなかエネルギーの要るものですけれど、今回は初心者のための体験レッスンってことで、リラックスして愉しむことが出来ました。

エレキギターは、あの後家でちょっと復習ってみただけで、そのまんまになっちゃってるんですけれど。(^^ゞ ヒマが出来たら、また手に取って見るかもしれません。(笑)

ともあれ、これまで縁の無かったエレキギターについて大まかな感覚が掴めて、また積年の疑問が解けたのは大きな収穫でした。

Posted by: もとよし | September 19, 2008 at 03:05 PM

お久しぶりですね。

どういう理由から体験レッスンを受けられたのかがとても気になるところですが・・・w

それにしてもエレキの弦の方が柔らかいのにはびっくりしました。
へ~。

Posted by: バルカローレ | September 19, 2008 at 07:41 PM

あら~もとよしさんが、ロックですか^^。
なんか楽しそう。notes
観てみたい気がしますhappy01

Posted by: みい | September 19, 2008 at 07:50 PM

>バルカローレさん

人生いろいろとあるですよ。(笑)
ともあれ自分で弾くなんて、これまで思いもしなかったエレキギターを手にして、ロックの世界を垣間見て来たもとよしです。

チェロの弦と比べるのが極端過ぎるのかもしれませんけれど(笑)、エレキの弦はずっと細くて柔らかいです。
ハードロックなどに聴く金属的でハードな響きの元がコレと思うと、ちょっと意外な気もしますね。(笑)

Posted by: もとよし | September 19, 2008 at 08:10 PM

>みいさん

やっぱりねぇ。 ぜんぜん似合わないでしょ。(笑)
でも昔から、その仕組みについて気になっていたのも事実で、今回はその好奇心を満たすことが出来てシアワセなのです。

曲なんてひとつも弾いていないんですけれど(^^ゞ、とりあえずあれこれ触って、音を出してみてってレベルで、それでも結構楽しかったです。(笑)

Posted by: もとよし | September 19, 2008 at 08:21 PM

凄いですね、エレキですか!

私は強烈なロック好きだったのですが、エレキに行く、前段階のクラシックギターで、調弦すら出来ず撤退しました(笑

もとよしさんは、他の楽器もやってらっしゃるし、大丈夫だと思いますよ。
またレッスン体験書いてください。
楽しいです。

Posted by: 晴薫 | September 19, 2008 at 10:21 PM

>晴薫さん

ド素人の私が言うのもナンですけれど、エレキは、ある意味クラシックよりも入りやすいところがあるかもしれませんね。

楽器自体にもメカニズム的な魅力がありますし。 きっと、ハマレばおっそろしく奥の深い世界と思います。 因みに私はハマリません。 後がコワいから。(^^;

最近は大人の生徒さん向けの入門コースや、若い頃弾いていた人向けのリハビリコースみたいなのがあって、教育システムも良く考えられていると思います。
講師の方も、ロックギターゴースと言えども(?)ジェントルで感じの好い「大人」の先生でした。

と言うワケで、晴薫さんもエレキ如何ですか。(笑)

Posted by: もとよし | September 20, 2008 at 12:46 AM

ザッザッザッザッ、ギャオ~ン グガゴヮオオオオオオ~~~~~~ン 真に迫った音が伝わってきました。


 

Posted by: sforzando | September 21, 2008 at 06:35 AM

>sforzandoさん

擬音、なんだか子供みたいでしょ?(笑)
ギターアンプから出て来る響きは、他のアコースティック楽器とは全く異質の、私がこれまでに味わったことのない、「電気楽器」の音でした。

あれ以来、いろんなメディアから聴こえてくるエレキギターの音に、ちょっと敏感になっています。(^ァ^)

Posted by: もとよし | September 21, 2008 at 11:03 AM

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