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May 19, 2008

横川晴児サロン・コンサート<スペシャル・ガラ>

 
横川晴児プロデュース(N響クラリネット首席奏者)プロデュース
   サロン・コンサート オン・ステージ
      <スペシャル・ガラ>
 
   2008年5月18日(日)  16:00開演
   習志野文化ホール
 
  <出演>
   宮崎由美香:Fl.
   池田昭子:Ob.
   横川晴児:Cl.
   井川明彦:Tp.
   今井仁志:Hrn.
   水谷上総:Fg.
   篠崎史紀:Vn.
   小林美恵:Vn.
   川本嘉子:Vla.
   向山佳絵子:Vc.
   吉田秀:Cb.
   早川りさこ:Hrp.
   野平一郎:Pf.
 
 
習志野文化ホールで、こんな演奏会を聴いて来た。
NHK交響楽団の首席クラリネット奏者、横川晴児さんのプロデュースによる、習志野文化ホールのサロン・コンサート・シリーズ。
今回は、その総集編とも言うべきガラ・コンサートを、これまでに出演したことのある演奏家を中心とした、オールスターキャストで行う。
多彩なプログラムは以下の通り。
 
 
モーツァルト:(編曲:伊藤樹子)
 ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調K331より第一楽章
 
原曲はピアノ・ソナタ。 トルコ行進曲の入った、あの曲。
今回はその第一楽章のみを、フルート、オーボエ、ハープという珍しい編成による編曲版で。 一番手に相応しく華やかな演奏で、しかも女流三人からなるユニットは、ビジュアル的にもイチオシ。
 
 
シューベルト:
 ピアノ五重奏曲イ長調D667「ます」より第四楽章
 
あまりに有名な第四楽章(※)の変奏曲のみを。
素晴らしい演奏家を集めたと自負する通り、スゴイ演奏になった。
各楽器の名手が次々にソロを取る、その音楽に身を委ねていると、あゝ、オレは今とてつもなく贅沢な時を過ごしているのだ、という実感が確かにある。
※ステージ上のインタヴュー(?)での、ヴァイオリンの篠崎さんの言によれば、元となった歌曲の歌詞にある「鱒」とは、日本で言う「岩魚」のことなのだそうな。
 
 
プーランク
 ピアノと管楽器のための六重奏曲
 
この曲は一時期、CDで聴き込んだことがある。
つまり、聴き慣れている筈なのだけれど、何故だか前出の二曲ほどは愉しむことが出来なかった。
ステージ上から届いて来る楽器それぞれの音が、(CDで聴くように、くっきりと分離せず)混濁して聴こえるのがイケナかったかもしれない。 CDの聴き過ぎだろうか。
 
 
ラヴェル
 序奏とアレグロ
 
もしも「夢幻」という言葉を音楽に例えるとするならば、これは最もそれに相応しい一曲でしょう。
繊細かつ優美で、始まりからお終いまで、溜息モンの演奏でありました。
 
 
マルティヌー
 バレエ音楽「調理場のレヴュー」
 
 
シューベルト
 八重奏曲 ヘ長調 D803より第一楽章
 
 
この習志野文化ホールでのサロン・コンサート。 凝った選曲と、飛び切り上質の演奏で、室内楽の醍醐味を味わうことの出来る、まさに好企画であります。
好い演奏会でした。
 
 
 ※訂正しました(終楽章→第四楽章) 2008年5月21日

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Comments

素晴らしい演奏会ですね。知らない曲もいくつかありますが、聴いてみたかったと思いました。

ところで、細かなことで申し訳ありません。「ます」の変奏曲は第4楽章ですけど、この曲は全部で5楽章ありますので終曲ではないですね。いつも聴いててなんだか第5楽章が字余りのような感じを受けないでもないのですが…。

Posted by: くあい | May 20, 2008 at 07:55 AM

おお、良いコンサートのようですね。

ラヴェルなんて素敵そうです。

充実した休日を与えてくれる、こういう好企画モノ、長く続くと良いですね。

Posted by: 晴薫 | May 20, 2008 at 09:01 PM

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Posted by: みんな の プロフィール | May 21, 2008 at 10:07 AM

>くあいさん

マルティヌーのバレエ音楽「調理場のレヴュー」など、ジャズ風の表現もあって、面白かったです。
但し、横川さんの言によれば、これはとんでもない難曲で、以前演奏した折りに、何度か崩壊した経験があるんだとか。(^^;
この日の演奏は、難度を感じさせない、見事な出来映えでした。

>「ます」の変奏曲は第4楽章ですけど、この曲は全部で5楽章ありますので終曲ではないですね。

ご指摘ありがとうございます。
勝手な思い込みで、「ます」を全四楽章にしちゃってました。
お恥ずかしい。(^^;

Posted by: もとよし | May 21, 2008 at 04:54 PM

>晴薫さん

ラヴェルはホント、素晴らしかったです。
特に、ハープの早川りさこさんの独奏する時など、左手で分散和音を掻き鳴らしながら、同時に右手が旋律を紡いでゆく姿がまた綺麗で。(^ァ^)
客席もじっと息を凝らして聴き入ってました。

人気のある曲ですけれど、各パートに名手を揃えねば成立しないので、なかなか演奏する機会がないそうです。

Posted by: もとよし | May 21, 2008 at 04:55 PM

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