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May 27, 2008

逆境ナイン

 
   
逆境ナイン
Gyakkyo nine
 
  
  監督:羽住英一郎
  出演:玉山鉄二
     堀北真希
     藤岡弘、
  原作:島本和彦「逆境ナイン」
 
     2005年 日本
 
 
島本和彦の同名の高校野球スポ根ギャグ(?!)マンガを実写映画化!!
弱小野球部を率いるキャプテンで投手の不屈闘志(って名前なんです)が、襲い来る数々の逆境にもめげず、甲子園を目指す姿を描く。 高校野球マンガのパロディと、ナンセンス・ギャグの要素を併せ持つ青春ドラマである。

なんたってこの映画、原作者・島本和彦の描くマンガの世界感をそのまんま、無理矢理に実写映画化してしまった。 そのこと自体のバカバカしさに、まずは笑うしかないでしょ。

ナンセンスなギャグの連続するドラマなんだけれど、それをつなぐ映像の一々を、カメラが本格的に捉えている。
キッチリ映画しているのである。
それゆえ、登場人物たちがバカをやる中で、映像だけは唯もう純粋に美しいのだ。 そのお陰で、笑いの場面が余計に可笑しくなってるね、絶対に。

主人公の投手・不屈闘志役に玉山鉄二。
この役者のことを私は好く知らなかったのだけれど、彼の演じる島本和彦ワールド的熱血漢ぶり。 純情無比で、暑くるしく、そしておバカな高校球児の姿に惹きつけられた。 まずはハマリ役と言って好いのではないか。
不屈以外のナインも皆好演するけれど、いずれも小粒で印象は薄い。 やはりこの映画、玉山鉄二の独り舞台の感があるね。
そして、マネージャー役・堀北真希の可憐さ。
重厚な雰囲気で島本和彦ワールドを支える、校長役・藤岡弘、。

おバカで熱い青春ドラマに散々笑い転げさせられて、お終いは岡村孝子の「夢をあきらめないで」に思わずジンと来ちまう映画です。
 
 

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May 25, 2008

麺工房さのや

 
JR総武線津田沼駅の北口側、新京成線新津田沼駅に隣接するショッピングセンター、イオン津田沼店。
その一階にあるフードコートは、いつ訪れてもなかなかの盛況ぶりで、休日など、ランチタイムでなくても家族連れで絶えず混雑する。
競争も激しいようで、私が当地に越して来てからでも既に2軒が撤退、すき家とリンガーハットに交代している。
そんな、いろんな店舗が軒を並べている中で頑張るラーメン屋さんがここ、麺工房さのや イオン津田沼店。

ラーメンは醤油、塩、味噌、豚骨と揃う中で、私が頼んだのは醤油ラーメン。
まあ、極々フツーの味です。
とてもさっぱりとしたスープ。 でも、ちと物足らない。
決してマズいと言うわけではないのだけれど、あ~あ一食シクジッタかもしれんなぁ、ってそんなトホホ感が残るんだよね。
一方、ぶりっとした麺は美味しいし、煮卵も好かった。
学生の頃好んで喰っていた、学食のラーメンをふと想い出す。

とりたてて大きな不満はないんだけれど、でも内容に比して値段がイイので、これならば同じフロアにある「熊本ラーメン黒龍」で喰った方がずっと賢明かな、と想いました。
 

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May 21, 2008

津田沼散歩・谷津干潟へ

 
土曜日、午後は五月晴れ。
津田沼駅の南側、これまで訪れたことのない地域を散歩してみた。
 
津田沼駅南口から、千葉工大を左手に見てまっすぐ南側に伸びる幹線道路。 マロニエ通りと呼ばれるその道を、ひたすらまっすぐに進んだ。
地図など持って来なかったけれど、直進するだけなんだから、迷子になる心配は無い。 などと自分に言い聴かせつつ、意識してちょっと早めのペースで歩く、あるく、歩く。
京成本線に架かる陸橋を渡った。

広い幹線道路沿いの歩道は、初めての景色ばかりで退屈しない。
それに、ここへ来てようやく身体が温まり出して、こうなると気分もノッて来るというもの。

途中R14を横断し、東関東自動車道にぶち当たるあたりで右折。 自動車道路沿いに造られた遊歩道を東京方面へと進むと、やがて河、と言うか水路に突き当たる。

水面を見下ろせば、仄かに潮の香りがするではないか。
いつのまにか、海の近くまで来ていたらしい。
自宅から歩いて行ける場所で、潮の香りを嗅ぐというのは、私のこれまでの人生で初めての経験である。

歩を進めてゆけば、ヨシキリの盛んに鳴く声が、そろそろ水辺が近いことを告げる。
更に歩いて、ようやく谷津干潟に出た。
 
この谷津干潟。 そこら中が埋め立てられ、開発され尽くした感のある東京湾岸にあって、ここだけ、おおよそ矩形に近い形でぽっかりと残されている。
首都圏にあっては貴重な野鳥観察の名所であり、1993年、ラムサール条約登録湿地に指定た。

実は、ここへは何年も前に一度、干潟に飛来する野鳥を観に来たことがある。
その当時、私は川崎に住んでいたのだけれど、まさか将来、ここまで歩いて来れる場所に移り住むことになるとは思ってもみなかった。

以前ここを訪れた折にもそうしたように、干潟の周囲に整備された遊歩道を歩いてみる。
干潟を眺めながらぐるりと一周すると、結構歩き出があるね。
休日の午後らしく、私と同様に干潟の周りを散策する人が多い。
生憎とこの日は、野鳥をあまり見掛けなかったけれど、歩いて来れるんだから、また来れば好いさ、と想う。

干潟からの帰路。
先程の水路沿いの路を歩きながら、水が上流、つまり干潟の方に流れ込んでいくのを眺めていたら、一尾のエイが泳いでいるのを見つけた。

エイは潮の流れに乗って、ゆっくりと干潟の方へ向かっている。
水族館以外でエイを目にするのは、これが初めての私。
意外な出会いを喜ぶのと共に、このまま干潟に入り込んじまって大丈夫なんだろうかと案じてしまった。

帰宅してネットで調べてみると、このエイはアカエイと言う種で、谷津干潟へは好物の貝を目当てに、度々やって来るのだそうな。
 

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May 19, 2008

横川晴児サロン・コンサート<スペシャル・ガラ>

 
横川晴児プロデュース(N響クラリネット首席奏者)プロデュース
   サロン・コンサート オン・ステージ
      <スペシャル・ガラ>
 
   2008年5月18日(日)  16:00開演
   習志野文化ホール
 
  <出演>
   宮崎由美香:Fl.
   池田昭子:Ob.
   横川晴児:Cl.
   井川明彦:Tp.
   今井仁志:Hrn.
   水谷上総:Fg.
   篠崎史紀:Vn.
   小林美恵:Vn.
   川本嘉子:Vla.
   向山佳絵子:Vc.
   吉田秀:Cb.
   早川りさこ:Hrp.
   野平一郎:Pf.
 
 
習志野文化ホールで、こんな演奏会を聴いて来た。
NHK交響楽団の首席クラリネット奏者、横川晴児さんのプロデュースによる、習志野文化ホールのサロン・コンサート・シリーズ。
今回は、その総集編とも言うべきガラ・コンサートを、これまでに出演したことのある演奏家を中心とした、オールスターキャストで行う。
多彩なプログラムは以下の通り。
 
 
モーツァルト:(編曲:伊藤樹子)
 ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調K331より第一楽章
 
原曲はピアノ・ソナタ。 トルコ行進曲の入った、あの曲。
今回はその第一楽章のみを、フルート、オーボエ、ハープという珍しい編成による編曲版で。 一番手に相応しく華やかな演奏で、しかも女流三人からなるユニットは、ビジュアル的にもイチオシ。
 
 
シューベルト:
 ピアノ五重奏曲イ長調D667「ます」より第四楽章
 
あまりに有名な第四楽章(※)の変奏曲のみを。
素晴らしい演奏家を集めたと自負する通り、スゴイ演奏になった。
各楽器の名手が次々にソロを取る、その音楽に身を委ねていると、あゝ、オレは今とてつもなく贅沢な時を過ごしているのだ、という実感が確かにある。
※ステージ上のインタヴュー(?)での、ヴァイオリンの篠崎さんの言によれば、元となった歌曲の歌詞にある「鱒」とは、日本で言う「岩魚」のことなのだそうな。
 
 
プーランク
 ピアノと管楽器のための六重奏曲
 
この曲は一時期、CDで聴き込んだことがある。
つまり、聴き慣れている筈なのだけれど、何故だか前出の二曲ほどは愉しむことが出来なかった。
ステージ上から届いて来る楽器それぞれの音が、(CDで聴くように、くっきりと分離せず)混濁して聴こえるのがイケナかったかもしれない。 CDの聴き過ぎだろうか。
 
 
ラヴェル
 序奏とアレグロ
 
もしも「夢幻」という言葉を音楽に例えるとするならば、これは最もそれに相応しい一曲でしょう。
繊細かつ優美で、始まりからお終いまで、溜息モンの演奏でありました。
 
 
マルティヌー
 バレエ音楽「調理場のレヴュー」
 
 
シューベルト
 八重奏曲 ヘ長調 D803より第一楽章
 
 
この習志野文化ホールでのサロン・コンサート。 凝った選曲と、飛び切り上質の演奏で、室内楽の醍醐味を味わうことの出来る、まさに好企画であります。
好い演奏会でした。
 
 
 ※訂正しました(終楽章→第四楽章) 2008年5月21日

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May 17, 2008

田宮模型の仕事

  
 田宮模型の仕事 (文庫版)
 
    田宮俊作著
 
       2000年 文春文庫
 
 
世界に冠たる模型メーカー、田宮模型。
日本はもとより世界中のモデルショップを席巻するTAMIYAブランド。 その社長が書き記した一代記である。
父・初代社長の興した、倒産寸前の小さな模型製作会社を引継ぎ、やがて世界のタミヤへと育て上げた中でのエピソードの数々、模型の世界の素晴らしさを語る一冊。

一体、こういったものは、社の創業○○周年とかで、社員をはじめ関係者や出入りの業者なんぞに配ったりする、というのが一般的ではないだろうか。
長年に渡る艱難辛苦の末、我が社も今日この繁栄をみたる事ができました。 これも一重に関係各位のお陰であります。(とこの辺は気配りも怠り無く) なんてね。 とまれ、本来あまり世に出る性格のものではない。

それが本書、「田宮模型の仕事」では、ジリ貧時代の苦労から、模型屋としての創意工夫、なりふり構わぬ海外突撃取材、そして事業の躍進ぶりに至るまで、活きいきと描いていて、田宮模型とは全く関係のない私が読んでも、滅法面白かった。

子供の頃、一生懸命(まあ、子供なりにですけれど)組んだ、懐かしいプラモデルたち。
どれもみな愉しい想い出だけれど、しかしその陰では、当時少年だった私が想いもしなかった、発売に至るまでの苦心談があったのだ。

プラモデル事業へ参入の当初、その造りやすさから、戦車の模型を開発し始めたというタミヤ。
世界最高クラスの品質を目指し、よりリアルな造型を市場へと提供すべく、社長自ら欧米の軍事博物館への取材旅行を敢行した。
海外旅行がまだまだ不自由な時代に、各地を廻り、残された往事の戦車の数々を徹底的に調べまくって、かつてない精巧なプラモデルを世に問うたのである。
そのハングリーな姿勢は、昭和のモーレツ社員像そのものである。

プラモデルの箱を飾る箱絵の良し悪しは、売れ行きを大きく左右する。
戦記もの挿絵の第一人者、巨匠・小松崎茂画伯との出会いは、風前のともし火にあった田宮模型を起死回生へと導いた。

プラモデルの開発に関わる話しばかりではない。
やがてタミヤは、ラジコンやミニ四駆など、時代を先駆ける商品を次々と発表していった。
また、製品を売るばかりではなしに、長期的にファン層を育成し、ブームを先導していったのである。
このあたり、模型バカに終わらない社長の、卓越した実業家としての貌が伺える。

少年の日、プラモやミニ四駆で遊んだ人には是非ぜひお奨めしたい、夢ある半生記です。
 

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May 13, 2008

恵比寿 一代

 
津田沼駅の北口側、習志野五中の近くにあるラーメン屋さん。 「東京とんこつ  恵比寿 一代」。

そこそこに交通量のある広い道路に面してはいるけれど、駅前の繁華街からは随分と外れた地域にある分、ラーメン激戦区津田沼にあっても、目立たない存在かもしれない。

カウンターのみで横に長い造りの店内。
表の通りからは、大きく取られた窓を通して店内の様子が窺え、独り客でも入って来易い造りになっている。

スープはあっさりすっきり目のトンコツ。 一方麺は、ぷりぷりした食感が私好みのタイプだ。
厚めに切られた、しかい脂身少な目のチャーシューが絶品で、これは是非ぜひ、もっともっと食べたいゾと思わせる。
とは言え、これでチャーシュー麺をオーダーすると、自分にはボリュームがあり過ぎるんだよね。 なんとも悩ましい処であります。

この「一代」、津田沼にある他のラーメン専門店に比べると、総じてインパクトに欠けるのは否めない。
けれど、その店内には、駅前の繁華街ならば在り得ない、住宅街に店を構える小さなラーメン屋さんならではの、のんびりまったりとした空気が流れている。

        ▽▲▽▲▽▲

たとえば日曜日の、午後も二時を廻ったあたり。
お昼のピークも過ぎて、もはやお客さんも二三名を残すのみの閑居な店内。
何処でも好い、カウンターの空いている席に着いて、ゆっくりとメニューに目を通してみるとしよう。

あゝ、静かだねえ。
カウンターの向こうからは、寡黙な店主夫婦が黙々と立ち働らく、その微かな物音だけが伝わって来る。
どこか店の奥から、ヒクーク流れて来る、ラジオのプロ野球中継。
そして時折、外の通りを往き過ぎるクルマの音。

安普請でいささか草臥れた(失礼!)店舗ながら、それがまた実に好い按配にタソガレた雰囲気を醸していて、カウンターに座る自分の気持ちが、じんわりと和んでゆくのを感じる。

この空気感は、他ではなかなか得難いもの。
こういう趣を愉しむことの出来る人に、こっそりとお薦めしたいラーメン屋さんです。
 

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May 11, 2008

HINOKIO

 
 HINOKIO
 
   監督:秋山貴彦
   出演:中村雅俊
      多部未華子
      本郷奏多
      堀北真希
      林原めぐみ(声)
 
         2005年 日本
 
 
テレビのニュースだったか、それともコマーシャルでかは忘れたけれど、本田技研工業のASIMO。 あの二足歩行ロボットが歩く姿を初めて見た時は、いやもう、ぶったまげたもんである。

普通、ロボットの歩きと言えば機械的な、ギクシャクとした動きを想像しがちだけれど、その先入観に反してスタスタと歩く、その動きのあまりな人間っぽさ。
これは絶対中に人間が入って歩いているんだろうそうだそうに違いない!って、どうしても疑惑の目を向けてしまうんだけれど、その形状から見て、人間が収まるとは考えられず、改めて驚いてしまう。
あれを見た人の反応は、まずは誰しも一様にクチあんぐりと驚いて、次いで顔をほころばす。 ってところじゃあないだろうか。
人類史上初の本格的二足歩行ロボットは、誰からも愛されるナイスな奴であった。
 
 
※ロボット研究者を父に持つ小学生のサトルは、交通事故により母を亡くし、自身も車椅子の生活を余儀なくされる。 また心に負った傷により、他者とのコミュニケーションを拒否するようになり、自宅から一歩も出ない日々を送っている。
その頃、様々な理由から登校出来ない児童に、本人が遠隔操作するロボットによる代理登校をさせる試みが始まった。
 
 
サトルの操るH-603(HINOKIO)は、ASIMOと同様子供サイズで、ちょっとたどたどしい足取りの二足歩行ロボット。
HINOKIOの動くシーンは専らCGで描かれるのだけれど、それがとても自然で虚構と言う感じがまるでしないのは、ASIMOを見ていての学習効果に拠る処が大きいと思う。

お芝居の方は、ジュン役の多部未華子をはじめ、子役の縁起が素晴らしく上手い。
堀北真希が小学生に見えないのは、ま、ご愛嬌か。
我が子との距離が縮まらず悩む、お父さん役に中村雅俊。 ラスト近くで見せる会心の笑みが好印象。

子供たちの友情、勇気、母への慕情、淡い恋心。
そしてイジメ、非行、嫉妬、父への反目、親の再婚など。
子供たちとロボットの触れ合いということで、ほのぼのしたストーリーかと思えば、子供なりに結構重いものを含んでいるのだ。

昔、千住に実在した「おばけ煙突」の使い方の上手さ。
現実の世界とコンピューター・ゲームの電脳世界とがリンクしているという設定は、随分とっぴだけれど、ここは大人の常識で判断するのではなしに、学校の怪談を真剣に論じあう子供の感覚で、率直に受け取れば好いのだと想う。

あまり期待もせずに見始めたのだけれど、映画が終わってみれば、夢中になって見入っている自分がいた。
あくまで子供中心のドラマながら、大人の視線で見ても十分に愉しむことの出来る佳品です。
 

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May 05, 2008

本日休館

 
GW中の日曜日の午前、私は図書館に出掛けることにした。
時折霧雨の降り掛かる妙なお天気だけれど、なに、どうにか持つでしょう。
借りていた本をバッグに詰め込み、折りたたみ傘を用意して家を出る。

向かうのは昨年の、やはり今頃にご紹介したことのある藤崎図書館
我が家から徒歩で向かうには、少々歩き出のある場所にあるのだけれど、散歩の愉しみも兼ねて、あれ以来、月に数度の割合で利用している。

ここに通い始めた当初は、我が家の前を通る道路を、只ひたすら歩いていたのだけれど、なにぶんにも交通量の多い幹線道路のため、その路側帯の歩き心地は、決して快適と言えるものではない。

多少回り道になったとしても、気持ち好く歩きたいもの。
そう想った私は、何度も図書館通いを続ける間に、幹線道路を避け、住宅街や裏道を歩きつないで我が家から図書館まで達するルートを開拓した。
そのために、ネットで地図を検索したり、また実際に歩き試してみたり。 こういう作業は、結構面白いものである。
いろいろとルートを試すうち、我が家周辺の地理について知ることが出来、次第しだいに土地勘とでも呼べるものが出来上がって来る。

さて、この日の図書館行き。
到着してみれば、なんとしたことか、本日は休館日なのであった。
これにはガッカリ、であります。
でもこれは、事前にGWの休館日を調べておかなかった自分が悪い。 新しく本を借りるのは、諦めるしかない。
私は今まで借りていた本を、休刊日/夜間用の返却ポストに入れた。

気を取り直して、帰路は、未だ歩いたことのない、新しいルートを試してみることにしよう。 そう思うと、気分も少し高揚し始める。
相変わらずの霧雨もよいのなか、返却した本の分だけ軽くなったバッグを背負い、歩き出せば、自分でも意外なくらい、軽い足取りなのでした。
 

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May 03, 2008

玉川上水

 
明日から連休ということで、開放感ありまくりの金曜日の夜(というか、もう土曜)。
グラス片手にタモリ倶楽部を見始めたら、今回のテーマは玉川上水ですと。

その昔、私がサイクリングに凝っていた頃。 近くにあった多摩川の両岸に設置されているサイクリングコースに、足繁く通ったものである。
始めたばかりの頃は手近なエリア、川を渡る東横線と東海道線の間辺りを走っていたのが、何度もサイクリングを重ねるうち、次第に行動範囲が広がってゆき、最終的には下流は多摩川の河口付近、羽田空港の傍まで。 上流は羽村取水堰とそして阿蘇神社まで達した。

玉川上水は江戸時代、市中の水源を確保するため造られた水道である。 工事にあたった庄右衛門、清右衛門兄弟は、その功績により玉川の姓を賜る。
タモリ倶楽部でもちらと映った、その玉川兄弟の銅像(これが、なかなかカッコイイのですよ)の据えられているのが羽村取水堰である。

番組では生憎と、羽村取水堰そのものは取り上げず、都心部にあって、現在は使用されていない上水道の跡、その多くは暗渠化されている部分をタモリ一行が辿る、と言うことをやっていた。

玉川上水沿いには部分的に遊歩道が整備されていて、私は羽村取水堰から神田川のあたりまで、何度か自転車を走らせたことがある。
遊歩道の全てが一本の道で繋がっているというわけではなく、(それは多摩川のサイクリングコースも同じだけれど)あちこちで、市街の一般道に出なければならない。 けれど、わずかに残った上水道跡の、両岸に樹木の生い茂る中、ゆっくりとペダルを漕ぐのは、まことに気持ちの好いものであった。

番組の方では、折りしも満開の桜をバックに、薀蓄を披露しながら、ゆっくりぞろぞろと歩を進めるタモリ一行。
そのゆる~いノリを愉しんでいる内に、ほっこりと眠気がやって来た。
 

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