天璋院篤姫展
天璋院篤姫展
場所:江戸東京博物館 1階企画展示室
期間:2008年2月19日(火)~4月6日(日)
春一番が吹き荒れる中、江戸東京博物館で開催中の天璋院篤姫展を見て来ました。
今年のNHK大河ドラマ「篤姫」とのタイアップ企画であります。
現在第八話まで放送されている「篤姫」。 開始早々から高視聴率を上げているとのことで、さぞ混雑するであろうと覚悟していたのだけれど、午前中の、開館して間もない時間に入ったからなのか、それとも折からの強風で電車の運行に影響の出ているためか、さほど混雑はしておらず、割合にゆっくりと見て廻ることが出来た。
NHK大河の登場人物とは言え、さすが、幕末~明治の人だけに、衣装や身の回り、調度品など、状態良く残っているのに感心する。
嫁入り道具。 奉納の刀。 輿入れの際、薩摩を想い起こすよすがにと、島津斉彬公が篤姫のために誂えた風景画。 香道や貝合わせの道具に見る、呆れるほど精緻な細工などなど。
初めて目にした「錦の御旗」には感涙。
斉彬公や篤姫ら、大河ドラマに登場する人々の書簡も多く、興味深かった。 いえ、当時の草書なんてまるで読めないんですけれどね。
一体、こういう企画展では、その人の持つ薀蓄の差で、どれほど楽しめるかに大きな差が出るわけで、本展では自分の書見力の無さが切ないばかりであった。
でも、篤姫その人の署名が、「敬子」あるいは「あつ」などと記されているのを見つけて、ちょっと感激しましたね。
それにしても、文面ばかりか筆致からも、当人の人となりが後世に伝わってゆく。 書とは奥深くも、コワイものですな。

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