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November 11, 2006

ポール・モーリアさんご逝去

フランスのイージー・リスニング界の大御所。 作曲家、編曲家、指揮者のポール・モーリアさんが、この11月3日に亡くなったとのこと。

かつて、この方のレコードが我が家にもあって、中学生の頃など、夢中になって聴いたものである。
その当時の私は、擦弦楽器を主体にした音楽というのを、映画やドラマの音楽くらいしか知らなくて、そんな中で、弦の響きが土台にあるポール・モーリア・グランド・オーケストラのサウンドと言うのは、もうたまらない魅力であった。 「エーゲ海の真珠」と「涙のトッカータ」を収録したドーナツ盤など、なけなしのお小遣いをはたいて買い求めた覚えがある。

ポール・モーリアさんの編曲は、弦を聴かせるだけでなしに、アコースティック系の多彩な楽器群が入れ替わり立ち替わり現れるところが好きだった。 とにかく、どの曲を聴いてもお洒落でカッコ好く、繰り返し何度聴いても飽きない。 曲中にチェンバロ(実際はクラビネットだろうか?)などをさらりと入れてみせたりする、そのセンスにもシビレた。

その後、自分の音楽的な興味が、クラシック主体になってからは、ほとんど聴くことがなくなったけれど、中学生時代に親しんだポール・モーリア作品の数々は、きっと、今の自分の音楽的嗜好にも少なからず影響を与えていることと想う。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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Comments

もとよしさん、こんにちは!
私もこの訃報で、久し振りに、ポールモーリアさんの事を思い出しました。
私が小中学校の頃って、POPSベストテンに、彼の曲が堂々たる勢いで、必ず入って来ていたものでした。
当時、私も彼のピアノ楽譜集?みたいのを持っていて、中でも
「涙のトッカータ」はお気に入りでした(^^;)
とても親日家だったそうですね。

Posted by: latifa | November 14, 2006 at 10:45 PM

>latifaさん

latifaさんもお好きでしたか~。(^_^)
「涙のトッカータ」好かったですね。 今聴き直しても、古さを感じさせない、エバーグリーンです。
日本公演も数多くこなしていたんですね。 とうとう一度もナマで聴けなかったのが悔やまれます。

Posted by: もとよし | November 16, 2006 at 01:45 AM

>編曲は、弦を聴かせるだけでなしに、アコースティック系の多彩な楽器群が入れ替わり立ち替わり現れるところが好きだった。
なるほどねぇ。
云われてみればその通りです。
こういう事は実際に楽器を演奏をしていると、より細かく感じられるのでしょうね。
何事もやってみて初めて解る感覚があると思います。

Posted by: 晴薫 | November 18, 2006 at 11:50 PM

>晴薫さん

どの楽器を扱うにしても、それを使いこなす楽器奏者が必要な訳で、ポール・モーリアさん周辺の、音楽家の層の厚さが伺い知れますね。 そう言えば、クラシック界では、フランスは管楽器の国、なんて言われます。

今想うと、エレキギターなど、意識して控えていたと想われる代わりに、エレキベースなどは盛んに使っていたような。
自分の目指すイメージに合わせての適材適所。 その辺に、ポール・モーリア・サウンドの特徴があったようにも想いますねえ。

Posted by: もとよし | November 19, 2006 at 01:35 AM

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