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October 01, 2006

蛙茶番

それは高校時代のある年の文化祭のこと。 落研のブースをふらりと訪れてみると、折りしも部員が落語を熱演中で、なかでもトリの生徒が上手で、とっても面白かったのだ。 その頃の私は、落語にまったく興味がなかったから、あまり印象も残っていないのだけれど、トリのやっていたネタの断片的な内容や、半公がアレを自慢げに見せびらかす場面とか、台詞回しの幾つかなどは今でも記憶の片隅にある。

先日、ぼんやりとテレビ(NHK総合の「日本の話芸」)を眺めていたら、三遊亭遊三師匠の「蛙茶番」が始まって暫くした辺りで、あのときのトリのやっていた根多は、今聴いているこの噺なんだと言うことに突然思い至ってビックリした。
 「高校の文化祭で聴いた噺って、蛙茶番と言う歴とした古典落語だったのか・・・・」
あの台詞、あの雰囲気、文化祭、高校時代・・・・・遊三師匠の「蛙茶番」が引き金になって、高校時代のいろんな想い出が次々と脈絡もなしに蘇り、みんなしてワッと押し寄せて来やがった。

今でこそ落語を好んで聴く私だけれど、高校の文化祭で触れた「蛙茶番」。 あれこそが、自分にとって、初めて生で聴いた落語と言うことになるのだと思う。 落語なんてまだぜんぜん興味のなかった十代の頃にたった一度だけ聴いた噺と、今、幾星霜を経て再開した。

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Comments

表面的な印象は薄かったとしても、
深く食い込んだ釣り針のように、もとよしさんの心に残っていたんでしょうね。

後に落語好きへ傾くきっかけになった要因かもしれません。


ps
ところで「犬を伏せ」にするのがやっと出来るようになりました。
これだけは気がつかなったです。

Posted by: 晴薫 | October 04, 2006 at 10:17 PM

>晴薫さん

>深く食い込んだ釣り針のように、もとよしさんの心に
>残っていたんでしょうね。

きっと、そうでしょうね。 なにしろ、多感な時期でしたから。( ゚o゚)トオイメ
 
 
>ところで「犬を伏せ」にするのがやっと出来るように
>なりました。

をを、伏せするようになりましたか。(^_^)
そういえば私も、この芸は一番最後に気がついたのでした。

因みに、ワン公の上にカーソルを持ってきて右クリック、「拡大」を選ぶと、ワン公が巨大化します。(食み出るけれど(笑))

Posted by: もとよし | October 05, 2006 at 09:41 PM

え~、伏せなんてできるんですか??
(・・・しばらくがんばる)
すごい、こんなにいろいろな芸が仕込まれていたなんて!知りませんでした。伏せも出来ました(^o^)
か~わいい~~!

すみません、落語に全く関係のない書き込みでした。

Posted by: らいちょう | October 05, 2006 at 10:34 PM

>らいちょうさん

カワイイでしょ。(^ァ^) 伏せなんてすると、もう、いじらしくって。(^^ゞ

ココログからは沢山のテンプレートが無償で提供されていて、だから、気分転換に他のと差し替えても好いんですけれど、ワン公可愛さと、切り替えるのが面倒なのとで、(^^ゞかなり前から、ずっとこれを使い続けています。
因みに「ふりふりわんこ」って名前なんだそうで。(^^)
このイラストを描いたchizuruさんのサイト
http://chizuru.cside.com/

Posted by: もとよし | October 07, 2006 at 12:50 PM

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