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May 24, 2005

俳句のベストスリー

先日読んだ角川俳句4月号の大特集「国民的俳句‐極め付きの3句」ではないけれど、自分の好きな俳句のベストスリーをあげてみようと思い付いた。 国民的~ではなくて、あくまで自分の一番好きな俳句をである。
やってみると、意外なくらいすんなりと選べた。 もちろん、今現在のベストスリーであって、次に選んだ時には、またこれとは違った三句があがるに違いない。
 
 

   さまざまの事おもひ出す桜かな  松尾芭蕉


   花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ  杉田久女


   寒厨の灯を消し明日は花購はむ  岡本眸
 
 
 
松尾芭蕉の句は、古典だから、芭蕉だからと言うのでなしに、無条件に大好きな句である。
杉田久女。 男には立ち入ることの出来ない、女の世界をさらりと描いてみせた凄い句。
岡本眸のこの句は、芭蕉、久女らと異なり、あまり一般には知られていないと思う。 以前、俳句の入門書に紹介されていたのを見付けて受けた衝撃は今も忘れられない。 以来、大切な一句になった。

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Comments

こんばんは!
芭蕉の句は、私も全部好きです。
「笠嶋はいづこさ月のぬかり道」芭蕉
五月雨にぬかるんだ道、老人だった芭蕉、旅は過酷だっただろうと思う。生きるとは旅すること・・・だった。

ベストスリーは、私も変化し続けていますよ(笑)

Posted by: みい | May 26, 2005 08:41 PM

>みいさん
笠嶋の句、好いですね。
名所旧跡廻りも、現在ならば駅前からタクシーで(雨でも楽ちん!(^o^))ってな処ですけれど、何処へ行くにも二本の足が頼りの芭蕉の時代とは、旅の重みが変わってしまいますね。 
この句、「いづこさ」と言う処が特に好きです。

Posted by: もとよし | May 28, 2005 12:08 AM

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