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May 01, 2005

シューベルトの交響曲第1番、第4番

シューベルト 交響曲第1番 ニ長調 D.82
シューベルト 交響曲第4番 ハ短調 D.417「悲劇的」

シュターツカペレ・ドレスデン  指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
録音:1981年5月14日~15日、1980年3月17日~19日 ドレスデン・ルカ教会
ドイツ・シャルプラッテン TKCC-70261

シューベルトの交響曲第4番と言えばこの間、アーノンクール指揮ベルリン・フィルの爆演を聴いた訳だけれど、ああいった濃い目の演奏を刷り込んでしまうのはちとマズイ、もっと違ったタイプの演奏も聴いておくべしと思うので、以前買ってあったブロムシュテット、シュターツカペレ・ドレスデン盤を久々に取り出した。

演奏は、とにかく「しなやか」の一語に尽きると思う。 流石にアーノンクールがライブ盤で聴かせ得たような修羅場感はない。 その分スリルや面白みに掛けるのは確かだけれど、その代わり音楽に少しの破綻も見られ無い訳で、緊張と抑制のバランスが適度に行き届いた名演奏と思う。

収録された二曲のうちでは、(目下のところ)どうしてもアーノンクールと比較してしまう第4番よりも、明朗で溌剌とした第1番の方が、聴いていて素直に楽しめる。
両盤の聴き分け方に付いて敢えて触れるならば、楽曲全体を俯瞰して細部まで味わい尽くすにはブロムシュテット盤が好く、一方、音楽の奔流に身を任せて共に流れてやろうと言うのならばアーノンクール盤に軍配があがる、と言うところだろうか。

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