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January 07, 2005

狛犬が面白そうだ

初詣は正月の三日に済ませた。 浅草、川崎、原宿辺りのメジャー神社の混雑振りはテレビで観るだけで沢山である。 だから今年は近所の大戸神社を選んだ。 近くと言う事で、これまでにこの門前を何度歩いたか知れないけれど、実はここでお参りするのはこれが初めてなのである。 正月の三日と言うのに他に参拝者もあまり無く、もの静かなのが気持ち良い。 で、この日初めて気が付いたんだけれど、ここの狛犬って大砲の弾を抱えたデザインなんだ! それも昔風のまん丸な奴じゃなくて近代的な砲弾だから、妙に生々しく感じられて、一瞬ぎょっとしてしまう。

気になる狛犬1

街道と狛犬見て歩き

川崎の歴史散歩

大戸神社に限らず、あちこちの神社に歴史的、美術史的に貴重な狛犬が残っている。 そんな狛犬を調べてみたら、さぞ面白いだろうと思う。 それぞれが地域の歴史に結び付いていて、薀蓄の傾け甲斐もありそうだ。 なにしろ昔から一つっところに鎮座まします訳で、しかも石造りだから堅牢無比。 苔生していたら、それはそれで趣になる。 落書きやら、傷付けられていたりしたら悲しいけれどね。
狛犬は、元々は高麗から渡って来たんだろうけれど、よく見るといろんな形態をしていて、日本に根付いてから長い年月の間に様々に分派して行ったって感じだ。
それぞれの意匠は、注文主の意向なのか、それとも造った石工のスタイルなのか。 ともあれユニークな狛犬を見つけると、ちょっと嬉しくなる。 神社側でいわゆるフツーの狛犬を頼んだつもりが、石工が妙に凝ったデザインに彫っちゃった、とか言ったトラブルだってあったかもしれないな。

平成十七年の正月。 大戸神社の静かな境内で砲弾と戯れる阿吽の狛犬は、日露戦争の勝利に沸く当時の空気を今に伝えている。

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