« 明日は本番 | Main | 情報は発信するもの »

December 25, 2004

山手111番館クリスマス・コンサート

山手111番館でのクリスマスコンサートから帰還した。
横浜市内、山手の高台には、開花の頃に西洋人が居を構えた、いわゆる「西洋館」が残されており、往時の雰囲気を今に伝える横浜の観光名所となっている。
どの西洋館でも、単に建物を見せると言うだけで無しに、日頃からコンサートや展示会などの企画を盛んに打ち出しているのが嬉しい。
今回我々が山手111番館でコンサートを持ったのもその内の一つで、西洋館の見学者が通りすがりに生演奏を楽しんで行けるような、気軽なコンサートを持ちたいと言うのがコンセプトの、アマチュア音楽家によるボランティアコンサートと言う位置付け。 これは、我々にとっては本当に得難い場と言える。
折しもクリスマスと言う事で、7つある西洋館はそれぞれ日、米、露、西など世界各国のクリスマスの飾り付けを展示していた。 山手111番館の場合はアメリカのクリスマスである。
1920年頃の建築と言うこの建物は、元々が個人の住宅であったと言うだけあって、例えばイギリス館などに比べれば小作り、ホームサイズと言う印象である。 勿論、往時のレトロな雰囲気はそのまま保たれており、コンサートの会場となった、二階まで吹き抜けになっているリヴィングは、かねて自分の思い描いていた「サロン的空間」の雰囲気そのままの素晴らしいシチュエーションとなっている。
ここでは、これまでに数回のコンサートを行っているけれど、観客動員数と言う点では、一階が満遍なく人々で埋まった今回が最高であろう。 演奏していて本当に有り難いやら、なんだか申し訳ないやら・・・
自分は C.P.E.バッハ のトリオソナタ G-Dur Wq.153 を、フルート+ピアノで演奏した。 ここでの演奏は聴衆の目の前・・・手を伸ばせば届く距離・・・で行うのである。 数十の視線をモロに感じて、流石にちょっと舞い上がった。 あちこちミスもあったけれど、まあまあ上手くいったのではないかと思う。 特に2~3楽章など、思い切り景気好く吹き進めたのが良かった。 それは、自分がこの曲に思い描いているイメージとは少し違うけれど、今日のこの場面、このお客さまの前では、こう言う方向で行くのが良かろうと判断したのである。 印象に残るメロディーの無い、二つの楽器の掛け合いを楽しむべき、むしろ玄人向きと言って良いかもしれないこの曲を、この場で演奏出来た事、拍手で迎えられた事がとても嬉しい。
終演後は中華街で打ち上げ。 台湾&薬膳料理を楽しむ。 年内は、もうオフの予定もないので、これは、このメンバーでの忘年会でもあるな。 皆さん良いお年を。 来年もよろしくお願いします。

|

« 明日は本番 | Main | 情報は発信するもの »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61645/2373922

Listed below are links to weblogs that reference 山手111番館クリスマス・コンサート:

« 明日は本番 | Main | 情報は発信するもの »